자막 없으면 에리오 대사 알아듣기 상당히 곤란할듯..
〈(エリオ)宇宙人の見守る町で〉
〈とある少女が 世界中に電波を〉
〈ピピピと飛ばしていました〉
〈ピピピ ピピピ〉
〈はるかな宇宙を 追いかけて〉
(真)すみません あッ…
(女子中学生)どうぞあッ どうも
〈プラス1ポイント〉
すみません
〈マイナス1〉
〈去年1年間の高校生活マイナス3〉
〈15年近く過ごした土地とさよならした〉
〈学園モノの主人公がよくたどる両親が海外赴任〉
〈卒業まで あと2年の息子は父親の妹さんの家へ預けられる〉
□お急ぎのお客様は降りました 向かいの…
〈で 俺は今人生の絶頂を迎えた気分〉
〈転校先は都会〉
〈クラスの女子が10人以下ってことはあるまい〉
〈叔母さんには夫も子供もいないらしい〉
〈しかも働いているまあ 当たり前だ〉
〈つまり 独り暮らしも同然〉
〈青春反抗期 真っただ中な高2男子から〉
〈なけなしの小遣いと安っぽいプライドを〉
〈根こそぎ搾取する 魔性の環境〉
〈ひねくれものの神龍が味方しているとしか思えない〉
〈健全な青少年の育成という大人の願いは かなえられない〉
(真が軽く噴き出す)
〈優越感〉
〈テスト期間 解放後にみられる〉
〈緊張が解け出すときの残しに似ている〉
〈三半規管が程よくイカれた〉
〈波に揺られる感覚ってヤツなんだろうか〉
□まもなく電車到着いたしますお出口は左側です
(バイブレーター着信)
分かるかよ
(女々)真君?
真君 だよね?
あッ…
あッ はいご指名の丹羽真です
どうも どうも
しばらくの間お世話になります
〈あ~ ぎくしゃく〉
いえいえ こっちこそ ねッ
あッ 名刺とか渡しちゃおっかな
藤和女々ですご丁寧に
名前 変わってますね
芸名か源氏名通り名にリングネーム
大穴で 内なる2Pキャラのこの世界での
仮名って線もありますけど
本名なんだな~ これが藤和女々
ジョジョ って呼んでくれてもよくってよ
高校って近いんですか?
(女々)う~んと自転車で15分くらい真君なら もっと早いかな
ヘ~イ!
〈なぜ 前に?〉
〈都会は金物臭そうだ〉
〈土臭い地元よりはいろいろ期待できそう なんて〉
ようこそ 宇宙人の見守る町へ
あッ ちょっと引いた?
ここUFOの目撃情報とか多いのよ
フロリダ州的っていうの?
はあ
〈ひょっとして エイリアン信奉者?MMR直撃世代か?〉
はい ここが真君の第二の家よ
えっと… よろしくです
こっちこそ よろしく
(小声で)ホントごめんね よろしくうん?
ただいま
散らかってないからどうぞ上がって
狭いのは勘弁してね
〈ちょっと待て スリッパ履く前に爽やか笑顔の前に〉
〈気にかけることがあんたの足元にあるだろう〉
〈これから毎日 俺を見送り出迎えてくれる玄関に〉
〈何か ちくわみたいなのがいた〉
あッ…
う~ん?
もう 遠慮してるの?そういう他人行儀なの…
よくないぞッ
あらッ 似合わなかった?
いや まあ…それでいいのよ
ギャップ萌えキャラ 目指してるの
知ってる? 萌えっていや まあ…
おばさんなのに力道山を素手で倒せる
みたいな人のことよ
〈そうじゃねえよ〉
〈突っ込める自分がいささか悲しい〉
真君の部屋は 階段上がってすぐよ何か不都合があったら言ってね
〈本当に言っていいんだろうな?〉
〈丁寧語 省いてマシンガントークすんぞ〉
いえ 住まわせていただければ満足ですよ
何だ あの布団す巻き人間
どういうことよ イテッ
今日は奮発してみましたお~
・(女々)明日から平日の夕食 一緒っていうのが難しそうだから真君 料理はできる?
まあ 包丁使わない料理なら
アハハハッ 男の子だどうしたの? キョロキョロして
見えてはいけないのか見てはいけないのか
悩ましいものが右端に少々
幽霊って必ず左端から出てくるそうね
そんな科学とスピリチュアルの境界話を夕げの花に添えたいわけではなく
回りくどいことは苦手だからはっきり言います
もう求婚?誰がヒヤシンスの話をした!
