NZ地震:大聖堂崩壊にショック…出身の倉敷市国際交流員

2011年2月22日 21時55分

 岡山県倉敷市で国際交流員として働くクライストチャーチ市出身のジェームス・ベンソンさん(36)は22日、「市のシンボル大聖堂が壊れた。ショックだった」と語った。電話で同市に住む家族と連絡を取ろうとしたが通じなかった。ニュージーランド北部のオークランドに住む姉とは電話が通じ「国内の携帯メールは通じたようで、両親と弟も無事だと聞いてほっとした」という。

 倉敷市は73年にクライストチャーチ市と姉妹都市提携。ベンソンさんは99年に来日し、倉敷市の小・中学校で英語を教えるなどし、4年前から市国際課に国際交流員として勤務している。「クライストチャーチは生まれ育った街。知り合いも多く、本当に心配だ」と表情を曇らせた。【小林一彦】

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