東日本大震災 被災者にモヤシの豆を無料郵送 深谷の農家
毎日新聞 4月15日(金)1時25分配信
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「モヤシの生命力を感じてほしい」と話す飯塚さん。手にしているのが豆と、ビンで1週間ほど育てたモヤシ=埼玉県深谷市で藤沢美由紀撮影 |
飯塚さんは数年前から、消費者にモヤシを知ってもらおうとイベントなどで豆を配り、家庭での栽培を勧めてきた。
送るのは1袋50グラムの豆と栽培マニュアル。ビンやペットボトルなどの空き容器に豆を入れ、水を注いで育てると、1週間で7、8倍の量になる。飯塚さんは「大変な状況でも育つのがモヤシ。被災地では生鮮野菜は手に入りにくいだろうし、モヤシならカップめんにも合う」と話す。
対象は、希望する被災者、または被災した知人に送りたいという人。申し込みなどは飯塚商店(048・571・0783)。
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最終更新:4月15日(金)1時25分