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【芸能・社会】原節子さん最古のフィルム公開 「新潮45」がDVD化2011年4月15日 05時19分
「伝説の女優」と呼ばれる原節子さんが、15歳の時に出演した1935年の映画「魂(たま)を投げろ」(田口哲監督)のフィルムが“発掘”され、18日発売の月刊誌「新潮45」5月号の特別付録としてDVD化されることが14日、分かった。同誌は原さんの「現存する最古のフィルム」としている。 同誌によると、「魂を投げろ」は、甲子園を目指す旧制中学の野球部が舞台で、原さんはエースピッチャーの妹役。原さんが出演した3作目の映画で、セーラー服や水着、浴衣など、15歳になったばかりの初々しい姿が収められている。 フィルムは「プラネット映画資料図書館」(大阪市)を主宰する安井喜雄さんが、95年ごろに古物商から入手。現存しているのは映画の一部の約30分で、音はない。これまでに小規模な鑑賞会で上映されたことはあるが、映画関係者も含め、一般の人が見る機会はほとんどなかったという。 同誌は今年3月号でも、原さんの36年の映画「生命の冠」をDVD化し、話題を呼んだ。宮本太一編集長は「昭和を代表する大女優の貴重なフィルムを、一般の人にも見てもらいたいと考えた」と話している。 (共同)
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