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日本相撲協会は14日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、八百長に関与したとして引退勧告を受けながら、応じなかった幕内・蒼国来(27)=荒汐=と十両・星風(27)=尾車=を解雇処分とした。だが、協会は2人に退職金を支給することを決定。2人は理事会後にそれぞれ会見し、法的措置を講じる方針を正式に表明した。
解雇された2人は特別調査委員会の調査を不服とし、法的措置を講じることを明らかにした。25人の処分対象者で、法的手段に出るのは2人が初めてになる。
星風は臨時理事会後に都内の司法記者クラブで、テレビでおなじみの北村晴男弁護士も同席して会見。解雇不当で力士としての地位保全を求める仮処分を申請することを明言した。星風は「裁判でやっていないことをはっきりさせたい」と息巻いた。ただ、支給される220万円について退職金ではなく、4、5月分の給与という名目で受け取る方針という。
一方の蒼国来も「一度もやったことはない」と強く否定。これまで4回聴取を受けた際の調査委の手法に関しても「もう一度、きちんと調査をやってほしい」と疑問を投げかけた。退職金は受け取らない方針だ。具体的な手続きは1~2週間以内に決めるという。調査委は「理事会への答申は、厳正な調査を踏まえたものであり、認定事実は証拠に基づいて行っています」とコメントした。
協会は提訴された場合、受けて立つ構え。だがその場合、これまでの法廷闘争では「八百長は一切ない」と主張し続けてきた協会が、今度は「八百長はあった」と主張するという皮肉な結果になる。
北村晴男弁護士(星風の代理人)「(調査で)千代白鵬と八百長を行ったとなった段階で(星風を)1回しか聴取しておらず、反論、反証の機会を全く与えなかったことが最大の問題だ」
尾車親方(元大関・琴風=星風の師匠)「望んでいた形ではない。本人の気持ちを晴らすにはそれ(訴訟)しかないのならば、推移を見守るだけ。(弟子が解雇されて)私も自分自身を見つめ直して頑張りたい」
(2011年4月15日06時02分 スポーツ報知)
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