2011-03-18 15:35:26

福島原発設計者の告白「大津波は想定せず設計」「私自身も原発を設計したので極悪人だ」

テーマ:原発問題

 ※「連合通信・隔日版」(2011年3月17日付No.8438)からの転載です。連合通信編集長は、この記事を配信するにあたって、「原発事故をめぐる報道では、『安心』を強調するものが目立ちます。不必要な不安をあおるのは論外ですが、現実は正確に見るべきです。原発設計者らの分析・見解を紹介します」とコメントしています。同感です。(★「連合通信」の購読申し込みはこちら


 「大津波は想定していなかった」/福島第一原発の設計者明かす/原子力資料情報室の記者会見で


 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故に関して、NPO法人の原子力資料情報室は3月16日夜、都内で記者会見を開いた。このなかで、同原発の設計を担当した元東芝の小倉志郎氏が「設計条件に(今回のような規模の)津波は想定されていなかった」と告白。日本の原発の「安全神話」がいかに虚構であったのかが明確になった。


 ●甘すぎた設計条件


 小倉氏は会見で、福島第一原発の第1~3号機と5~6号機の設計を担当し、主に災害時の消火システムを手がけたと自らを紹介。そのうえで、今回の大震災が「原発の設計条件をはるかに超えるもの。非常時に備えたシステムを多重に仕組んでいたのに、全く稼動していないことに驚いている」と語った。


 具体的には、設計当時に耐震基準を決めた際に「マグニチュード8.0以上の地震は起きないと言われた」と明かし、大津波についても「(設計条件に)与えられていなかった」と述べた。「その後、東京電力と東芝で大津波に耐えられる設備増強を検討したが、大丈夫との結論が出た。そのときの津波想定も今回の震災よりもはるかに小さかった」とも語った。


 ●地震立国を加味せず


 甘い設計が許された背景については、福島第一原発が日本で初期に建設されたことを挙げた。設計自体を米国原発メーカーのゼネラル・エレクトリック(GE)社に依存した状態で、「乱暴な言葉を使えば、国内の技術者は無知に近いレベルだった」と発言。「その後に東芝独自で設計した部分も、GE社の規格を踏襲してしまった」と語り、地震が多発する日本特有の条件がほとんど加味されていなかった事実を暴露した。


 会見は日本外国特派員協会で行なわれ、各国の報道機関の記者が参加。小倉氏の告白に対して、厳しい質問が投げかけられた。


 ●厳しい指摘相次ぐ


 米国人記者は「福島第一原発が建設される前の1960年にチリ地震(マグニチュード9.5)が起きていた。なぜ設計で考慮しなかったのか」と指摘。放射能漏れの原因は津波で核燃料を冷やすシステムが失われた点にあるとして、「システム装置を原子炉よりも海岸近くに置き、地上にさらしていたのは疑問。外国の原発では(水が低いところへ流れる性質を利用して)冷却水プールを原子炉よりも高い場所に置いているケースが多い。なぜ低いところに設けたのか」と批判した。


 小倉氏は現在、新潟県の柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える立場。しかし、記者の指摘に対しては「まったく同感」とうなだれた。


 ▼〈用語解説〉/福島第一原発
 福島県大熊町、双葉町に位置し、東京電力が1971年に営業開始した。日本で最も古い原発の一つで、計6機の原子炉があり、各炉に69~94トンの核燃料を抱えている。3月16日に白煙を上げた3号機では、昨年9月から使用済み核燃料を再利用して発電する「プルサーマル」が実施されていた。



 〈緊急連載〉/福島原発で何が起きているのか(上)


 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故は深刻な事態だ。一体何が起きていて、何をもたらそうとしているのか。3月16日の原子力資料情報室の記者会見で飛び出した専門家の見解を紹介する。


 ■「チェルノブイリが頭に浮かぶ」/

  元東芝原子炉格納容器設計者 後藤政志氏


 事故を防ぐ作業環境は悪くなっている。


 6機ある原子炉のうち、1号機と3号機は水素爆発で建屋がなくなり、2号機も原子炉を守る格納容器の一部に損傷が生じている。大震災の発生時は運転していなかった4号機でも、使用済み核燃料を保管するプールの水位低下による燃料の高熱化が原因とみられる火災を起こしている。5~6号機でも核燃料の熱が高まってトラブルを起こす心配がある。


 ●ヘリ放水の効果に不安


 事故原因は、核燃料の熱を取る冷却水を動かす電源が津波ですべて喪失されたことだ。核燃料は水で冷まし続けることではじめて放射能漏れを防げる。すでに原子炉周辺では多量の放射能が漏れているので、作業員は近づけず、原子炉の状態も把握できなくなっているだろう。(自衛隊の)ヘリコプターが原子炉に水をまいているが、上空も強い放射能があふれているはずで継続して注げるかどうか。余震の発生も心配だ。


 事故の規模がどこまで広がるか分からないが、少なくとも東京周辺に住む人は、低い線量でも被ばくを受け続けることになるだろう。それ以上の被害が出るかは、風向きなどの気象条件で変わるので不確定。ただし、私は(25年前の)チェルノブイリ事故を思い出さずにはいられない。


 ●原因は設計にアリ


 東京電力の事故後の対応には問題もある。原子炉の爆発を防ぐために圧力を減らそうと、ダクト(空気管)を開いたが管が細くて圧力がうまく逃げていない。本来は火災を消すために使う水を核燃料の冷却に回そうと管を新たに設けたが、あくまで臨時で信頼性は落ちる。


