Super Bioscience Program
Super Bioscience Program
石野響子
5期生
・SBPに参加したきっかけ
スプリングサイエンスキャンプ*に参加したことがきっかけで、もっと学びたいと思うようになりました。
・SBPに参加したきっかけ
難しそうな内容だなと感じていたのですが、高校1年生の3月に冨田教授の講義を聴いて、凄く面白そうで、どうしても参加したくなりその場で申し込みました。
・現在行っている勉強(研究)または活動
地球最強の生物といわれているクマムシの研究をしています。クマムシは乾眠という状態になると、放射能を浴びても、150度でもマイナス150度の環境でも死ぬことはありません。
・現在行っている勉強(研究)または活動
生物学者を手助けするためのソフトウェア開発を行っています。生命の現象というのはとても複雑です。それらを少しでも理解しやすくするために生体内の様子を可視化するソフトウェアというのを作り、生命現象の理解に取り組んでいます。他にも、国際問題の理解を深める学生団体にも所属しています。
・現在行っている勉強(研究)または活動
*クマムシ研究 *JAXA宇宙教育指導者 *宇宙ライフサイエンス若手の会 *こども国連環境会議推進協会(JUNEC) *鶴岡観光大使補佐
・現在行っている勉強(研究)または活動
涙の中に生きる細菌について研究をしています。腸や皮膚同様ヒトの涙の中にも細菌がいます。ヒトの涙に共生する細菌の利用が眼の疾患の予防・治療に有用である可能性を示しました。この結果は研究会優秀論文として慶應義塾大学湘南藤沢学会から出版されています。さらに毎年慶應義塾大学環境情報学部(SFC)ではORFという外部向けの研究発表会がありますが、冨田研究会を代表して発表を行い優秀賞をいただきました。
・SBPから学んだこと・参加して良かったこと
高校生の私でも本格的な研究に取り組み、成果をあげることができました。更にはSBP参加を通して、大学に入ってからの学習計画はもちろんのこと、将来の展望も具体的に考えられるようになりました。誰も答えを知らないことを研究し、自分で世界初の発見をすることに強い達成感と満足感を得るという貴重な体験をすることができました。
・SBPでの研究内容とその成果
遺伝情報をもたないことで知られているイントロンを対象とした研究を行いました。2010年8月に東京工業大学で行われた日本進化学会ではポスター発表を行い、全13演題あった高校生ポスター部門で最優秀賞をいただきました。
・SBPでの研究内容とその成果
涙に含まれる成分を網羅的に調べるという研究を行いました。感動した時の涙に何か特徴がないか調査し、2010年鶴岡で行われた第5回メタボロームシンポジウムで一般の研究者の方々と肩を並べポスター発表をすることができました。
・SBPから学んだこと・参加して良かったこと
SBPに参加するまでは自分が何に興味があるのかはっきりしなかったのですが、SBPで一生懸命になれることが見つかりました。実際に努力が 実を結び、良い研究成果を得られた経験はかけがえのないものです。また、SBPを通して得た知識、プレゼンや学会でのポスター発表で身につけた度胸が受験のときに役立ったとす。
・SBPに参加したきっかけ・SBPから学んだこと
幼いころから生物が好きでした。SBP一期生に同じ学校の先輩がいて、話を聞いたところとても面白そうだったので申し込みました。興味のある研究テーマを高校生でも専門的に取り組むことができることに魅力を感じました。研究をすることの面白さを肌でリアルに感じることが出来た経験こそ、僕がSBPで学んだ一番の収穫だと思っています。さらに今の進路を選択するにあたりSBPの経験が大きく影響しています。自分が大学や将来取り組みたいことがより明確に、具体的に描くことが出来るようになったからです。実際の研究に取り込むことで、自分が研究したいことや関心がよりはっきりしてきたと思います。また、この経験はAO入試にも活かすことができたと感じています。
・SBPに参加したきっかけ・SBPから学んだこと
本格的に進路について考えたとき、『人の役に立ちたい』というのが私の原動力になっていることに気がつきました。色々と自己分析をした結果、『生物学分野の研究者』として私は多くの人に貢献したいと思い参加しました。SBP参加を通して、どんな逆境にも自分の力を信じればやり抜く事ができるという事を学びました。勉強面はもちろんの事、精神的にもとても成長させてくれましたと思います。研究に対する活発な議論が行われる為、物怖じせずに難なく議論できるように成長させてくれたと思います。
・SBPから学んだこと
SBPはとても貴重な体験で沢山のことを吸収しましたが、とりわけ得たものは大きく分けて二つあります。第一に「絆」です。研究活動を一緒に取り組んだ仲間は、モチベーションが高く、切磋琢磨しあえる仲間です。研究だけでなくどんな物事に対してもお互いに意見を言い合う仲間が高校時代からいたのはとても貴重でした。第二に「限界と思ってるものは限界ではない」ということです。良い研究結果が出ず制限時間が迫るなど精神的に追い詰められることもありましたが、そんな中でも自分を信じて取り組めばやり通すことができることを学びました。諦めずに粘り強く研究した経験は学会発表、大学受験などにとても活かされました。
・SBPから学んだこと
生命科学の面白さに気が付いたことが一番大きいですが、SBPを通じて冨田さんの教育理念を知り、SBPに参加した自分自身を振り返り、高校時に自らの興味に関わる研究に触れることが重要だという理念をもちました。SBPの運営に関わることでその考えを次世代につないでいきたいと考え行動を起こしています。
スプリングサイエンスキャンプ*:(独)科学技術振興機構主催。全国の高校生向け科学技術体験合宿プログラム。慶應義塾大学先端生命科学研究所でも平成18年度から毎年開催されています。
桐蔭学園高等学校卒
2011年 慶應義塾大学環境情報学部入学
石堂未夕
4期生
関東国際高等学校卒
2011年 慶應義塾大学環境情報学部入学
石黒宗
3期生
暁星国際学園高等学校卒
2010年 慶應義塾大学環境情報学部入学
中川真菜
2期生
田園調布学園高等部卒
2008年 慶應義塾大学環境情報学部入学
1期生
順天高等学校卒
2008年 慶應義塾大学環境情報学部入学
長谷部百合子
1期生
桐蔭学園高等学校卒
2007年 慶應義塾大学環境情報学部入学
2011年 同大学院政策・メディア研究科
修士課程入学
馬場 藤貴
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