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【芸能・社会】

比嘉愛未「笑顔のきっかけに」 「どんど晴れ」スペシャル

2011年4月16日 07時10分

 NHK「どんど晴れ」のスペシャルに出演する(左から)ICONIQ、田辺誠一、比嘉愛未、宮本信子、林家正蔵=13日、東京都内

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 岩手県を舞台にしたNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」のスペシャル(総合、5月6・7日)の試写会が東京都内で行われ、出演の比嘉愛未、宮本信子らが出席した。比嘉が「このタイミングで皆さんにお届けするのは何か意味があります。思いやる心、絆を感じていただき、少しでも笑顔になるきっかけになれば」と東日本大震災の被災者を励ました。

 震災でロケが中止になるなどし、比嘉は「放送していいのか考えましたが、今だからこのドラマを届けないといけないと使命を感じました」と目を潤ませ、「(岩手に)直接行って何か励ましになることができれば」と語った。

 スペシャルには田辺誠一や林家正蔵らがゲストで登場。その一人で、仲居見習いの雪子を演じた歌手ICONIQは「被災者の方々は十分頑張っておられるので、頑張るのは私たち。精いっぱい毎日、毎日頑張っていくので『安心して、大丈夫です』と伝えたいです」とメッセージを送った。

 老舗旅館の若おかみ、夏美を約4年ぶりに演じた比嘉は「撮影前は、また夏美がおりてきてくれるか不安でしたが、初日に吹き飛びました。特別な作品で、夏美は役というより私自身です」と強い思い入れを見せた。

 旅館のおかみ役の宮本は「あまりにも(出演者の)絆が強いもんですから、スペシャルゲストの方を心配しましたが、大丈夫でしたね?」と思いやり、「芝居をしていて楽しかったです」と撮影を振り返った。

 スペシャルに先立ち、総集編がNHK総合で5月3〜5日に放送される。出演者が被災者のために書いた色紙が、番組ホームページに掲載され、盛岡市に送られる。

(共同)
 

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