 しかし、そもそも問題は原発の設計段階で安全が確保されていなかった点だ。


 欧州では原子炉の格納容器内に放射能漏れを防ぐフィルターを設けているが、日本では「サイズが大きい」として採用が見送られてきた。その真の理由は「今回のような過酷事故が起こらない」と考えられてきたこと。「原発が地震や津波に弱い」との懸念は国内でも長く指摘されてきたのに、政府や電力業界は無視し続けた。


 ●「私も極悪人だ」


 東電は、柏崎刈羽原発が2007年の新潟中越沖地震で放射能漏れを起こしたのに、「安全は保たれた」として再稼動した。「悪い成功体験」が震災の想定を甘くして、今回の事故を引き起こした。


 私自身も原発を設計したので極悪人だ。今、現地で多くの人間が被ばくし、体を犠牲にしながら作業にあたっている。それを思うと心が痛んで…(涙で声が出ず)。

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コメント

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6 ■Re:結局

『莫大な被害を出している』

何人避難してるかわかって発言してるのか

7 ■無題

原発推進派は東京に原発を作る事に当然反対しないんだよな?それならここでグダグダ言ってないで誘致運動くらいしたらどうだ?

8 ■無題

①国、東電は正確な情報を公開。(許容できる放射線レベルも含め)
②自己解決は不能と思われるのでできるだけ多くの専門家に支援求め対応策を。
③避難地域・屋内退避地域に残された人の速やかな救出
④全国民の冷静な行動。
では?

9 ■Re:Re:結局

あなたは、原子力がクリーンエネルギーだと、お考えなのでしょう。しかし、そうでは無いことが、いかに危険なエネルギーかということが、今回露呈したのではないでしょうか。問題はアメリカによって推進されていた、日本の原子力発電だったと云う事です。日本には20年も前から、もっとクリーンな発電技術があるのに、アメリカの意向に屈して、独自の開発をして来なかった事に、国が新しい技術の確立にストップを掛けてきたことに問題があるのです。地球温暖化や自然破壊を誰も推奨してはいません。これでこの国のエネルギー政策も変われば良いですが…。

10 ■Re:Re:Re:結局

>名無し3さん

『莫大な被害でしょ』
だからその甚大な被害を具体的に書いてと言っているんだけど?
甚大だ!甚大だ!って騒ぎたいだけなのかな?

>おまえは経団連会長かさん
『何人避難してるかわかって発言してるのか』
何人原発で非難しているんですか?具体的なじ数字を出してください。

他人を否定するのは構いませんが、まっとうな数字も出せずに非難しているだけということに気が付きましょう。

現在分かっている被害は原発の爆発で東電関係の人が負傷しているのと、一部の人が基準をオーバーした放射能を浴びている(でも人体には影響ないレベル)、避難した人たちの放射能の汚染もほぼ一部の人でそれも人体に全く影響のないレベルです。

今後想定されるのは風評被害がメインになってくると思いますが、ここらへんは情報開示の問題であって、原発そのもの問題ではないんですよ。

原発自体ではなく、情報開示とコンテンジェンシープランの未整備が主な原因で、次の原因はここの人たちみたいにむやみに煽る人間が多くいるということが問題だと思います。

今回の被害でここまでのレベルでコントロールしている現場の人には感謝こそすれ、罵倒するべきではないと思います。

数字とその意味を理解することが出来れば「甚大な」という曖昧模糊なコトバを安易に用いることはないと気がつくものですがねぇ

11 ■Re:Re:Re:結局

>塚田 了さん

『日本には20年も前から、もっとクリーンな発電技術』
とは具体的になんなんでしょうか?
今の電力需要を支えるほどの発電技術があるとは知りませんで、ぜひ参考までに教えてください。

なお、私自身原子力発電は運用さえ間違わなればクリーンなエネルギーだと思っていますので。

もっと安全でクリーンな発電技術があればそれを利用すべきとは思います。

12 ■幻の原発大国

福島原発はしょせんアメリカの技術の猿真似だったわけですか。
しかも日本の過酷な自然条件を設計に盛り込んでいなかったとは、驚きです。
原発の安全基準を見直して、その基準に合わない日本全国の原発はすぐに改修すべきでしょう。
放射性物質汚染は、風評被害だけでも甚大なことでしょう。
心が痛みます。

13 ■Re:Re:Re:Re:結局

>名無し2さん
たとえば、煙突効果を利用したもの「トルネード発電」等と呼ばれていますね。超電導を利用したもの等、ちょっと調べればいくらでも出てきますよ。ご参考まで・・・。

14 ■原発いりません

甚大な被害が何件か出せ?だって。福島原発のせいで水道水にヨウ素が混入していて15万人が被害を受けている。福島のいわき市だけで。今の現状で。原発の事故を防ぐのに、ヘリを使って海水を落とす・・・当たるわけない。だけどやらざるを得なかった。炉心を冷却するのに必要な水の量はわからんが、海水を使用して、いいとはとても思えない。そもそも修理するのに放射線量が多くて近づけない。ということは壊れたら修理できないということ。必死に爆発しないように対応して、最終的にはチェルノブイリのように封印する?どうやって?封印できるの?できません。その場しのぎだけでしょ。国を滅ぼすような設備が国に必要か?これが安全なものでクリーンなエネルギーなんだって言えるのか?経済活動ができなくなるのと、人が滅亡するのとどちらを選ぶ?金と命どっち?貧乏でも人が生きていれば新しい発想が生まれる。新しい生き方ができる。原子力発電なんて世界中から無くすべきだ。これが原因で死んでしまった方に申し訳ない。

