diffファイルの項目詳細
実行ファイルに当てるdiffパッチの種類・内容について詳しく見ていきましょう。
1、diffパッチの種類
クライアント実行ファイルに当てるdiffパッチの種類は相当数あります。しかし、効果がイマイチ分からないパッチも多いのではないでしょうか。
今回はdiff作成チームが用意した解説テキストを元に、各diffパッチの内容を紹介します。
パッチタイプ
パッチはその内容によって5つの種類に分けることができます。
それ以外にも、特定のクライアントだけに適用する種類のパッチもあります。
プレイ環境に関する項目に対して修正を加えます。
実行ファイルに規定されたプログラム動作に対し、実行させるかどうかを決定したり、その機能を調整したりします。
オリジナルデータを使用できるように各項目を調整・拡張します。
実行ファイルには本来用意されていない機能を新たに追加します。
ゲーム内で使用するオプションコマンド(/q2、/aura など)を、デフォルトでON・OFFのどちらかになるよう指定します。
その他のパッチ区分
パッチ名の後ろに「(Recommended)」がついているものは起動に必要なパッチが含まれています。それぞれの内容を把握するまでは全てONにしておくことをオススメします。
この項目は、不必要になったか新しいものに代替されたかで、現在は削除されたものが大半です。必要のある場合にのみ適用します。
この項目は完全な動作確認がとれたものではありません。パッチを当てると予期せぬエラーが発生する場合があります。人柱希望の方はどうぞ。
パッチグループ
パッチによっては効果が複数存在するものがあります。その場合は同種のパッチ群から1つを選んで設定します。たとえば、以下のパッチがそれに当たります。
[UI](1) Allow Chat Flood (50 lines)
[UI](1) Allow Chat Flood (100 lines)
[UI](1) Unlimit Chat Flood
これは「何回まで連続して同じ発言ができるか」という設定です。本サーバーでは3回までですが、設定によって25回、50回・100回・無制限と変更することができます。
パッチタイトルの前にある(1)は、グループ番号を表します。この番号が振ってあるものの中から一つを選んでください。
2つ以上同時に設定しようとすると「1つだけにしてくれ」という注意表示が出てきます。
2、diffファイルの項目一覧
さて、いよいよ実際のdiff項目について見ていきましょう。
数が多いので、目的のdiffのみをチョイスすると良いかもしれません。
以下のパッチリストには、既に使われていないパッチや特定のクライアントにのみ存在するパッチなど、様々な種類があります。
必須と書かれたパッチが全てのdiffファイルに存在するわけではありません。使用するdiffファイルに記載されていないパッチは、その実行ファイルでは必要が無いという事ですのでご安心ください。
[Fix] Aura Crashfix
開発者説明では「自前のオーラエフェクト使うときに調整かけるやつさ、ハハッ」と書いてありました。あまり必要ないのでしょうか。
これを適用しなくてもカスタムエフェクトの実装ができますし、適用しない事でバグが発生した経験はありません。何に使われているんでしょうか……。
[Fix] Fix Client Freeze Langtype 1+
「言語タイプを1以上に設定したらクライアントがフリーズする」という場合に適用します。
言語タイプは、クライアントフォルダにある「clientinfo.xml」の中で作成されたlangtypeタグで判断されます。ちなみに日本語はlangtype「2」です
このパッチは当てなくても起動できます。
言語タイプを0に設定している際にエラー検出訂正を行わないようにします。日本語の言語タイプは2ですから、あまり関係ないでしょう。
eAthenaのソースコードを元にしたマップサーバーを使用する場合にログインパケットを調整するものです。現在は必要ありません。
[Packet](11)_Disable_Login_Packet_0x2b0
言語タイプ0の場合にのみ、ログインパケット「0x2b0」を使うかどうか決定します。使う場合は上段、不使用の場合は下段を適用します。このパケットにはMACアドレス(=LANカードなどに物理的に割り振られるID)や、送信パケットの暗号化などの情報が含まれます。
開発者説明では「eAthenaじゃ暗号化はサポート外だしね。まぁ、必要なけりゃ使わない方がいいんじゃないかな」と書いてあります。どちらにしろ日本語環境では必要ありません。
開発者曰く、「現在は「0x64」というパケットが使用されているかも」とのことです。
重力エラーが発生した際の表示メッセージをdiffチームが用意したものに変更します。バイナリデータがズラズラ表示されるアレですね。正直、あまり見たくありません。
当てても当てなくても良いです。
コレ↓
