小学校の教科書酷すぎ
いよいよ新学期が始まりました。この時期になるとやらずにおれないのが子供の教科書のチェックです。早速社会の教科書をチェックしてみました。現時点では上巻しか持っていないようですが、内容は完全に歴史だけになっていました。
予想はしていましたが、とんでもない内容でした。なぜか鉄腕アトムが出てくる日本文教出版の小学社会6年上です。とくに、コラムに酷い内容が多いのが目立ちました。あまり画質はよくありませんが、その一部をご紹介することにします。
なぜ小学校の教科書に、とても普及している呼称とはいえない「アジア・太平洋戦争」などという典型的なサヨク用語を持ち出さなければならないのか、まったく理解できません。戦場となった地域にアジアも含まれるからというのであれば、日本政府の正式な呼称である「大東亜戦争」を用いるのが筋というものです。また、その下にある戦争に至った理由を示唆するコラム(不景気をのりこえようとして云々)はそれ以上に酷いものです。
ちなみに、「大東亜戦争」および「太平洋戦争」という呼称についての政府の正式見解は、「衆議院議員鈴木宗男君提出大東亜戦争の定義等に関する質問に対する答弁書」を参照してください。質問自体はこちらになります。
もちろん酷いのはこの部分だけではありません。琉球やアイヌに関する記述も酷いものでした。韓国とは友好関係を気づいてきたが、ロシアとの間には領土問題があるといった記述で、あたかも韓国との間に領土問題がないかのように印象操作する手法など、悪質さが目立ちます。
幸か不幸か、実際に学習する子供たちの多くはあまり興味がなく、内容を熟読することはなさそうですので、影響はそれほど大きくないのかもしれません。
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