原発はいらない=生活を変える を社会が選択するために 市橋あや子 杉並区議会議員
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2011 年 4 月 10 日    
原発はいらない=生活を変える を社会が選択するために
〜新宿、池袋、渋谷…繁華街は真っ暗、だそうです〜
杉並区は災害時協定を結んでいる南相馬市への支援を続けています。近頃は、庁舎と阿佐ヶ谷中学校の間の通路にトラックが停まっていることがあり、支援物資の積み込み作業に出会います。自治体として南相馬市への支援は今後も先を見据えつつ続けていくことが必要だと思いますが、震災被災地(特に津波被害地)への支援は国を挙げて計画的な継続支援が必要であることは言うまでもありません。

まちの中では、
◆なんとなく自粛ムードだけど、イベントも派手にしなければ中止しないで被害のなかった地域―特に都会―ではお金を使って経済を動かしていかないと復興にお金が回らないですよね。お花見だってやるといいのに。
◆最近、コーヒー豆を買いに来るお客さんがグラム数を下げて購入しています。景気が悪いせいなのか、生活規模を縮小しなくちゃという意識が先行しているのか・・・・?
◆これまでの便利な暮らしを見直さなきゃね。暖房便座のスイッチを切ったら、家族全員に「冷たくて出るものも出ない!」と言われてね。これから便座カバーを買いに行くの。健康のために30分歩いて行くわ。(便座カバーなら100円ショップで売っています。そういえば、当時、電気屋さんで売り切れていた電池や懐中電灯ですが、100円ショップにはちゃんとありましたよ)
◆1つ1つの待機電力は微々たるものですが、テレビ、ラジカセ、電子レンジ、炊飯器などを足し算していけば結構な電力になります。でもガス給湯器の電気は案外大きいですよ。お風呂から出たら電気を消す、流しで使ったら消すというように小まめにon、offするといいですよ。
など、節電策、復興支援策の声が聞かれます。

「夏場に向けて計画停電があるのでしょうか?」
よく聞かれます。例年、電力会社は「夏場に向けて電力が不足することが予想されます。省エネにご協力を」とでんこちゃんのテレビCMを流していました。それでも停電にならずにきましたが、今回の原発事故ではどうでしょうか。
いま、節電に努めているため、まちは暗くなっています。「これでもなんとか暮らせるのですから、これまでが電力を使い過ぎていたのですね」という声が聴こえてきます。原発がなくても困らないために、暮らしを見直す、生活の仕方を見直す絶好の機会ですね。

区内をクルクル回って数か月。コンビニや居酒屋の看板、商店街、青梅街道の街路灯が消えているのは知っていますが、池袋、新宿を通って帰宅する家族によると、繁華街は異常に真っ暗だそうです。(見てみたい)

いずれにしても、正しい情報を得て「正しく怖がる」「ちゃんと消費する」を伝えて歩いています。



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