あなたは 俺に嘘をついています
嘘 真君が嘘を暴く
字面にしたらカッコよさそうね
あッ 確かに いや
叔母さんは独り暮らしではありません
な 何だって~どういうことっすか
もう空腹なのにちょっと背伸びして ご立腹ですよ
それは 胃けいれんを起こしそうな努力の結晶を抱えているのね
私が嘘をついている証拠はあるのかしら?
証拠?うん
はい 証拠
あら まあ
遠回りは苦手なんですよ何です? これ
それを語るには 少し遠回りな話をしなければいけないわ
じゃあ 説明よろしくこれの
コホン 1900年代の初めアメリカのとある田舎町に
黒雲のようなものが…そういう前フリ抜きで
ふう 若いっていいわ
事をせいても 若さって一言で好意的に済まされる
叔母さんがスーパーの安売りで特売品を買おうと頑張ったら
冷めた目で見られるもの
それは 目の血走り具合の差では?
とにかく ナスが1袋15円だろうと
ひき肉のタイムバーゲンがいとおしかろうと
そんなこと関係ない 問題は…お料理 冷めちゃうわ
まっきゅんはよ食べんとあかんねよ
うっさいわ 何語だよ!
うえッ 痛ッ
うわ~ッ
今のは 4度の原ナイ接触に反応し
防御機能が働いたの
えッ?
本質の意識と意思を見失った
有象無象の観察物体が気安く私に触れるのは許されない
原始的集合体である責を見失ったタンパク質の集合体
それが あなた達
すみません 訳してください
はじめまして と言ってるのよ
〈あんたの翻訳力は〉
〈人の話を聞かないという条件付きで 名人級だな〉
私の娘 藤和エリオよ娘?
娘って何ですか?マイ ドーター
突っ込みづらいんで文章量 増やして会話して
そして ユア ドーテーうっせえよ
田舎は出会いが少なかったから…独り暮らしはどうした!
独りで暮らしてるふうな態度を
真君に会ってから一貫させてみたじゃない
ああ えっと…
何か ご不満?
いや まあ
何で見ないふりしてるんですか とか
とりあえず お前はしつこい
ぬわ~ッ
〈布団のパンツなんか 布の延長だ〉
くそッ 違う何かが違うんだ
ねえ 真っち「ち」って…
いなくなった夫の名はジョージ妻の名はマリア
何事もなかったかのようにヤオイさん話を続けないように
アハッ 真君とすっかり打ち解けてしまった
ホントにね
・(女々)これからは家族二人で仲良く暮らしましょうね
二人?ワン ツー
あのコロネみてえなのは?
うん あれ?気にしないで
〈どんな親子だよ〉
あッ じゃあ旦那さんは?うん? ジョージ?
いつ あんたはマリアになったんだ
自我と欲望を拡大したヒュウセイヒの背徳者に
修正プログラムを注入!
キョエ~ッ!
(エリオの悲鳴)
〈若干すぎる問題を残しながらも〉
〈翌日から学校は始まり俺は転校生となる〉
(携帯電話の目覚まし)
(目覚ましを止める)
わあ~
うわッ
〈冷静に事態をとらえれば〉
〈女の子と一つ屋根の下ってことなのかな〉
〈でもな~〉
〈ちくわにメスオスはねえべ〉
うわッ 大丈夫か これ
うん?
うわッ
文字だけ って
叔母さん無駄に頑張って書いたな~
丹羽真ですえっと よろしくお願いします
〈転校生とはいえ 4月の新学期〉
〈クラス替えの延長みたいなもので大して注目されることもない〉
〈かわいい子の率を探るべく〉
〈教室内を吟味してホームルームは終了〉
〈午前中で帰宅〉
近いうち メンテしてやらないとな
俺って 物にも心があるとか考えてるのかね
ただいま
宇宙がベクトルを見誤っている
〈電波だ〉
お~い
ただいま帰ってきました
あッ 俺はね 丹羽真
いとこになるのかな よろしく
地球は狙われている
はッ?
地球は狙われている
地球は狙われている?あッ そう
分かった 分かった
何を理解すればいいかさえさっぱりだが 納得してみた
音 下げろ
お前さ 本当に俺のいとこ?
つーか 女々さんの娘?本当に
いとこ 両親の兄妹の子
甥 姪同士
転じて それに近しいものを比ゆ表現する際にも用いられる
例文 目の前のコイツはクマムシのいとこのような顔をした男だ
辞典丸暗記のふりして人をおとしめるな
俺の顔 見たことないだろ
質問に答える気はなさそうだな
とにかくしばらく一緒に生活するわけだな
(エリオがつぶやく)
で ここで何してんの?