15 ■放射能

放射能は人体に影響のないレベル?体に蓄積されるのに?影響ないの?放射能がこれだけもれたことで影響がないと今わかる日本人は存在しない。これからわかるでしょう。

16 ■Re:Re:Re:Re:結局

>名無し2さん
まず発電技術について、私が考えるもっともクリーンな発電技術は、煙突効果を利用したものです。竜巻発電とか、トルネード発電とか言われています。これは、煙突を一本立て、地上と上空の温度差により空気の対流を起こし、それによってタービンを回すという、とてもローテクで安全なものです。このシステムですと、事故の要素が極めて少なく、コストパホーマンスにおいても、原発の100分の1ほどでてきてしまうのです。現在、ロシアのチェルノブイリで実証実験が行われています。このシステムですと、街中に発電所を作ることが可能になり、現在問題になっている送電ロスが0に等しくなるのです。いわゆる、電気の地産地消ですね。ほかにも地熱発電、超電導発電など、様々な発電技術があります。
原子力がクリーンなエネルギーとお考えの方へ。何かを燃やすと必ず廃棄物が出てきます。火力発電のために何かを燃やす、酸化させるとCO2やNOXが出てきます。これはマスコミなどで取り上げられて、皆さんよく御存じのことです。核も同じです。核を燃やすと核廃棄物が生まれます。これは、燃料だけの事ではなく、作業員の防護服から手袋、下着に至るまで、すべて核廃棄物です。それと高レベル廃棄物とを合わせて核廃棄物というのです。放射能かCO2と云う事でどらもクリーンではありませんね。

17 ■Re:原発いりません

>原発いりませんさん

『福島原発のせいで水道水にヨウ素が混入していて15万人が被害を受けている。』
相変わらず解っていない。
ヨウ素がまじっていて、発生した被害は何?そのヨウ素の混入量は致死や体に被害が発生するレベルなのか?

飛行機に乗ったら被爆するが、その被爆の被害を訴えているやつはいない。健康上の問題がない事象の変化を"被害"ということはおかしくないか?。
レントゲンだって、MRIだって同じこと。これによる放射能被害で死んだ人はいない。今回の半径30km以内の避難区域ではMRIよりも少ない数値しか出ていない

原子力発電反対!からスタートするからこんなヒステリックな対応しか出来ないんだよね。
本当にガソリン買い占めているやつや食料品買い占めているバカと同じレベルだって気がつかないものなのかな?

18 ■Re:Re:Re:Re:Re:結局

>塚田 了さん

トルネード発電やその他風力発電については安定的な電源供給や急激な電源供給に対応出来ない。それぞれが大きな電力を供給できないなどの課題がありますよね?

いろんな技術があることは知っていますが、現在の日本が技術立国として成立していくための電力を原子力以外で安定的に供給できる技術が無いのが現状だと思います。

単なる発電技術の議論をするのではなく、日本人が生活していく上で必要な巨大な電力を安定的かつ柔軟に供給するために必要な発電技術はなんなのか?という観点で考えていかなければ全く意味のない事だと思いませんか?

また、放射性廃棄物については、多少誤解があるみたいですが、従業員の防護服などは低レベルの放射性廃棄物(と定義しているのかしりませんが)と使用済燃料と言われている高レベル放射性廃棄物は処理の方法が違うみたいですね。
低レベルの廃棄物は特殊な処理で通常のゴミと同様のものにすることができるみたいですが、ここらへんは詳しくは知りません。

結局、現在の日本で選択できるとしたら
・通常時に化石燃料による発電でCO2やNOxを撒き散らして、地球温暖化に拍車をかけると非難をうける(それでも他国の発電所よりかはクリーンだけど)
・通常時は殆ど環境に対して影響は無いが、何かあったときに影響がある原子力発電をりようするか
・電力需要に対して十分に賄うことができるか?実用化コストがペイできるのかどうか分からない新技術が出てくるまで今のままの不安定な電力状況で我慢するか

くらいしか選択肢は無いのではないでしょうか?
どれを選択しても何らかの不安・不満が残るでしょうね。

19 ■水力発電と原子力発電。

原発推進者の理論武装の一つとして、原子力発電所のコストの安さをあげています。しかし、この中には、原発地元に交付される原発立地交付金が含まれていないようです。道路、公共施設の建設、各種補助金等膨大な金額だそうです。山を涵養し、水力発電に重きをおいた方が、山がCO2を吸収し温暖化防止にも役立つと思う。

20 ■Re:水力発電と原子力発電。

>maruksuoさん
それはダム建設を推進するということでよいですかね?!

21 ■皆さん、物事は正しく理解してから主張しましょう

>名無し2さん

MRIは放射線被爆しません。

ちなみに
放射能被爆 →×
放射線被爆 →○

22 ■物事は正しく理解してから指摘しましょう

>避難民さん

×放射線被爆
○放射線被曝

23 ■Re:物事は正しく理解してから指摘しましょう

>チャッピーさん、避難民さん

失礼しました。とあるサイトのページを見誤っていました

24 ■Re:水力発電と原子力発電。

>maruksuoさん

現在の日本で水力発電所を建設場所として環境を破壊しないで作れるところなんて有るんでしょうか?

