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実は、少し休みをいただいている間に、祖父と祖母の命日が過ぎました。今考えると、ですが本当によくしてもらっていて、ようやく自分にも何かできるなと思っていた矢先だったので本当に悲しかった。後悔したって仕方が無いことなのですが・・。どちらも死に目には会えておらず、ましてや祖母は顔さえ見られていません。遺影の優しい笑顔を見ると、もう時は経っているのに泪がこみあげてきて、胸が苦しくなります。
祖父の死んだとき、私は家に居ました。その数時間前、久しぶりに家族みんなで病院まで祖父を見舞いに行きました。もう集中治療室におり、意思疎通は何もできなかったのですが、手を握っているだけでなぜか心が安らぎました。そして、また会えると信じて帰路につきました。しかし、家に着いて早々、家に病院から一本の電話が。もう危ないとの事。私は親に待っておけと言われ、ベッドで泣きじゃくりながら帰りを待っていたことをいまでも鮮明に覚えています。そのご、立ち直れない自分も奮い立たせるために一つの詞を書き上げました。今でもとても大事にしている詞です。
流れ星
どんなに苦しくても ずっと見守ってくれてるよ
うまくいっても それがだめでも そんなこと問題じゃないよ
どんなに会いたくても もう会えはしないんだ
たとえ涙を流しても そんなこと意味はないんだ
電話のベルが鳴り そして 別れの時間が訪れた
"今までよく頑張ったよね" そう声をかけるけど
細くやせた右腕を ずっと 触り続けていたかった
"ねぇ、僕はここにいるよ" そうつぶやきながら
あの仕草も あの言動も それからあの服装も
頭に焼きついて 離れないよ
どんなに苦しくても ずっと見守ってくれてるよ
うまくいっても それがだめでも そんなこと問題じゃないよ
どんなに会いたくても もう会えはしないんだ
たとえ 涙を流しても そんなこと意味はないんだ
高い電子音が止まり やがて 旅立つ時間が訪れた
"今までどうもありがとな" そう言っているようで
冷たくなっていく体 もっと 温め続けていたかった
"ねぇ、僕のことを見てよ" そう声をかけながら
好きな食べ物も 映画も それから音楽も
頭にこびりついて離れないよ
どんなに困難でも 決して見捨てたりはしないよ
進んでても 立ち止まっても それはそれでいいんだ
君が会いたいと思えば 心の中できっと会える
たとえ 姿は見えなくとも そんなこと関係ないんだ
ほら、ごらん あの星を ずっと君だけを 見つづけてる・・・
どんなに苦しくても ずっと見守ってくれてるよ
うまくいっても それがだめでも そんなこと問題じゃないんだ
どんなに会いたくとも もう会えはしないんだ
たとえ涙を流しても そんなこと意味はないんだ
そんなことやるもんじゃない。
Written by Say-Hello // '01.10.28.SUN. // No.70
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