表示されるフォントサイズをちょっと小さいものに変えます。だいたい11ptの大きさに見えます。
[UI](1) Allow Chat Flood (50 lines)
[UI](1) Allow Chat Flood (100 lines)
[UI](1) Unlimit Chat Flood
同じ発言を何回繰り返せるかを決定します。パッチを当てない場合は3回までですが、パッチを当てることで上から順に25回まで・50回まで・100回まで・無制限と、発言可能回数が増えます。
文字を入力するチャット欄の入力制限について、半角70文字までのところを半角234文字まで入力できるように拡張します。
バトルモード・通常モード共に、オープンチャットの部分に反映されます。
文字を入力するチャット欄の入力制限について、半角70文字までのところを半角221文字まで入力できるように拡張します。
これはパーティーチャットの部分に反映されます。
文字を入力するチャット欄の入力制限について、半角70文字までのところを半角234文字まで入力できるように拡張します。
これはチャットボックスを立てた中で発言する部分に反映されます。
入力文字数が半角24~28字を超えるような長文で、それより後ろのどこかに「:」が含まれている場合、クライアントが強制終了する事があります。それを回避するパッチです。
ゲームのウインドウタイトル部分(画面上部の青いバー)に、「使用クライアントの日付 + by diff team」と表示されます。そこはかとなく宣伝臭がただよってきますね。
適用しない場合は「Ragnarok」と表示されます。推奨パッチとされていますが、別に当てなくても問題ありません。
ウインドウタイトル(画面上部の青いバー)にアイコン画像・最小化・最大化・閉じるのアイコンを表示させます。
通常のウインドウのように最小化できるようになるため、便利なパッチです。
[UI](2) Enable Aura over lv99
レベル99になった時の(3次職以外)オーラエフェクトの表示方法を変更します。
上段はオーラエフェクトを表示しなくなり、下段はレベル99を超えてもオーラエフェクトを表示し続けます。
「manner.txt」に記載された単語を発言しようとすると、通常は発言が規制されます。このパッチを当てるとその規制が外れます。
ゲーム内で入力できる文字種類の制限を解除し、文字コード「ASCII」が使用できます。
開発者曰く、「英語以外を使ってるプレイヤーにとっちゃ、マジ理想的なオプションなんじゃね?」との事。でも、日本語で普通に会話する分には必要ないんですよね。
アゼルバイジャン語とかでガンガン会話したい人はオススメです。Salam ëlëyküm,Çox sağ olun!
韓国で実装されている国旗エモーションを表示させます。「ctrl + 1~9」の9種類です。
言語タイプ1以上の場合、クエストウインドウの表示を許可します。ウインドウは「ctrl + U」で開きます。
REクライアントであればこのパッチを当てなくてもクエストウインドウが開けます。
実行ファイルのデータを英語表記に翻訳します。韓国クライアント使用による文字化け表記を回避できますので、是非適用してください。
全ての言語タイプにおいて、クエストウインドウに用意されている全タブを表示させます。
REクライアントであればこのパッチを当てなくても全てのタブが表示されている気がします。
全ての言語タイプで、リニューアルされた取引画面(=お互いが了承しないと取引できないタイプ)を表示させます。日本では既に新しい取引画面に移行されましたから、今となっては言語タイプ0(iRO)の専用パッチですね。
基本ステータスを99以上にした場合、正常に数値が反映・表示されます。現在はこのパッチを当てなくても、Aurigaの設定によりドンドン上限を増やすことができます。
なお、キャラ選択画面では「255」までの表示となります。
接続人数を検索するコマンド「/w(/who)」を許可します。このパッチを当てなくてもコマンドは使用できる……ので、何か他に理由があるのかもしれません。
[UI](3) Enforce New Login Background ---- (Deprecated)
[UI](3) Black Login Background
[UI](3) Enforce Old Login Background ---- (Deprecated)
REクライアントではログイン画像の表示方法が変更されているため、それを正常に表示させるパッチです。
上段2つは画像を表示させ、下段2つは画像を表示させず真っ黒画面にします。
言語タイプ0・1・3・4・8・9・10・14以外の場合は上記パッチを当てる必要があります。日本のクライアントを使用する場合はパッチを当てないと真っ黒のログイン画面になりますので、一番上のパッチを適用しましょう。
なお、ログイン画像をオリジナルにする場合は用意した画像を12分割する必要があります。用意する画像のアスペクト比は、通常画面なら「4:3」、ワイド画面なら「16:9」にしてください。
