「全日本」
全日本の武藤敬司社長が14日、売り出し中のアイドルユニット「ももいろクローバーZ」(ももクロZ)と都内のイベントで共演した。個性的な楽曲やダンス、自然体のキャラクターで幅広い年齢層に人気の「ももクロZ」は“試練の七番勝負”と題して各界の著名人と7夜連続でトークショーを行っており、武藤は前日のデーブ・スペクター氏に続いて登場した。
テーマは「ももクロVSプロレス」。武藤は4月10日、女優に専念するため脱退した元メンバー・早見あかりの卒業公演に参加。チケットが即日完売となった中野サンプラザでメンバーと絡んだ。その縁で連続出演し、笑いを交えながら示唆に富んだプロレス哲学や若手時代の裏話、浜亮太ら所属選手の抱腹絶倒のエピソードなどを披露。14〜17歳のメンバーに入場シーンやマイクパフォーマンスを1人ずつ実演してもらい、同じ表現者としてアドバイスを送った。
最後に、メンバーは武藤のプロレスLOVEポーズを大胆に導入した新曲「Chai Maxx」を披露。武藤も客席の最前列に陣取り、拳を振り上げて熱狂した。武藤は「こちらがエネルギーをいただいた。みんな、エンターテイナーとしての才能は合格。ぜひうちのリングに上がって歌って欲しい。後で交渉させてもらうよ」と熱烈ラブコール。メンバーとスタッフ全員が武藤ベアTシャツを着て天才レスラーへのリスペクトを示すなど、プロレスLOVEにあふれた環境だけに、実現性もありそうだ。
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