かなり山奥まで入らないと作れないという話を過去に聞いたことがあります(当然規模の大きな発電所は作れない)。
近場の作り易いところにはあらかたつくっていて、上流のほうでないと作れない=山奥まで道路作ったり、送電線引かないといけないから大変だと聞いた記憶があります。
ソースが無いのでなんとも言えませんが、建設場所や発電能力の辺まで調べて水力をご推薦されているのでしょうか?

25 ■電気は足りています

電気は足りています。数値はすべて東電発表
地震前の発電可能量は5240万kW(定期検査分をのぞく)
地震後の発電量   3060万kW
その後の復旧により 3400万kW(3月21日現在)
消費実績値は    2900万kW(東京電力3月14日発表)
文書名「3月15日(火)の計画停電の実施予定等について」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031414-j.html ほか
表はhttp://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110314o.pdf
計画停電を実施していない3月14日に可能量は大幅に余っています。

おまけ:さらに西側からの(周波数変換)送電100万kW
北海道・東北電力からの送電60~80万kWと東電は発表しています。
3400+160−2900=660 (万kW)
追伸)
そして計画通り停電が実施されました。
翌16日から実績値は発表されなくなりました。
みんなで実績値を出すよう東電に求めましょう。(出せっこないですが。)

私は政府が陰謀をいっていると申しておりません。
1. 東電発表の数字で電気は不足していない。
2. 東電の予測はあたっていないと東電の資料でいっているだけです。

追伸2)東電は22日から消費量を出し始めました。画期的です。
ただし今度は,予測量を発表していません。需要予測の当否がわからないのです。
また、3/16日から21日までの分も未発表のようです。

26 ■Re:電気は足りています

>それは本当ですか??さん

これは首都圏の電気は今現在でも充分足りているので原発なんていりませんっていうオチですか?

27 ■無題

>チャッピーさん

電力足んないよ
でも原発はいらない
火力や水力を強化すればいい
八ッ場ダムとかをしっかり進めれば水力も問題ない

28 ■無題

>チャッピーさん

もう一通。ムダな電力を消費しなければ足りるよな。ムダ使いが多い。

29 ■Re:電気は足りています

>それは本当ですか??さん

今はみんな節電しているから電気は足りているのかもしれませんが

このままの電気量で計画停電を行わないというのであれば
・電車は常に間引き運転。首都圏の主要な駅ではラッシュ時に入場規制は当たり前
・夏は冷房使えません→熱射病で死亡する人が増えてもしょうがないですね。
・復興時に必要な電力は提供できません。人手で頑張ってください。
・工場にも電気を十分に提供できません。当然従業員も不要になるので、減給や解雇が発生する可能性があります。

今の数字だけで問題ないと判断することに問題があります。電力は夏や冬に大量に消費されるのは周知の事実です、その場合の影響を考慮しなければならないと思いますが、そこはどうお考えなのでしょうか?
また、今稼働している発電所(原子力、火力、水力含めて)も定期点検のために停止します。
その時には需要をまかなう電力を提供出来るかどうかもチェックが必要だと思います。

東電の情報開示能力の無さについてはおっしゃるとおりだと思います。親方日の丸根性が抜けきらないんでしょうね。
仕方ないとは思いますが、どうにかして欲しいもんですね~

30 ■電力は足りており、LED化で原発不要

 中電も発表しているように、長期の電力使用量が減っていくので、オール電化と電気自動車キャンペーンによって、わざわざ電力需要を増加させ原発新設を目論んでいるのです(日経2011年2月25日)。
 2010年の総電力のうち原発の閉める割合は23パーセント。国内すべてのライトをLED化するならば20~25パーセント節電ということですから、それで原発は一つも要らないという計算になります。

31 ■想定外って何

想定外の大津波って?
原発に想定外の言い訳など通用しません。
このような危険なプラントの設計には、
想定するのは天災だけではありません。
戦争状態になれば恰好の攻撃対象です。
いろいろ想定してほしいなぁ。

32 ■Re:無題

まったく、そのとおりです。
クリーンで安全だったら、東京湾埋め立ててつくればいい!そうじゃないから首都、東京からできるだけ離れた場所に造るんですよ。
これからは、原発もアメリカ基地も東京湾埋め立ててつくればいいんだよ。そんなに大事ならね。

33 ■Re:Re:無題

>匿名さん

アメリカの基地は東京湾の中にありますがなにか?(それもアジアで最大級のものが)

あと、原発は通常運用時は火力発電と比較してもクリーンですが、最悪の状況を想定すると被害の量は異なるでしょうね。
ちなみに、人間の作った機械に100%の安全なんてありません。安全神話なんて信じる人間のほうがおかしいんですよ。
大切なのはトラブルが発生したときに如何に被害を最小限に食い止めるのか?とか、そもそも影響範囲を減らすのにどうすれば良いのかを事前に考えておくということでしょう。

今回の東電や日本政府の場合は事後の扱いに問題があったと思います。
コンテンジェンシープランを策定し、評価検証し実証すべきでしょうね。それと情報開示の方法や手順の統一が出来ていなかったことなど、課題はたくさんあると思います。

ちなみに、都心に原発を作らないのは影響範囲を少なくさせる方策の一つだと思っています。追加するとコストの問題もあるとは思いますが・・・

個人的には今回の震災で壊滅的な被害を受けたところを政府と東電で高値で買取り、半径20km位を半無人化させて、そこに日本製の原発を作れば震災復興対策にもなるんではとは考えていますが、まあ実現しないでしょうね。

