大阪の着物サークルが「チャリティーバザー」−着物・帯販売で義援金寄付 /大阪
みんなの経済新聞ネットワーク 4月14日(木)13時52分配信
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出品予定の着物の一部 |
【画像】 出品予定の小物類
昨年7月、大阪府在住の捩花(ねじばな)さんが「大阪に気軽に参加できる着物サークルがあったらいいな、作ろうかな」とツイートしたところ、賛同した数人がスタッフとなり発足した同サークル。「着物とつながる 着物でつながる」を合言葉に、気軽に着物で大阪観光をする「てくてくきもの」や、講習会、古着屋巡りなどをする「いろいろ結び」などの定期イベントを開いている。イベントは自由参加で、毎回20人前後、2歳〜60代まで幅広い層の男女が参加しているという。
今回の震災を受け、「被災地から遠い大阪にいて、私たちが微力でもできることは何か」とスタッフで話し合い、チャリティー着物バザーを企画。「タンスに眠っている着物や帯、小物などを寄付してほしい」とブログやホームページ、ツイッター、ミクシィなどで呼びかけたところ、着物約200枚、帯約100本、小物約100点が全国各地から集まった。スタッフの渡邉結花さんは「正直、どれほどの数が集まるか不安もあったが、ふたを開けてみれば想像以上の質と量で興奮の連続」と話す。
当日は、着物=1,000円、3,000円、帯=500円、1,000円、2,000円、小物=500円で販売。会場費を除いた売上金全額を、日本赤十字社を通じ被災地への義援金として寄付する。「中には市場で何万円と値がつくだろう着物も含まれる。着物好きの方ならきっと楽しんでいただけるはず」と来場を呼びかける。
開催時間は、15日=10時〜19時、16日=10時〜18時。
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最終更新:4月14日(木)13時52分