現在の仕様では、ログイン画像はランダムに2パターンから選ばれます。このパッチを当てると、1つめに設定された画像だけを使用します。
ログイン画像として用意された2パターンのうち、2つめに設定された画像だけを使用します。
[UI](4) Fix Camera Angles (less)
[UI](4) Fix Camera Angles (FULL)
カメラの水平的な視点制限を解除します。適用すれば真横や真上に視点を大きく移動させることができるようになります。
極端に真上や真横の視点は画像の歪みを引き起こすため、このパッチはオススメしません。
本サーバーに採用されているプロテクト「nProtect GameGuard」によるメッセージを表示しないようにします。
通常はnProtect GameGuardを無効化して接続しますので、パッチの必要はありません。
必要ファイルが見つからない場合に出るエラーポップアップを表示しないようにします。クライアントが落ちるようなファイルエラーだと、無言のまま強制終了することがあります。
[UI] Change Gravity Error Handler (Recommended)を当てている場合は、エラー内容が表示されてから終了します。
なお、GM権限で全てのスキルを覚えた際に発生するファイルエラーはこのパッチで回避できるのでオススメです。
色データが見つからない場合のエラーを表示しないようにします。
髪色や服色を追加した場合、クライアントが表示できないようなカラーだとバグった色(もしくは真っ黒)になりますのでお気を付けください。クライアントが落ちるようなエラーは回避できません。
デフォルトのSS品質は75%です。これを95%の品質でSS撮影することができます。拡張子はjpgです。
「ctrl + PrintScreen」を押すと、BMPファイルとしてSS保存をできるようになります。
[UI](5) Increase Zoom Out 10x
[UI](5)_Increase_Zoom_Out_50%
[UI](5)_Increase_Zoom_Out_75%
[UI](5)_Increase_Zoom_Out_Max
ズームイン・ズームアウトの視点制限を解除します。見やすさの点からは、「2x」もしくは「50%」がオススメです。
望遠しすぎても何も見えなくなるだけですし、接近しすぎても服は透けません。
起動したときに、拡張子「bik」で保存されたオープニングムービーを流します。
bikファイルについては、こちらを参照してください。
参考サイト
http://www.radgametools.com/bnkmain.htm
(別タブ or 別ウインドウで開きます)
ログイン画面にアカウント作成ボタンを追加します。
クライアントフォルダにある「clientinfo.xml」の中でlregistrationwebタブを作成した場合、そこで指定したアドレスへと誘導するはず……なのですが、表示されたボタンを押してみるとクライアントが終了するだけです。
レベル255まで経験値バーが表示されます。クライアントの種類によっては、これが既に組み込まれているものもあります。
[UI](6) Skip Licence Screen (Recommended)
ライセンス表示をONにすると、クライアント起動時にlicence.txtの内容を表示します。
上段がライセンス表示ON、下段がライセンス非表示になります。通常は下段パッチを当てます。
……が、そもそもlisence.txtが無い日本クライアントの場合は当てなくても問題ありません。
なお、クライアントフォルダにlisence.txtを用意して上段のパッチを当てれば、ライセンス画面を表示させることも可能です。
[UI]_Ignore_Missing_File_Errorsを同時に当てておかないと、ライセンス表示時にファイル不足エラーが発生します。(強制終了はしません)
マレーシアROのライセンステキスト
license.txt
(別タブ or 別ウインドウで開きます)
死亡時、ジークフリードの証を所持していても復活ボタンが表示されなくなります。カイゼルに関しては復活ボタンの有無にかかわらず即復活ですので影響ありません。
ワールド選択画面をスキップします。ワールド分けする人はいないでしょうから、スキップした方が便利でしょう。
クライアントフォルダにある「clientinfo.xml」の中でdisplayタブに記載した名前がワールド名になります。ワールド名にマウスを乗せたときに表示されるサーバー名は、balloonタグに記載した名前です。
[UI](9) Use Custom Font
全ての言語タイプにおいて、表示されるフォントを変更します。
上段はArialを、下段はカスタムフォントで表示します。Arialは日本語表示できないので必要ないでしょう。下段は次項のパッチとほぼ同じです。
韓国クライアントのデータを使用する場合は使っても良いですが、日本語の場合には必要なさそうです。
