4月15日(金)、最新シングル「Magia」(アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」ED)が大ヒット中の歌姫ユニット「Kalafina(カラフィナ)」がNHKホールにて東京公演を行い、3月27日の大阪を皮切りに始まったKalafina LIVE Spring TOUR 2011 “Magia”ツアーのファイナルを飾った。このツアーのライブおよびグッズの収益金は、日本赤十字社を通じ、東日本大震災の被災者の方々に送られるとのことだ。開演前に行われた公開リハーサルと、インタビューの模様をお届けしよう。

 ステージ上のスクリーンは黒と青に彩られ、中央に、ツアータイトル「Magia」の文字が白く浮かび上がる。1曲目「Magia」の重厚なオープニングと女性コーラスが鳴り響くと、異世界への扉のようなスクリーンが開き、Kalafinaが現れた。激しいギターやドラムスをバックに、ひとつひとつの言葉に祈りを込めるように力強く歌い上げる。
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 2曲目の「輝く空の静寂には」(アニメ「黒執事II」劇中歌)では雰囲気ががらりと変わり、白いスモークに包まれながら、哀しみのバラードをしっとりと聞かせた。3人の透き通ったハーモニーがNHKホールに響き渡り、ツアーファイナルへの思い入れが伝わるリハーサルとなった。
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IMG_0440 公開リハーサルの後、ライブ直前のKalafinaの三人に、お話を伺った。

−−今日のライブへの意気込みをお聞かせください。

Wakana: 無事に大阪・富山・名古屋とライブを終えることができてほっとしているんですが、今日の公演を最後に「Magia」ツアーは完成すると思っているので、素敵な音楽のMagiaを見せたいと思っています。

Keiko: 会場でもらったエネルギーを次につなげていくというツアーだったと思っているので、今回、NHKホールに来てくれたみんなのエネルギーを全部ぶつけて。あとはいつもと変わらず、素敵な音楽を届けられればなと思っています。

Hikaru: 最終日ですが、1公演1公演を大切にやろうという気持ちは毎回持っているので、その気持ちを忘れずにやりたいと思っています。このツアーで「皆さんを笑顔に」というのをHikaruの目標にしていて、一人でも多くの方が笑顔になって帰っていただけたらなって思っています。