2011年2月22日 19時5分
東京証券取引所は22日、昼休み短縮による取引時間延長を5月9日からスタートすることを正式発表した。午前の終了時間を11時から11時半に延長し、現行1時間半(午前11時~午後0時半)の昼休みを30分短くする。1日の取引時間は4時間半から5時間となる。
先物などデリバティブ(金融派生商品)については、昼休みを午前11時半から15分間に短縮し、取引時間を計1時間15分延ばす。
香港などアジア市場の値動きを反映させ、市場参加者の利便性を高める狙い。東証の斉藤惇社長は同日の会見で、10月からデリバティブの取引時間をさらに延長する可能性を示唆した。【田所柳子】