広島県熊野町の筆の里工房で開かれている展覧会「筆の心　片岡鶴太郎の世界」（中国新聞社など主催）の来場者が15日、１万人に達した。

　開幕から33日目で到達した１万人目は、東広島市の会社員江村勝博さん(52)。長女(22)と訪れた。工房を運営する筆の里振興事業団の木谷健理事長から展覧会の画集が記念品として贈られた。

　展覧会は俳優や画家など多分野で活躍する片岡さんの日本画や陶器作品計86点を展示している。５月８日まで。月曜日休館。筆の里工房＝電話０８２（８５５）３０１０。

【写真説明】木谷理事長（左）から記念品の画集を受け取る江村さん