バーレーン:治安部隊実弾使用「動かぬ証拠」 首都の広場

2011年2月22日 12時12分 更新:2月22日 13時41分

現場に残っていたという実弾を手にする男性。後方は大量のゴム弾や催涙弾=バーレーン・マナマの真珠広場で2011年2月21日午後1時、鵜塚健撮影
現場に残っていたという実弾を手にする男性。後方は大量のゴム弾や催涙弾=バーレーン・マナマの真珠広場で2011年2月21日午後1時、鵜塚健撮影

 【マナマ鵜塚健】多数の市民が占拠しているバーレーンの首都マナマの真珠広場の一角で21日、治安部隊が使ったとみられる弾丸が並べられていた。広場を占拠しているデモ参加者によると、大半はゴム弾や催涙弾だが、実弾は広場の近くで見つかったという。「我々は石も手にしていない。なぜ武力で応じるのか」と弾丸を手にした男性が憤った。

 当局は実弾の使用を否定しているが、「動かぬ証拠」に市民の怒りは増幅されている。市内の病院関係者によると、催涙弾が至近距離から頭に当たり、頭蓋骨(ずがいこつ)が割れて死亡した男性もいるという。

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