公式で用意されたカスタムフォントを使用します。韓国では標準で使用されています。
……が、日本では使いません。韓国のクライアントデータを使用する際に必要になる場合があります。韓国のdataフォルダにある「12個のeotファイル」が、フォントデータです。
言語タイプ0の環境では、ギルドの職位表示が丸括弧「ギルド名(職位)」になっています。それを標準的な角カッコ「ギルド[職位]」に直すパッチです。
日本は元々角カッコなので必要のないパッチですね。
作成される実行ファイルのアイコン画像が逆毛アイコンになります。適用はお好みでどうぞ。
[UI](10) Enforce iRO Font
共にフォントサイズを変更するパッチです。上段は韓国クライアントのようなちょっと大きめのフォント、下段は国際クライアントのようなちょっと細めのフォント。共にフォントファイルを入れておかないと効果無しです。
エフェクトON・OFFを切り替えるコマンド「/effect」を、使えない状態にします。
[UI](B)_Other_Chat_Color_(xxxx)
[UI](C)_Main_Chat_Color_(xxxx)
[UI](D)_Your_Chat_Color_(xxxx)
[UI](E)_Your_Party_Chat_Color_(xxxx)
[UI](F)_Other_Party_Chat_Color_(xxxx)
[UI](G)_Guild_Chat_Color_(xxxx)
各チャットの文字カラーを変更します。青・水色・緑・黄緑・オレンジ・ピンク・紫・ターコイズ・赤・黄色・白の11色から選べます。
キャラクター作成時、ステータス割り振りの制限を外します。
これは非推奨です! 制限を外したい場合はAurigaの「char_auriga.conf」を確認してください。
クライアントフォルダにあるdataフォルダを最初に読み込ませ、その後data.iniに従ってgrfファイルを読み込ませます。
パッチの適用をオススメします。接続に必要なデータを入れておくと便利でしょう。
ただ、dataフォルダに入れるだけでは反応しないファイルもありますのご注意ください。
このパッチを当てると、使用されるユーザーインターフェイスメッセージを全て「msgstringtable.txt」から読み込みます。ボタン類に関してはgrfファイルから抜き出す必要があります。
なお、韓国クライアントのデータを使用しない場合はあまり必要ありません。(一応当てておいた方が無難です)
etcinfo.txtで指定された制限を外し、ロード画面をいくらでも用意できます。「Unlimited」とありますが、99が上限だったと思います。(未検証)
とはいうものの、表示したいロード画像のファイル数が分かっていればetcinfo.txtでその数を指定すればいいだけの話……。
オリジナルオーラエフェクトを使用します。
通常は「data/texture/effect/」にある「ring_blue.tga」と「pikapika2.bmp」を読み込みます。オリジナルオーラを使用するには、同フォルダに「aurafloat.tga」と「auraring.bmp」を用意する必要があります。
オーラエフェクトを構成するファイルは全部で3つあります。その3つ目は「freezing_circle.bmp」です。これはデフォルト・オリジナル共に同じ名前のファイルを読み込みにいきます。上書きするか、別grf に用意しましょう。
[Data](7) Enable Multiple GRFs
複数のgrfファイルが読み込めるようになります。上段のパッチは通常のdata.grfに加え、adata・bdataと名前の付いたgrfファイルが使用できるようになります。
下段のパッチは読み込めるgrfファイルを9個まで増やすことができます。読み込み順はdata.iniで指定し、先に読み込んだファイルが優先されます。
オリジナル要素を追加していくためには必須パッチです。
[Data](8) Use Plain Text Descriptions (Recommended)
RO内の各説明文を、どのファイルから読み込むか指定するパッチ。通常は下段のパッチを使用し、テキストファイルから読み込む。韓国データをエンコードしたファイルを使用する場合のみ上段のパッチを当てましょう。
日本のクライアントを使用する場合は、パッチを当てなくても問題無いようです。
公式で用意された服カラーを使用します。これは服カラーが選べなかった時代の名残パッチでしょうか。現在は公式カラー4色は自在に選べるようになっていますので必要のないパッチかもしれません。
REクライアント専用パッチ。コンパイルされてない状態のluaファイルを、コンパイル済みlubファイルよりも先に読み込む設定にします。
コンパイルされてないluaファイルを、拡張子名だけ「lub」に変更しても動作するため、パッチを当てなくても不便はありません。
パッチを当てた場合、拡張子をubかluaで統一しないとエラーが発生する可能性があります。
