宙の会:「代執行制度」求め法相に陳情へ

2011年2月27日 19時9分 更新:2月27日 19時44分

集会で話す小林賢二代表幹事(左から3人目)ら=名古屋市東区で2011年2月27日、福島祥撮影
集会で話す小林賢二代表幹事(左から3人目)ら=名古屋市東区で2011年2月27日、福島祥撮影

 公訴時効の撤廃・停止を求めて活動してきた「殺人事件被害者遺族の会(宙の会)」が27日、発足2年集会を名古屋市東区で開いた。昨年4月に殺人事件の公訴時効が廃止され、今後は損害賠償判決を国が代執行する仕組みづくりなどを求めていくことを確認、江田五月法相への陳情書提出を決めた。

 96年に東京都内の自宅で次女(当時21歳)を殺害された小林賢二・同会代表幹事(64)は「(犯人から)賠償金を得ることは極めて困難。国が代執行する制度を確立してほしい」と訴えた。

 宙の会は09年2月28日に発足。現在、19事件の遺族が参加している。

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