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2011年4月13日

独機関「中国で肉の摂取は控えて」、ドーピング検査で陽性の恐れ

 4月13日、ドイツの反ドーピング機関は、中国で肉を食べると検査で陽性反応が出る恐れがあるため、遠征する選手らに同国では肉の摂取を控えるよう要請した。写真は昨年2月、バンクーバー冬季五輪でのドーピング検査(2011年 ロイター/Lyle Stafford)

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 [北京 13日 ロイター] ドイツの反ドーピング機関NADAは、中国で流通している肉を食べると検査で陽性反応が出る恐れがあるため、遠征する選手らに同国では肉の摂取を控えるよう要請した。

 NADAは中国とメキシコでは、ドーピングや薬物検査で陽性反応が出るリスクが高いとする報告書を発表。動物の筋肉量を増加させる効果がある禁止薬物のクレンブテロールを摂取する危険性を指摘した。

 一方、中国アンチ・ドーピング機構のZhao Jian氏は、英字紙チャイナ・デイリーに対し、ドイツが行った措置は過剰反応だと反論。「外国人選手には、中国で提供される料理の質が保証されている」と主張した。

 また同氏は「大きなスポーツ大会のために仕入れられる材料はすべて、綿密な検査が行われている。中国国内の選手も心配することはない。国内のトレーニングセンターで出される料理に対しても同様の検査が実施されている」と強調した。

 同機構によると、毎年ランダムに抽出した選手1500人を対象に薬物検査を実施しているが、陽性反応が出るのはまれだという。

 Jian氏は、違法添加物を使用しているディーラーの存在を認め、食肉にその物質が含まれていることもあり得るとしながらも、「このことが薬物検査の陽性反応につながる可能性は極めて低い」と述べた。

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