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【大相撲】

相撲協会、蒼国来と星風を解雇 処分不服で法的措置へ

2011年4月14日 13時14分

 蒼国来(左)、星風(右)

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 日本相撲協会は14日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、八百長に関与したとして引退勧告を受けながら、これに応じなかった幕内蒼国来(27)=本名恩和図布新、中国出身、荒汐部屋=と十両星風(27)=本名ボルド・アマラメンデ、モンゴル出身、尾車部屋=を解雇処分とした。

 退職金は規定に基づいて満額を支給する。2人が退職金を受け取るかどうかは不明。蒼国来が約530万円、星風は約220万円とみられる。

 2人は特別調査委員会の調査に不満を持ち、期限だった13日までに引退届を提出せず、14日の理事会であらためて関与を否定した。両力士は処分撤回などを求めて法的措置を講じる意向で、同日夕に東京都内で記者会見する。

 八百長関与を認定された25人のうち、角界追放を意味する引退勧告などの処分を拒否した現役力士は2人が初めて。この問題で解雇されたのは、退職勧告を拒否した前谷川親方(元小結海鵬)に次いで3人となった。

 相撲協会の二所ノ関広報部長(元関脇金剛)は退職金の支給について「おかしいんじゃないかという声もあったが、出すという意見が多かった」と話した。

(共同)
 

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