【高木仁三郎】市民科学者として生きる
3月11日からずっと本を読んでいた。(仕事そっちのけ、という噂もあるが気にしないw)
新聞、雑誌、インターネット、そして本。あまりにも多量の情報だったので脳みそが パンパンになってしまい、限界量を超えたのでここ数日は音楽ばっかり聴いている。 目が痛いし頭痛も酷いので今日は休みなのをいいことに半日寝ていた。 食いすぎると大量のうんこをしたくなるのと同じでなんか吐き出したい気分になったので ちょっと書いてみようか。笑。 全部感想文を書くのはエライので(エライってシンドイってことね。これって方言?) とりあえず読んだ本を列挙しておく。 【武谷三男】原子力発電 【武谷三男】罪つくりな科学 人類再生にいま何が必要か 【森永晴彦】放射能を考える 危険とその克服 【森永晴彦】原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ 【R.P.ゲイル/T.ハウザー】チェルノブイリ−アメリカ人医師の体験− 上下 【田中三彦】原発はなぜ危険か−元設計技師の証言− 【鎌田彗】日本の原発地帯 【桑野幸徳】太陽電池を使いこなす 【中村政雄】原子力と報道 【高木仁三郎】市民科学者として生きる 感想はエライなんて書いたけど実は細かい考察は既に場所を移して書いてたりして。笑。 じゃあなんでここに書く?ということになっちゃうんですが。感傷なんですよ。 今生きている人が「あの人が今生きていてくれたら」って思わないのかな、っていう。 今生きてたら彼はなんて言うだろう。どういう行動を起すだろう、っていう、感傷。 武谷氏は既に亡くなっています。森永氏はご存命ですが知る限り発言していらっしゃいません。 昨年米寿のお祝いの会をしていらっしゃるようですのでお元気なんでしょう。恐らく心を痛めているに 違いないですが、今何を思っておられるのか伺いたい気もします。 高木氏のこの「市民科学者として生きる」はガン告知の後に病床で書かれました。 運動の行く末を見守りつつ先に逝く無念、というよりは寧ろ更なる前進への決意が記されていて、 それがかえって寂しかった。もし、もしこの状況を知ったら、どんなに嘆かれるだろうかと。 そして今実際に動いている人たちが「高木氏が生きていて力を貸してくれたら」と思ってるんじゃないかと。 うん、やっぱりつまらない感傷だ。なんでつまんないことはここに吐いておきます。笑。 ポストと現代が喧嘩してますね。笑。ウチの義父がポスト好きなので毎回読んでいますが、4/22号の 『「過激な嘘」罷り通る』には笑かしてもらいました。文章には色とクセがあって、ずーっと読んでりゃ そういうのがなんとなくわかるもんですが、この記事の文体、論のすすめ方、ポストらしく無いです。 そもそもそれまでの号でここまで科学的に突っ込んで説明してる記事ありませんでしたね。つまり そういうことに詳しい記者はポストにいない、ってこってす。じゃ、誰が書いてんの?これ御用学者さんの 文章リライトしただけじゃん。笑。ポスト臭い書き方と論文臭い書き方が混じってまっせw しかもその記事の最後のほうで高木氏を【成田空港の三里塚闘争を率いた活動家】と書いてるじゃ〜 あーりませんか。そういうあからさまなレッテル貼りを何故するのか?ちょっと考えたらわかりますがな。 尻尾でてますてwあの程度の活動で【率いた】ってことになるなら、私だって反核運動を率いたことになるし、 旦那だって基地闘争を率いたことになっちゃうよ。怖い怖いw右向け〜右っ!ってかw ってそういうことばっか書いてると「アカ」って言われちゃうのよね。困っちゃう〜♪ そうそう、いつの間にか共産党が反原発なんて言ってる人いるけど、あそこはずーっと「平和利用」を 説いてきた筈だけど?明確な反原発って旧社会党だけよん。それとも転向したのかしら? あぁ、そんなことばっか言ってるときっと「アカ」って罵倒されちゃうのね、アタシ♪ アナーキー・イン・ザ・JPの感想書いたときにさ、「大逆事件なう、だと?」と激怒したけど、実際今の 状況ってさ、下手したら「なう」だよね。「コンピュータ監視法案」なんてのが通っちゃうんだからさ。 そのうちコレも消されたりして、って笑えないわ〜。ホント。 で、この間聞いていた音楽もついでに書いておこう。 【斉藤和義】【広末涼子】【鈴木あみ】最強アイドルの登場はまだか?! 少女時代じゃ喰い足りないぞ。AKBでは話にならん。せめてPerfumeくらいの気合はみせろ。 ってなんかそっちの記事でもまた書こうかね。 |
コメント(4)
ですからそれは分かります。
しかしただでさえ動向が不安定になっています。復旧そして電力株価また原子力政策、すべてかなりの時間を要するでしょう。
今この時期にたとえ真実であっても不安を煽り、混乱を招く情報を垂れ流すのは
いかがなものでしょうか?
2011/4/14(木) 午後 9:56 [ sac*bu*ria ]
覚書4 mamakuma4gou 様
毎日、穏やかな気持ちで見る皆さんのブログ日記です。誠に申し上げにくいですが
原発をそのように語ることによって人を傷つけそのことにお気づきになっていらっしゃらないように当方では確かに感じました。
交通事故による障害者より。
2011/4/14(木) 午後 11:07 [ itumiouido ]
mamakuma4gouさんのブログいつも読んでいます。
知的で素敵ですよね、文学的でサブカル芸術の造詣も深いと思ってます。
教養が高い雰囲気を隠して、ちょっとおフザケがある辺りがなんとも「本物」という気がします。
娘は小学生ですが「将来ママクマさんのようになりたい」と言っており親子で憧れています。
うちは農家ですが「農家から東京へ」「教養へ」という劣等感をバネにするmamakumaさんのライフスタイルに
娘も共通点を見出して手本にしています。
娘は「本」「書籍」というものに劣等感を持っており、いつかは開放されたいと願っているのです。
(ただの紙の束なんですけどね・・・本って。「紙の束」以上の価値・憧れが、娘を苦しめるのです)
2011/4/15(金) 午前 7:26 [ musumenosujou ]
ネットに情報が溢れていても、コピー紙の資料が大量にあっても、
「一冊の書籍」「読了」という、虚栄的自己満足には、代えられません!
そんな娘もブログを持っていて娘に成りすました読者からの鋭い指摘で深く傷つけられても
素性は変わらず同じことをくり返しています。
もちろん近所に原発がありこの重度な社会問題すらブログコンテンツ、知的な自己装飾アイテム・ツールとして
華麗に昇華するあたりも示唆に富み、母・私・娘と親子三代で当ブログを参考にしています。
今後ともご活躍をお祈りします。
2011/4/15(金) 午前 7:27 [ musumenosujou ]