[Fix](13) Disable Multiple Windows
多重起動の可否を決定するパッチです。上段パッチで可能になり、下段で不可能になります。
実行ファイルをダブルクリックした際に、「パッチクライアント」や「アトラクションセンターログイン」を無視して直接ゲームを起動させます。これは必須パッチです。
ログイン画面で表示されるRagnarokのロゴを外します。
ログイン画面やその他で表示されるGravity社の広告を外します。日本のクライアントには韓国の広告データが一部入っていませんので、パッチを当てないとエラーが発生します。(強制終了はしません)
キャラクター作成時に、4文字以下でも作成できるようになります。
ユーザーIDを決める際、4文字以下でも作成できるようになります。
パスワードを設定する際に4文字以下でも作成できるようになります。
韓国の株式会社インカインターネットが開発したセキュリティ「nProtect:GameGuard」を無効化します。必須パッチかと思いきや、別に当てなくても起動できちゃったりします。韓国では採用されていないため、韓国クライアントを使用する分には必要無いのでしょう。
なお、このパッチを当てても起動できない場合はセキュリティ回避用のdllファイルをダウンロードしてくる必要があります。(npkcrypt.dllとnpkpdb.dll)
上記パッチと同様、韓国の株式会社アンラボが開発したオンラインゲームセキュリティ「HackShield Pro for Online Game」を無効化するパッチです。このパッチは必須です。
パッチを当てないと、韓国クライアントに含まれるセキュリティ用ライブラリ「aossdk.dll」などを読みに行こうとします。
ちなみに、韓国クライアントからaossdk.dllとv3hunt.dllを持ってくると、パッチを当てなくても起動します。
(Sakexe用)実行ファイル名のチェックを防ぎます。チェックを付けておかないと、パッチを当てた実行ファイルが立ち上がらない可能性があります。
(Ragexe用)実行ファイル名のチェックを防ぎます。チェックを付けておかないと、パッチを当てた実行ファイルが立ち上がらない可能性があります。
(RagexeRE用)実行ファイル名のチェックを防ぎます。チェックを付けておかないと、パッチを当てた実行ファイルが立ち上がらない可能性があります。
実行ファイル名のチェックを防ぐものでしたが現在は廃止されており、RE用やSakexe用などに細分化されました。
[Fix](12) Enable 12 Character Slots (Recommended)
キャラクター作成スロットを拡張します。上段が9で下段が12です。Aurigaの初期設定では9となっています。12に変更する場合は「char_auriga.conf」の設定も変えましょう。
このパッチを当てると、キャラクターを削除するときにメールアドレスを入力せずに済みます。
Aurigaではvc_make.bat内に同様の設定箇所があるため、パッチを当てずともメールアドレスを無視した削除が可能です。
「clientinfo.xml」でservicetypeタグが韓国指定になっていても自動的に「アメリカ」を適用します。日本ではservicetypeタグで「japan」と指定しますから、別に外しても良いパッチだと思われます。
実際、外してもエラー落ちなどは発生しませんでした。
パッチを適用すると、Scroll Lockボタンを押せばチャット内容がセーブされるようになります。「/savechat」と同じ効果です。
デバッグ情報が表示されるようになります。普通は使用しません。
言語タイプ0ではテコン・ソウスリンカー・拳聖の3職が文字化けするため、これを英語表記に直します。
日本では必要のないパッチですね。
言語タイプ0にて、キャッシュポイントシステムを英語表記で追加します。日本には関係ないパッチです。
バトルモードのON・OFFを、スペースキーだけでチェンジするようにします。通常はエンターキーでもチェンジします。
NPC会話中に文字を打ち込む状態になったとき、文字が2つずつ表示されてしまう現象を防ぎます。
このパッチを適用すると、幻覚エフェクトを無効にします。便利ですね。
ログインパケット「0x2b0」を使用したパスワード暗号化を不使用にします。
このパッチを当ててから言語タイプを10にセットすると、多言語表示が可能となります。中国語・英語・アラビア文字と表示されるようですが、バグも多いようです。
特に必要のないパッチですね。
[UI] Disable Charname Chat Parsingと同様、「:」を含む長すぎる文章を受信すると強制終了の可能性があるため、それを回避します。
言語タイプ1以上の場合、取引ウインドウの表示で強制終了されるのを防ぎます。
外部公開する際に、IPアドレスではなくDNSアドレスを設定する事ができます。
固定IPを持たない回線環境や、生IPを知られたくない場合には大変便利なパッチです。
