少年の心を忘れられないガキオヤジ達が一方的に釣果自慢でき、集えるサイト。
 
2011/04/12 21:09:43|レクチャー 
バスのテリトリー範囲
琵琶湖南湖のスティンウォーターにおいて、バスのテリトリー範囲はどの位か想像できますか? 私の経験では釣れる時でさえ、半径2m以内と考えています。浚渫エリアのピンスポットで釣りをしていると分かるのですが、2mキャストする位置を変えるとバイトがあったり、なかったりするのです。これって、バスが動くテリトリー範囲が半径2m以内である事の証拠。これは浚渫エリアのバスだけに限らず、ストラクチャーに着くバスやフラットウィードに着くバスも同じ事が言えます。つまり、次にキャストする時は2m以内にキャストせょ!という事です。

では実際にフラットウィードエリアにおいて、2m間隔でローラー作戦を決行する労力を考えてみましょう。例えば、『このエリアに絶対バスが居る!』というフラットエリアの大きさが50m四方だとします。一辺が50m、テリトリー範囲が2mなので一辺を攻略するのに25キャストが必要となります。そして25キャストが25列必要なので、25キャスト×25列で625キャストが必要となります。1キャストに1分の時間が必要だとした場合、625キャストでは625分、おおよそ10時間25分の時間を要します。50m四方を攻略するのに10時間25分も必要なの?と言われてしまいそうですが、キッチリ釣り込もうとした場合、その位の時間と根性が必要。完全なるローラー作戦って、そんなに簡単なものではございません。

ぢゃあ、皆がいつも湖上で展開してる釣りはどうなの?と言われると、厳しい意見ですが『雑』の何物でもありません。エレキを進ませる速度を普通の2〜3倍に抑えている私の操船でも『雑』だと言えます。ぶっちゃけ、皆が流した後でも釣れるのは『雑』だから、そして『少し雑』なニシカワ艇は雑なボートには釣り負けないハズ!です(笑)。
ま、湖上で実際に1箇所10時間半の時間を費やす事はありませんが、私の場合、一日周ってもせいぜい3〜4箇所。時間にして1箇所3〜4時間は釣り込む計算となります。それでも時間が足りないなぁ…なんて思う事は日常茶飯事ですが、その前にエリアに飽きて移動するケースが大半です(苦笑)。
でもね、ほんの少しずつキャストする位置を変えていく事が重要なんです。皆さんも経験あるかと思いますが、ピーカンベタ凪でユックリとボートを流している時、さっきキャストした場所の直ぐ近くでデカバスが釣れた経験がありますよね? これってテリトリー範囲が半径2m以内のバスなんです。そうゆうバスって確実に存在するし、その類いのテリトリアンバスを釣りたければ、ひたすら釣り込むしかないのです(南湖のオープンウォーターだと2m位の間隔で打ち込めばOKですが、ベビーカバーだと60cm間隔で打ち込むくらいの精度が必要になります。北湖のオープンウォーターでは1mくらい、水路や港では50cm位がストライクゾーンとなります。ホントに狭いね)。
ピーカンベタ凪であれば、この打ち込む作業は労力を使うだけで、さほど大変ではないのですが、風が吹き出すと別問題。意地でも風に負けない様にユックリとボートを流さなければならないし、流されてしまう程の風であれば何度も同じラインを流し直す必要がありますからね。船長としては大変な作業ですね。

以上がフラットウィードに潜むテリトリアンバスを釣る為のローラー作戦ですが、非常に労力を必要とします。勿論、サーチ能力のあるルアーで『ガッー』と拾い釣りすればイイのですが…、今時そんなルアーに反応するデカバスは非常に数少ないですよね(悲)。だから、やるしかない!のです。もし、やれないのであれば、サーチルアーで普通サイズのバスを適当に釣るしかありません。又は、浚渫等のピンスポットにテリトリーを張るバスを一匹づつ釣るしかありません。やるか?やらないか?は自分次第ですが、やり切った時には新しい次元が見えてくるハズ…です。
今回はジグヘッド等のフォール主体でバスに口を使わす『点の釣り』でフラットウィードの労力を算出しましたが、巻き物等の『線の釣り』であれば、もう少し効率的にフラットエリアのテリトリアンバスを捕獲する事ができます。機会があれば、点と線を同時に両立させれるマキマキやスコーンリグ釣り方を紹介したいと思います(それともスコーンの巻き方&操作方法とか、ルアーに対する集中力を紹介した方がイイかな?…)。ま、期待せずにお待ちあれ!







