【地震】食事はパン、おにぎりだけの避難所も…(04/16 00:05)

 東日本大震災で被災して避難所にいる住民への調査で、震災以来、一度も入浴できていなかったり、おにぎりやパンしか食べられないケースのあることが分かりました。

 政府の特別対策本部が先週、岩手、宮城、福島にある1000カ所あまりの避難所を対象にアンケート調査を行い、3割の回答がありました。水道、電気、ガスが利用できる避難所は7割に上りますが、4カ所の避難所ではまったく利用できず、燃料も著しく不足しているということです。また、毎日の食事がおにぎりかパンのみという避難所も1カ所ありました。入浴については、3分の1の避難所が週に1回程度で、10カ所あまりが震災以来、一度も入浴できていないということです。政府は、回答のなかった避難所のなかにはより厳しい環境のところもあるとみて、対策を急ぐ方針です。

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