2011年 4月 13日 |
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被災地へ学生服を
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東日本大震災で被災した小中学生に着てもらおうと繊維のまち倉敷市から被災地の子供たちに13日、学生服が送られました。たくさんの段ボールに入っているのは学生服の上着やスラックス、ジャージの上下など3280着です。発送に先立って県アパレル工業組合の松本隆茂専務理事から倉敷市の伊東市長に目録が手渡されました。入学式のシーズンを迎え、被災した小中学生たちに学生服やジャージを着せたいという岩手県大槌町からの意向を受けて繊維のまち、倉敷市児島地区などの7つの学生服メーカーが無償提供しました。トラック2台に積み込まれた学生服は14日の昼ごろには岩手県の災害対策本部に届けられることになっています。
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岡山市などの小学校で入学式
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ピカピカの1年生の誕生です。岡山市や倉敷市など岡山県内で最も多い154の小学校で、13日、入学式が行われました。このうち岡山市北区の伊島小学校には、真新しい制服を着て、小さな体にランドセルを背負った新1年生が集まってきました。入学式には、新1年生105人が臨み、最初に1年生の代表に教科書が贈られました。そして平野和司校長が、「しっかり胸をはってすくすくと伸びていきましょう。ありがとうと言える子供になってください」と挨拶しました。新1年生は、新しい友達と過ごす教室に移り、少し緊張した表情を見せていました。児童たちは新たな学校生活をスタートさせました。
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あいさつ運動で絆深めて
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気持の良いあいさつを通して、地域の人たちと絆を深めてもらおうと13日、あいさつ運動が岡山県内一斉に行われました。このあいさつ運動は、毎月1回、岡山県教育委員会の職員が県内の学校に出向き、行っているものです。このうち岡山市の伊島小学校では今月就任したばかりの竹井千庫教育長をはじめ、ももっちやうらっちらが集まりました。そして登校してくる児童や保護者などに、「おはようございます」と声をかけると、元気で気持のよいあいさつが返ってきました。県教委ではこうしたあいさつ運動を続けることで、保護者同士のつながりを作り、地域全体で子供を育てるという意識を高めてほしいとしています。
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岡山県立高校の今後のあり方について答申
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岡山県立高校の今後の教育体制のあり方を検討してた協議会が各地域に配慮した高校の魅力づくりを進めることなどを盛り込んだ検討結果を教育長に答申しました。協議会では去年6月から今後の高校教育の在り方や基盤整備の方策について検討していました。第1次となる答申では平成30年度を目標に自ら学ぶ意欲、態度の育成や、県北部や中部で生徒数が減少するため各地域の状況に配慮し、中長期的な視点に立った教育体制の整備の推進などを求めています。協議会では今年11月に最終提言をまとめることにしています。岡山県教育委員会では早急に改善が急がれるものから着手していきたいとしています。
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醍醐桜が満開 花見客に安らぎと元気
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推定樹齢1000年のサクラは今年も多くの人を魅了しています。真庭市の醍醐桜が満開を迎えました。標高約500メートルの高台に根を張る醍醐桜。後醍醐天皇がこの地に立ち寄り褒め称えたことからその名がつけられたと伝えられています。ヒガンザクラの一種、「アズマヒガン」で幹の高さは18メートル、四方20メートルに枝を張り岡山県下一の巨木といわれています。東日本大震災で自粛ムードが広がるなか今年は例年より人出が少ないそうですが悠久の時を越え息づくサクラは見る人に安らぎと元気を与えています。醍醐桜の見頃は今月20日頃までで日没から午後9時までライトアップされます。
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