宇宙からの物質転送を待ってるの
頭 大丈夫ですか?
転送完了時刻まで 2分7秒
〈2分7秒?絶対適当に指定したな〉
(チャイム)
毎度 ○○ピザです
おいくらですか?1400円です
随分と身近な宇宙だな
あれなら俺の田舎にもいたぞ
宇宙とは人類に最も近い希望である
あ~? 宇宙とは人類に最も近い希望である?
いいこと言った風味に仕上げんなよ
全然かえしになってないし
あッ おいゆっくり歩け 危ない…
おおッ
はい どうも
〈この電波娘料金の概念はあるようだ〉
〈そもそもピザを注文できる時点で〉
〈最低限の社会適応は可能なのだろう〉
〈布団に巻かれたままピザを食するというのは〉
〈コイツが言動の節々とで宇宙的を志そうと〉
〈中身が重力大好き地球人なので不可能なはず〉
〈つまり 布団を外すわけで〉
はッ?
〈人類の礼儀作法から かけ離れた栄養摂取を見せつけられた〉
(真のおなかが鳴る)
残りはどうするんだ?
いとこの現在査定なら譲ってもいいけど
じゃあ 割り勘で
いただきます
(電話のベル)
はい もしもし 丹羽ですけど
℡(女々)あら あなたもう帰ってたの?
℡シンちゃん ひど~い誰がシンちゃんだ
某野原さんちの子みたいだからやめてください
℡昔はあなたも あんな感じだった嘘つけッ
℡ご飯はもう食べた?いえ まだ
℡叔母さん まだ帰れないからご飯は好きに食べてちょうだい
分かりました娘さんはどうするんですか?
℡さあ 真君も気づかなかったことにしておくのが賢明かも
そういうわけにも いかないでしょ
℡それなら任せちゃおうっと私 知~らない
(電話が切れる)
あんた本当にアイツの実の母親ですか
なあ えっと…
夕飯どうする?あッ 普段はどうしてる?
常時なら 宇宙より飛来した食物で夜間活動分も摂取するけど
今日は いとこに栄養源を譲ったから
活動時間を短縮中
あ~ ピザを譲ったから夕食がないと
はいはい じゃあ自炊とか…
何か買ってきましょうか ねえさん
査定能力を養われていないと見受けるいとこが
私を満足させる物資調達を遂行することは
不可能と判断された
〈布団を外そうとしたらすっげえ暴れたので〉
〈諦めて そのまま突っ込んできた〉
〈ご町内の平和を質実剛健に守ってくださる〉
〈ポリスマンと鉢合わせたら間違いなく補導される〉
〈布団の宅配員と間違われることを祈るばかりだが〉
〈コイツ 足生えてるしな〉
〈年はいくつなんだろう 学校は?〉
〈何だか いろいろ疑わしい〉
〈そもそも親戚が誰一人 認知していないなんて〉
着いた~ もう腹限界う~ う~
一緒に店内に入るなら 布団外せ
その格好はルール違反だ
第二種調査員の私の姿を公にさらすのは
査定に対する平等性を失わせる恐れがある
そうかその仕事意識には頭が下がるから
そこで おとなしく白い花を咲かせていてくれ
でも 臨機応変に対応することが一流調査員の証しではあるので
ほう つまり?
カゴから尻を引っこ抜かれざるを得ない
あ~ッあッ
手伝ってくださいとか言えばいいのに
〈月と高ルクスの光の下に〉
〈何か地球外生命体みたいなのがいた〉
お前は何だ? 宇宙人か?
竹やぶに突き刺さっているお姫様か?
宇宙人
うん?
う うわ~ッ
私が 私が…
何だよ おい
宇宙人!
ピザのトッピング
いとこに私の秘密を明かしておこうと思う
あなたには素養がありそうだから
うん ああ… 何?
地球は狙われている
私は宇宙人の血を引く調停監査官
与えられた使命はこの町の人間を
地球人類の総括として査定すること
そして宇宙側の人間が地球に接触した痕跡を隠滅する
という 二つの役回り
町は 宇宙人のテストの場としてしか機能していない
地球の引力からの解放区でもある
〈神が与えたペナルティーだな〉
〈外見で ひいきが過ぎたから〉
〈言動挙動にてマイナス修正を加えられてる〉
〈はあ では言ってみましょう〉
〈腹の底いらずの淡泊なセリフでサン ハイ〉
あっそ
〈というわけで〉
〈俺は 藤和エリオと知り合ったのであった〉