事件【放射能漏れ】福島原発、地下水の放射性物質濃度が上昇 1週間で数倍~数十倍2011.4.15 06:57

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【放射能漏れ】
福島原発、地下水の放射性物質濃度が上昇 1週間で数倍~数十倍

2011.4.15 06:57
福島第1原発から7キロ地点で捜索する福島県警。後方には福島第1原発が見えた=14日午後、福島県浪江町請戸地区(大山文兄撮影、防護服を着用して取材)

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福島第1原発から7キロ地点で捜索する福島県警。後方には福島第1原発が見えた=14日午後、福島県浪江町請戸地区(大山文兄撮影、防護服を着用して取材)

 東京電力は14日、福島第1原発1、2号機付近の地下水に含まれる放射性ヨウ素やセシウムの濃度が、1週間で数倍~数十倍に上昇したと発表した。付近の高濃度の汚染水が地下にしみ出した可能性があるという。経済産業省原子力安全・保安院は東電に監視強化を口頭で指示した。

 1~3号機のタービン建屋や建屋外の地下には大量の汚染水がたまっており、2号機建屋外の立て坑の水位は、13日夕から14日午前にかけて約4.5センチ上昇。保安院は、汚染水の回収が十分に進まない中、原子炉への注水も続いていることが、地下水の濃度上昇や立て坑の水位に影響しているとみている。

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