34 ■Re:Re:Re:無題

>名無し2さん

東電の実績値を見ると原子力発電は必要ありません。
今回の計画停電の経験は、今後の節電をさらに促進します。また、温暖化対策で国内消費電力を今後ますます減らしていくことになっています。
一方で、原発推進ありきで減速していた他のエネルギー開発・促進・予算付けなどに今後は拍車がかけられますから、原発以外のエネルギーに、少なくともいま以上の発電量が期待できます。
したがって、電力消費量が高い時期の手当ては充分にできるものと思われます。
「原発反対ありき」のコメントを批判されておられますが、むしろ「大量の電力消費ありき」を自覚して見直すことが必要なのではありませんか。

35 ■無題

このコメントには一部、Amebaの健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている可能性がある為アクセスすることができません。

36 ■無題

安全神話を一方的に押しつけてきたのは原発推進派なんだが。つまり推進派の言うことは信用するなということか。確かに誰かさんは、人の意見には「○○というのなら証拠をみせろ」とか言う割に、自分が同じ事聞かれてもまともに証拠を出した事が無いからな。(このブログの過去記事のコメント欄にはそんなのばかり)

37 ■Re:無題

>絶対安全剃刀さん

『誰かさんは、人の意見には「○○というのなら証拠をみせろ」とか言う割に、自分が同じ事聞かれてもまともに証拠を出した事が無いからな。(このブログの過去記事のコメント欄にはそんなのばかり)』
ジャッピーとか、スターなにがしとか、カオスとか
言う人達の事ですね。わかります。

証拠証拠と強調しておきながら『誰かさんがソースを要求されたのに証拠を出していない』という記事が具体的に何なのかが書かれていないw

そんなのばっかとか言うんだったら、どの記事のどのコメントが該当するのか書けばいいのに何で書かないんだろうねwww

と、書き込みをするとまた別の名前で罵倒コメントが出てくるんだろうな(笑)
ま、左翼の方々の馬鹿さ加減が強調されるだけってことすら気がつかないんだろうね。

38 ■Re:Re:Re:Re:無題

>参加者Aさん

『東電の実績値を見ると原子力発電は必要ありません。』
これダウトですね。現在柏崎の原子力発電所が稼働中ですから、これがなくなれば電力が足りなくなります。(計画停電実施の先週の実績レベルから試算できますね。)

また、以前も書きましたが、夏になると消費電力が大きくなります。その際にも今まで以上に計画停電を実施しても問題ないと考えているのでしょうか?震災から復旧するために必要な電気や工場を24時間稼働させるための電気はどうするんですか?
今がよければこの先ずーっとOKというわけではないんですよ。
ちょっと先の夏の事を想像すれば判るでしょうに。今はたまたま冷暖房を使わなくて済む時期ですが、夏に冷房使えずに死亡者が出ても問題ないというのでしょうか?

『一方で(中略)以上の発電量が期待できます。』
今年の夏に間に合うのかな?
夢語るんじゃなくて、現実の問題だって事を理解していないと思われます。

『「大量の電力消費ありき」を自覚して見直すことが必要なのではありませんか。』
日本が復興するためには今現在以上の電力を使う必要があるのは必然です。(今停止している工場を
早期に復旧させる必要がある。鉄道を通常時の運用に戻し、都市機能の混乱を低減ささせるなどなど
電力が今以上に必要なのは多少の知恵を持っていれば判るはずです)
その事象から目をつぶって、見直す必要があるなどとは夢物語を語っているとしか思えません。

前から指摘しているように『原子力は不要』から脱却して現状を見つめる力をつけるべきです。
それが出来ないと今まで通りの”理想論しか語れない左翼”からの脱却は無理だと思いますよ。
(社会党の福島党首の「原子力発電所は全部停止しろ」発言が世間にどう捉えられたのかを考えてみてください)

39 ■横から失礼します。

私は原発推進派ですが、読んでいて気になったので書き込みさせて頂きます。

>名無し2さん
書かれていることに関して、殆ど同意見なのですが、左翼だなんだと小馬鹿にするのは止めたほうが良いかと・・・

「www」をつけて挑発するのも良くないかと思います。

40 ■Re:Re:結局

>名無し2さん

数値を ということなので、京都新聞から

東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。

 飯館村は原発から北西約40キロ。今中助教は、原発の状況が分からず被災地各自の事情もあるとした上で「避難を考えた方がいいレベルの汚染。ヨウ素やセシウム以外の放射性物質も調べる必要がある」として、飯館村で土壌汚染を調査する方針だ。

 文部科学省の調査で20日に採取した土壌から放射性のヨウ素1キログラム当たり117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレル、雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。土壌中のセシウムは通常の1600倍以上だった。

 今中助教は、土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。

 今中助教は「国は原発周辺の放射性物質を詳細に調べて分析し、ただちにデータを公開すべきだ」と話している。セシウムは半減期がヨウ素(8日)と比べ30年と長く、汚染の長期化が懸念されている。

これによりさらに起こる被害としては畜産、農業でしょうか。
毎日新聞(3/24)で

農林水産省は19日、東北、関東の畜産農家に▽原発事故の前に刈り取った飼料を使う▽家畜の飲用水には水道水や井戸水を使う▽当面は放牧をやめる--ことを呼びかけており、汚染された牧草を畜産牛が食べる可能性は現時点では低いとみられる。飯舘村は高級和牛ブランド・飯舘牛を育てる畜産農家が多いが、村産業振興課は「雑草を食べることはあり得ない」と話す。

