福島第1原発事故 3号機圧力容器の一部で急激な温度上昇 保安院「直ちに問題はない」
フジテレビ系(FNN) 4月15日(金)0時8分配信
福島第1原子力発電所の復旧作業は一進一退が続く中、14日夜、3号機の原子炉圧力容器の一部で、急激な温度上昇が起きていることがわかった。原子力安全・保安院は「3号機については、炉心で1つ、注意しなきゃいけないことがありまして、少し温度が上がっております」と話した。
圧力容器のフランジと呼ばれる接続部分が、2日間でおよそ80度、温度が上昇している。
原子力安全・保安院は、直ちに問題はないとしているものの、その原因や影響については不明としている。
また、東京電力の福島事務所は14日夜、福島第1原発1号機と2号機付近の地下水に含まれる放射性物質の濃度が、1週間でおよそ10倍に上昇したと発表した。
震災38日目、「復興」という言葉は、原発周辺ではまだ聞こえてこない。
最終更新:4月15日(金)0時8分
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