東日本では多くの高齢者施設が被災し、福祉への思いを共有しともに働く仲間が大きな辛苦の中にあります。今、被災地に何が必要なのか、私たちは何をすべきなのかを見極め、また現場を力づけるために、中村博彦は4月1日(金)〜3日(日)の3日間、岩手、宮城、福島各県の高者施設や避難所を訪問しました。人生観をまったく変えてしまうほどの現場の惨状に、自然の力への畏怖の念とともに、人間の存在の大きさと小ささに思いを致し、この震災をどう受け止め、どう変わっていけるかが日本人に問われていることを改めて痛感しました。 被災者の皆さんからは旧支援への生の要望を聞き、具体策へと活かしてまいります。
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「東日本大震災の被災地からの生の声を届ける」として、再開された国会、厚労委員会にて被災地の高齢者施設の惨状を訴え、支援や救済を急ぐよう、細川厚労大臣に求めました。
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「貿易自由化と農林水産業振興の両立に関する研究会」として、自民党川口順子参議院議員、平将明衆議院議員、谷津義男前衆議院議員とともに、韓国を訪問しました。1泊2日の日程をフルに使い、通商交渉部 キム・ジョンフン本部長、企画財政部 キム・ファンドン国内対策本部長、農林水産食品部 キム・ジョンジン通称政策官、毎日経済新聞社 チャンデファン会長、サムソン社会奉仕団 イ・チョンヨル社長ら要人と相次いで会談、貿易立国韓国に多くを学ぶことできました。研究会として政策提言に活かしていきたい考えです。
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中間所得層、富裕層が圧倒的な勢いで増え、エレクトロニクス産業の伸びなどでパワーにあふれるフィリピンを自民党末松信介参議院議員とともに訪問しました。ベニグノ・アキノ大統領に拝謁することができ、EPAによる人材交流やODAについてさらに協力友好関係を強化していくことで一致しました。ロサリンダ・バルドス労働雇用大臣、アルベルト・ロムロ外務大臣とも面談、ロヘリオ・シンソン公共事業道路大臣やプロセソ・アルカラ農業大臣、地デジ日本方式採で尽力いただいたルエル・カノーバス氏、人材交流で協力関係にあるエフレン・ヘンウィーノ氏らにもお会いして意見交換をさせていただくことができ、中身の濃い3日間となりました。
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政府開発援助(ODA)等特別委員長として12月19日から24日の間、ベトナム・ラオス・カンボジアを歴訪。20日ベトナムのグエン・タン・ズン首相、21日ラオスのブアソン首相(23日に辞意を表明)、22日ラオスのソム・サワート常任副首相、24日にはノロドム・シハモニカンボジア国王、カンボジア、ソック・アン副首相ら、各国要人と会談しました。
ズン首相との会談では、首相はODAをはじめさまざまな分野越日両国の戦略的パートナーシップが発展していることを喜ぶとともに、南北高速鉄道(新幹線)建設計画について、2区間の予備事業調査において日本の協力への期待を示しました。中村は、東南部ニントゥアン省で予定されている第2原子力発電所建設案件で日本が協力パートナーに選ばれたことに謝意を表し、原発プロジェクトに合わせて、ODA予算により、地元の社会インフラ整備支援を準備していることを伝えました。また、レアアース(希土類)開発、日本語教育、ベトナム人看護師の日本での就労についても協力したいと述べました。 |