「ヨウ素は大丈夫」のコメントはマスコミでやっているのを見て、セシウムは大丈夫なの?と素朴な疑問を感じていたのですが、やっぱり危ないということですよね。

41 ■Re:Re:Re:結局

>ミトコンさん

単なる数字を出すだけではなく、その数字の意図するところを理解するのが重要なんですが(何時も書いていることなんですがね~)

まずは、ヨウ素は半減期が1週間程度なので、まあほ沈静化後に1ヶ月も放置しておけばなくなります(正確には無くなりませんが判りやすく)
問題はセシウムですが、こちらの半減期は30年と人間の寿命と比較するとやや長めなので、こちらの注意は必要かと思います。

で、報道の数値を見てみると事実として存在しているのは「雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。」だけですね。
その後の1平方メートル当たりの数値については仮定に基づく試算でしかありません。チェルノブイリ云々の話も単なる仮定を元にしか書かれていません(そのため、詳細な調査が必要とも書かれています)
で、事実としてある266万ベクレルというモノの意味は何かと考えてみると、これを判りやすくシーベルトに換算すると約60mSvになります。
じゃあこの60mSvがどれだけ影響があるかというと・・・・これは調べてくださいね。
また、60mSvそのものが影響するかというと?経口しない限りは影響度100%にはなりません。近場を通ったからその数字通りの影響をうけるものではありません。
なので、人体の影響は殆ど無いと考えられます。ただし、土壌汚染は(程度は置いといて)発生しますので、こちらへの対策は必要かと思います。(2,3年で問題ないレベルにする技術はあみたいですね)

文部科学省の観測では現在の放射線量は減りつつあるので、東電がまっとうに対策を行っているのであれば、数字が急激に変化することは無いと思います。
なので、この記事にもある通り、もうちょっと正確に調べて影響範囲を見る必要があるということだと思います。

ちゃんと数字の意味を考えるということは最低限上にあることを考えることです。
単なる数字を羅列して大変だ!と叫ぶのは意味が無いということはご理解していただけましたか?

42 ■Re:Re:無題

>名無し2さん

柏崎も徐々に減らして最終的には止めてよいと思います。
福島原発が現実に事故を起こしたのですから、放っておけば他の原発事故もあり得ます。事故が起きたと思えばよいでしょう。
夏の消費電力は本格的に見直して極力減らしつつ、その気になれば工場などは昼夜の電力差で余力のある夜の部に稼働シフトするよう調整できます。
復旧のための電力が必要なのは当然です。非常事態に必要な電力を削げとは言っていません。今後の展望を述べたのです。政府が全体の電力消費の実態を分かりやすく国民に提示し、必要な電力を優先して、今後を見直すべきです。
私は左翼ではなくて、このことについてはこのように思っているだけです。また、左翼を否定する者でもありませんし、右翼でもありません。
それと、国家権力を持っているわけではないので最終的な国家としての意思決定はここにはありません。私たちにあるのは、国民として国のあるべき姿を語ることです。実態と事情、しがらみと利害配分について決定できる立場にいる政府には、多様なメディアや動きを通じて私たちの様々な希望と議論を広く聞いてもらい、「理想」を認識した上でよりよい現実的施策に辿り着いてもらいたいと思います。
国民に「理想とするビジョン」がなければ、その代表である政府も具体策への道を選択できません。

43 ■Re:Re:Re:無題

>参加者Aさん

書いていることが支離滅裂です。
最初に書かれていたのは
『東電の実績値を見ると原子力発電は必要ありません。』
で、今回は
『柏崎も徐々に減らして最終的には止めてよいと思います』
ですか、矛盾していますね。

おまけに止めて良い根拠が何もありません。良いと思って止めたら電気が足りなくなりました。手術中とかに停電してもごめんねテヘとでも言えば良いのでしょうか?
火力だろうが、石炭だろうだ、水力だろうが柏崎を止めさせるほどの電力を発生させる発電所を作るのには莫大な時間とコストが掛かりますよ。

また、24時間稼動している工場はどうするの?とか、夜勤だけの工場の場合は工場勤務者が夜勤だけになるから、労組が反対しますし、労働基準法違反になる恐れがありますね。(1ヶ月の深夜労働時間が規定時間をオーバする)

『夏の消費電力は本格的に見直して極力減らしつつ、』
この時点で笑止物ですね。今でもちょっと気温が下がれば電気量が大幅にアップしています。
今の状態で夏までに本格的に見直しって出来るのでしょうか?また具体的に何をどう本格的に見直すというのでしょうか?

