還暦祝いの手紙の書き方(基本構成・横書き)
横書きの手紙は、通常親しい人に宛てる場合に使用されます。
丁寧に書くあまり、形式だけのメッセージといった印象にならないように、親族や友人に還暦祝いの手紙を宛てる場合は親しみを込めた書き方をしましょう。
還暦祝いに送る手紙の書き方で、横書きの手紙の基本構成をご紹介します。
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横書きの手紙
①頭語
横書きの手紙は親しい人に宛てる場合に使用するものであることから、頭語を省略し宛名を書いてもさしつかえありません。
②時候の挨拶
時候の挨拶は省略しませんが、親しい人に宛てる手紙に適した表現で挨拶をしましょう。
例)
1月・・・寒に入り寒さひとしお厳しくなってきました
2月・・・春の陽気が待ち遠しい今日この頃
3月・・・春霞のただよう季節となりました
4月・・・うららかな春の訪れとなりました
5月・・・青田を渡る風も心地よく
6月・・・梅雨明けが待ち遠しい今日この頃
7月・・・うだるような暑さが続いておりますが
8月・・・残暑がひときわ身に染む毎日ですが
9月・・・秋風が心地よい時節となりました
10月・・・日毎に秋も深まり
11月・・・ゆく秋の寂しさ身にしみるころ
12月・・・師走を迎え、なにかと気ぜわしい毎日ですが
③祝いの言葉
還暦を祝う言葉を書きます。
例)
お父さん、還暦おめでとうございます。
お母さん、今日で還暦を迎えましたね。本当におめでとう。
④相手を褒め称える言葉
縦書きの手紙同様、相手の若々しさや活躍の様子を具体的に褒める言葉を書きます。
⑤結びの挨拶
手紙を締めくくるための挨拶言葉ですが、
親しい人に宛てる手紙に適した表現で挨拶をしましょう。
例)
・くれぐれもお身体を大切に。
・ますますのご活躍を祈っています。
・また会える日を楽しみにしています。
⑥結語
頭語を省く場合は、結語も省きます。