LAN内PCや外部から接続するために必要なパッチです。1台のパソコンでオフラインサーバーを楽しむ分には必要無いパッチです。
[Auto] ON by default /Quickspell
[Auto] ON by default /Quickspell2
[Auto] OFF by default /Aura
[Auto] OFF by default /Skillfail
[Auto] OFF by default /Loginout
[Auto] ON by default /Shopping (Recommended)
[Auto] OFF by default /Notalkmsg
[Auto] OFF by default /Notalkmsg2
[Auto] ON by default /Notrade
[Auto] ON by default /Window (Recommended)
[Auto] ON by default /Showname (Recommended)
[Auto] ON by default /Loading
それぞれ、各オプションコマンドの初期設定を変更できます。
フレームスキップ機能OFFを基本状態とします。ONにすると、スペック不足のPCでもある程度動作します。
Xrayクライアント専用diffに記載されています。「キャラクター作成時に選べる髪型」が43種類になります。実際に使用できる髪型の総数は、別途Xrayテキストとmmo.hにて設定しましょう。
Xrayクライアント専用diffに記載されています。「キャラクター作成時に選べるヘアカラー」が251色になります。上記のパッチと合わせて、「251 hair colors - & - 43 hair styles pack」というセットに対応しています。
Xrayクライアント専用diffに記載されています。ホムンクルスIDと傭兵IDを拡張します。
使用できる髪型の種類を127まで増やします。実際に使用する数はmmo.hで設定してください。このパッチを当てると、RO内の髪型の順番が本来のファイル名順になります。
[Add] Enable 127 Hairstylesと同時に使用することが多いパッチです。かなり特殊な挙動を行うパッチですが、パレットファイルの数を10分の1程度に減らせるため大変便利なパッチです。
なお、実行ファイルの日付によってはエラーが発生します。
キーボード配列などにより「@」のような特殊文字が打てない場合、このパッチを当てることで改善することがあります。
ナグルアルゴリズム(=データをある程度まとめてから一括して通信する方法)をOFFにすることで、データ送受信をスムーズにします。ラグが解消される場合もありますが、PCのスペックによってはエラーをはき出す可能性があります。
クライアントの実行ファイルデータのバージョンを変更させるのでしょうか?私は使用したことありません。
「[UI] Ignore系」のまとめパッチでしょうか。使用してみても何が変わったのかよく分かりませんでした。
実験要素として追加されています。これは職業表示が自動的にフランス語に翻訳されるのでしょうか。どちらにしろ日本では必要なさそうです。
これもフランス語翻訳パッチですね。インターフェイスの文字列が翻訳されるのでしょうか……?
このパッチを当てることで、頭装備に割り振られるView値を2000まで拡張できます。これにより、多くのオリジナル頭装備を実装できるでしょう。
このパッチは当てない方が良いです。環境データが保存されているレジストリを変更するパッチです。専用の「Setup.exe」を用意してからパッチを当てる必要があります。
レジストリをいじるので、オススメしません。
3、よくある質問と答え
Q
パッチを当てたら、ダブルクリックしても何の反応もない!
A
パッチによっては、起動時に必要ファイルをチェックするものがあります。そのため必要ファイルがなければクライアントは起動されません。
エラーメッセージを無効にするパッチを当てている場合は、それを外すことで原因特定につながるかもしれません。
大抵は「lua files」のバージョン違いやファイル不足になります。もしくは、nprotectによるセキュリティが働いている可能性があります。
(Recommended)とついたパッチを全て当てることで解消する事が多いです。
Q
クライアントを起動したら、「OK」というポップアップだけが表示されますよ?
A
「Disable 1rag1 & 1sak1」のパッチを外していませんか。起動に必要なので当てるようにしましょう。
Q
クライアントを起動すると「Setup.exe」が立ち上がりますが……
A
「[Fix]_HKLM_to_HKCU」のパッチを当てていませんか? 特に必要が無ければ外してしまいましょう。
HKCUを読み込むためには「Setup.exe」に対して必要なパッチを当てましょう。ですが、レジストリをいじることになるためオススメしません。