ちなみに私の会社では電力使用量を昨年比で4割近く削減したとの発表がありました。これ以上削るのは現実的にはかなり厳しいでしょうね。

あなたのご意見は根拠のない願望であり、論理性にかけると指摘しました。また同じように願望だけを述べているのですね。

あなたの『理想』を書くのは止めませんが、その『理想』に現実を付きつけられ、論理的に反論されることも覚悟した上で書いてくださいね。

ちなみに、都心部の計画停電やこれ以上の電車の遅延を発生させると日本経済に悪い影響が発生しますのでこれを主張する=復興を阻害するとお考えください。

44 ■Re:Re:Re:Re:無題

>名無し2さん

私はこの国が向かうべき「方向」について、ひとりの国民としての考え方を述べました。東京を含む東日本からは今後、人口が西に移動すると思います。消費電力を他の自治体に頼らなければ存立できない現実は、まともな在り方ではないと思っています。

柏崎から電力が送られていることも、それが東電の実績値に表れている差で補えるものではないことも承知していますが、それを変えていく可能性として原発は必要ないと考えました。

変わろうとする時に、現状だけを根拠にして「だから」と話を進めなければならないのであれば、変革の未来は語れません。現在の膨大な消費電力量を維持することを前提にすれば、当然、抜本的な需給バランスの仕組みは帰られないと思います。

手術中に電気は、急に止めるような手筈をとらないようにすればよいことです。昼夜の勤務体系は労使協議で解決する努力が必要です。電力消費の見直しは、新たな規制も含めてやはり必要だと思います。

ただ、参加者Aの私がこの議論に参加して「抜本的に方向性を考える必要がある」という一つの意見を述べることが、おっしゃるように復興を阻害するのであれば、私は参加しないほうがよさそうです。

よりよい復興の形を模索して多くの方が真剣に議論に参加しておられると思いますので、今後もいろいろな意見が出されて、よりよい結論が導き出されることを祈っております。どうぞよろしくお願いします。

45 ■>参加者Aさん

>参加者Aさん

ごめんなさい。
「東京を含む東日本からは今後、人口が西に移動すると思います。」の規模はどのくらいを想定していらっしゃるのですか?根拠がある上でおっしゃっているお話なのですか?あなたのただの想像ですか?

46 ■Re:Re:Re:Re:Re:無題

>参加者Aさん

「抜本的に方向性を考える必要がある」という考え方は否定しませんが、あなたの方向性が既に”原発は廃止”という方向にしか向いていなのが問題なんですよ。

方向性の一つとして原発を廃止するのも視野に入れてというのであれば良いと思いますが、原発を廃止するために抜本的に考えましょうという風にしか読めません。

目的と手段が間違っているんですよ。
原発を廃止するために「手術中に電気を止めないようにする」「規制を掛ける」では駄目なんですよ。(具体的な策とか、コストは誰が負担すrのかとかも考えていないんでしょうね)

その考え方自体を止めないと、抽象論にはまってしまい、現実性の全く無い意見にしかなりません。(現実性の無い夢みたいな意見であれば議論し、世の中に提案する価値はないと思いますよ)

現場ではすぐにでも電気は不足するということを前提にどうするのか?を考えないとイケないと思いますよ(というのは前から書いているんですけんどね)

47 ■原発は、低コストではなかった。


結局廃炉にするのに、莫大な費用がかかるのでしょう。
今回は想定外だからということにはならないでしょう。

原発は常に、何か起こったら大変だから反対する人たちがいる。ゆえに、推進派は「絶対安全」という、虚構の前提で建設をすすめる。すると、現実問題何か起こったらどうするという社会的な共通認識も対策も練られない。実際何も考えていなかったも同然だった。

48 ■原発の必要性以前の問題でしょ?これわ「人災」

素人でスミマセンm(_ _)mマズオワビ

1.福島第二原発は津波も想定して対策していたので
致命的な被害は受けませんでした

2.第一原発は津波を想定しておらず...
1).東電社内から「津波を想定すべき」との意見が
複数...当時の社長が上層部に反抗的な奴等(有能な人達)を
現場の責任者達も含めて粛清!役員は無能or無責任な人達
だけになってしまいました
2).2009年に地震専門の団体からの「津波を
想定すべき」との意見を、東電も原発の天下り団体も
「検討します」と大人の回答...もちろん実際は全然
やる気無し

第二原発では想定してるのだから「想定外の津波」なんて100%嘘です!!!
つまり、無責任な人達による「人災」でしょ?彼等にとって
原発事故は他人事!でしかなかった。

よって、東電や原発の天下り団体の役員達に原発の半径3km以内に
居住する事を義務付けてれば今回の事故は起こらなかった
原発事故は自分事!的な状況を強制的に作れば、ある程度の対策も
しただろうからね!その上での事故なら逃げるのOKです

49 ■Re:原発の必要性以前の問題でしょ?これわ「人災」

>素人でスミマセンm(_ _)mさん

それ、いいかも
3kmじゃなくて1kmにしてほしいよね
じゃなけりゃあ、原発廃止!
(原発推進の名無し2さん 怒らないでね~)

50 ■この世はバンジージャンプ

リアス式海岸地域は昔から津波に対する警戒が高い。今回はそれを上回ったということだ。
押し流される町を見ても殆どの人がすでに非難してる。もし他の地域で同じ規模の津波が起きたら数倍の死者が出ていただろう。
俺自身も津波をなめていた。
「大津波警報!」でも「近くの港で30センチの津波を観測しました」でお終い。
マンガや映画の津波とも違う。はるかにすざましい!
原子力も放射能は核兵器のイメージ、だが日本の技術は世界一!何重にも安全だし普段何もなくても補償がある。「きけんにみえるけど絶対安全」
今回はたまたま大遊園地のバンジージャンプのロープが切れたようなものだ

51 ■Re:この世はバンジージャンプ

>チャッピーさん

あ、分かった
お前=名無し2だべ
卑怯者~~~~~!

