NZ地震:建物倒壊、富山の専門学校生被災 8人救助待つ

2011年2月22日 15時58分 更新:2月22日 16時50分

 ニュージーランドの南島クライストチャーチ付近で22日午後0時51分(日本時間同日午前8時51分)ごろ発生した地震で、語学研修中の富山市の富山外国語専門学校の学生が崩壊した建物の生き埋めになったとの情報が同市に入った。

 同市などによると、研修をしていたのは引率の教諭2人と学生21人の計23人。クライストチャーチにある研修先の学校で昼食中に全員が被災し、少なくとも8人が校舎内で救助を待ち、2人が病院に運ばれた。うち1人が骨折しているという。

 地震後、教諭から家族に「被災した。周りに7人の無事を確認した」と携帯電話のメールで連絡があったという。校舎内は停電して暗く、通信状況も悪いためその後は連絡が取れていないという。

 一行は、今月17日に富山市を出発し、18日に関西国際空港から出国。19日にクライストチャーチでそれぞれのホストファミリー宅に行き、21日から研修を開始していたという。3月13日に帰国予定だった。

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