52 ■Re:Re:原発の必要性以前の問題でしょ?これわ「人災」

>へっぴりさん

別に原発推進派でもないし、東電の役員でもありませんから自由にすれば良いと思いますよ。

ただ、素人でスミマセンm(_ _)mさんのご意見を支持する=憲法改正派といわれても仕方ないですね。

住所を強制的に決定することは憲法二十二条に違反しているということもあわせてご理解くださいね。

53 ■Re:>参加者Aさん

>チャッピー(ホンモノ)さん

子どもと実家に帰っていたもので、返信が遅くなり失礼しました。

ご質問の件ですが、
移動の動きは最近始まったばかりなので、現段階でその規模を具体的な数字で予測することはできません。政府や大手企業が動き出せば、それに連なる多数の移動が促されると思いました。その動向の具体的な事実は以下です。

まず、先月下旬の国会で、政府の一部機能移転の方向性が確認されました。続いて、経済界でも同友会の代表が「西日本に一部の生産拠点を移動させるのも考えていくべきだ」と明言しました。

すでに総合商社の伊藤忠やパソナ、リコーといった大手企業が、具体的な拠点移動の準備を開始しています。さらに、外資系企業や在外公館も西日本への機能移転を始めています。ソニーやトヨタにでも今後の工場配置に大きな転換計画があるそうです。

こうした具体的な動きに基づいて、「東京を含む東日本からは今後、人口が西に移動すると思います」とお伝えしました。

54 ■Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題

>名無し2さん

私は原発事故に右往左往し、名無し2さんは節電の影響に右往左往されています。東京電力は計画停電をしないことにしたそうです。停電にしなくても、現在の発電力で消費電力を賄えるという見通しがあるからです。

「方向性の一つとして原発を廃止するのも視野に入れて」という考え方と、「原発を廃止するために抜本的に考えましょう」という考え方は、あまり違いがないように思います。両者はいずれも、「廃止しない」という考え方に対峙しています。

人類が原発の危険を回避しようと考える場合、「現状維持」はあり得ませんから、選択肢は「廃止しない。対策を考える」と「廃止する。節電と代替エネルギーで賄う」の二択です。前者は従来の安全化努力の延長ですが、後者は抜本的に方向性を変えることです。二択のいずれも容易ではありません。ここではその議論をされているのだと思ったので、私は「廃止する」という抜本的変革の立場から議論に参加しました。

「廃止する」のであれば、「出来る限りの代替エネルギー」と「劇的な消費電力の逓減」と「産業構造と消費市場の大転換」が必要です。すぐに実現するとは思えませんが、その方向を目指すための覚悟と準備が必要です。覚悟は学校教育と社会教育を伴い、準備は法整備も含めて多岐に亘ります。並大抵のことではありません。年限を決めて消費電力の削減を進め、省電力の社会と日常に慣れていかねばなりません。

「廃止しない」のであれば、「二度と今回のような事故を起こさない盤石の安全確立」が必要です。二度目、三度目の大事故を想定しながら存続を強弁するのは無責任で無謀なことだからです。「廃止しない」ためには、「不備を監視する仕組みの強化」「規制法の根本的な見直し」「高度技術の導入」が必要です。ただし、「二度と起こさないことを約束した上で、廃止しない」ことのほうが、「廃止する」ことで抱える課題の実現よりも困難だと思います。高度技術が完備しても、原発事故は人と組織の堕落で繰り返されるからです。

この一度きり、お答えすることにしました。ご返信が遅くなり失礼しました。

55 ■Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:無題

>参加者Aさん
『東京電力は計画停電をしないことにしたそうです。停電にしなくても、現在の発電力で消費電力を賄えるという見通しがあるからです。』
まあ、普通に見ればそうですが、企業に対しては電力使用量25%強制削減の発動がくる予定になっていますよ。このため企業側では大騒ぎになるでしょうね。(すでに真っ青になっている企業もありますし)
本年度は仕方ないとしてもこのような状況が定常的に発生したら日本経済は下り坂が加速されるでしょうね。安定的な電力が得られる海外に工場を作って労働者(正規労働、非正規労働問わず)が解雇されてしまっても文句言えなくなりますよ。

『「方向性の一つとして原発を廃止するのも視野に入れて」という考え方と、「原発を廃止するために抜本的に考えましょう」という考え方は、あまり違いがないように思います。』
ここが間違っています。
方向性のひとつとして原発廃止を視野に入れる=原発を廃止しない可能性を認めるということです。
あなたの「原発を廃止するために抜本的に考える」とは視点が異なります。

原発を廃止するために電力需要をコントロールしようとか、LED電球にすればOKさ!とか、自然エネルギーによる発電を積極的に推し進めよう!という数字的、技術的、コスト的根拠がまったく無い考え方ではなく、
今後想定されれる電力需要に対して十分に提供できる発電手段として何が妥当なのか?原発に代替できる発電技術は何があって、それはいつ実用化されるのか?を考えて今後20年、30年後にも対応可能な現実解を検討していくという考え方だと思っています。
そこには今ある原子力発電に対して見つかった不備に対しての法制度や監視制度も含まれますし、技術動向などの精緻な検討が必要と認識しています。(困難であることは理解していますが、必要不可欠なことと思います)

電力の(原子力を除いた)供給量視点で議論するか、一般家庭や企業の需要視点で議論するのか?この二つには大きな差があることを理解してください。
供給視点で議論をすると規制論になり、日本の経済に対して悪い影響しか与えないこともあわせて理解すべきでしょうね。

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