2011/03/28 21:26:55|レクチャー 
バスの通り道
間も無くシャローに沢山のバスが挿してくるシーズンを迎える。シャローに挿してしまったバスを釣るのは容易な事だが、皆さんはシャローに挿して来るバスの通り道を考えた事はあるでしょうか? もし、その通り道が解れば、シャローに上がってしまう前に迎撃する事が可能。それは同時にボートだらけでプレッシャーが高くなったバスを皆で分け合う事もなくなる。つまり、周りのボートにバスを分け与える前に釣れるバスは全て釣る!、周りのボートには絶対に釣り負けない事を意味している。

『そんなの知ってるよ、通り道なんて岬を基点にシャローに向かうんでしょ?』なんて言われそうだが、水中の世界はそんなに単純な世界ではありません。又、魚の通り道は浮かぶエリアによって全て異なる為、具体的な例を挙げる事はできません。しかし、今回は通り道を探す方法を紹介したいと思います。

そもそもバスは何を基準にシャローへ挿していくかと言うと…、ズバリ最短ルートで通っていきます。分かり難いので人間に例えると、車で遠方に出掛ける時に表れます。とある目的地に向かう時、できるだけ平坦で安全、直線的な道を本能的に選びます。例え山を越えなければならなくても一番楽な最短ルートを選択するハズです。これが登山なれば、かなりの確率で獣道とダブったりします。これは何を意味してるかと言いますと、バスも人間と同じで、安全で楽、そして最短ルートを本能的に選択すると言う事です。ですから、前述した岬が存在しても、バス達が危険もしくは遠回りと判断すれば、その岬を基点として移動する事はないのです。これが通るルートを一概に決め付けれない最大の理由。何故ならフィールドは多様にあるのだから。。。

『それぢゃあ、通り道を絞り込めないぢゃん!』なんて言われそうですが、その方法はあります。人間の道標がアスファルトなら、バスの道標は南湖の場合は主にウィードです。視界が遮られる水中の世界では、バスにとって身近なウィードエッジ・高いウィード・低いウィード・ミオ筋・縦ストラクチャーが私達のアスファルトと同じ役目を果たすのです。
具体的な方法として、まず釣り場に到着したら、バスの目的地となるシャローを設定します。そしてバスが沢山居るであろう沖まで丹念&広範囲に魚探をかけ、上記の道標となるファクターが何処にどの様に存在するか?を的確に把握し、水中の世界を地図上の様にイメージします。あとは、沖のサンクチュアリと設定したシャローの間に魚探で見付けた道標を交えながら、直線的に線で最短ルートを割り出せばバスの通り道が必然と見えてきます。そして徐々に沖側からシャロー側へと釣り込めば、シャローを目指すバスをシャローへ挿す前に迎撃する事が可能となります(シャロー側から沖側へ釣り込んでもイイんだけど…、沖側から挿して来るので、やっぱ沖側からですね)。

以上がバスの通り道を算出する方法ですが、誌面では上手く伝えれていないかと思われます。ですが、理解して率先すれば20m程度しか離れていないボートでさえ、入れ食いのオラオラ状態を見せつける事ができます。見せつけられているボートは何でだろう?なんて思うハズですが、決して話さない方が身の為です(笑)。


●追伸
HATTORIさん、OZUMAさんへ
去年、夕刻の赤野井で沖側に浮かぶ私のボートにラッシュが掛かった理由は今回のケースです。本来、貴方達のバスでしたが、シャロー側に挿す前に全て迎撃してしまいました。あの時は白状できなくてゴメンナサイでした。







2011/03/27 21:41:11|釣行記 
フィナーレ釣行
3/27はKAさんにお付き合いしてもらって、休止前のフィナーレ釣行に行ってきました。前日の天候は吹雪というタフコンですが、ま、これはいつもの事です(笑)。

朝7時にマリーナに集合し、朝8時には出船します。まずは赤野井シャロー側から釣り始めますが、湖面は真冬の形相。勿論ノーバイトです。
今度はミドルレンジを流しながら、巻いていたミニスコーン(9gハマジグ+ワンシャ4in)を止めるとバイト有り。10ポンドラインで少々焦りましたが、揚がって来たのは太過ぎる62cmのブタバスちゃんでした♪ が、その後、赤野井沖は全く釣れず南エリアに移動です。
移動先の浜大津でも風に流されながらミニスコーンを巻くと、今度は巻いてる最中にバイト。揚がって来たのは、これまた太い53cmのデカバスちゃん。嬉♪ 『このエリアに絶対居るガヤ!』と浜大津ローラー作戦を決行。結果、Kさんのヘビネコ(3.5g+カットテール?in)に35と38cm、私のミニスコーンで46cmの捕獲成功!
もうローラー作戦するトコ無いかな…、と考えているとノーマークなシャローを発見。他のボートとのタイミングを見計らい侵入すると、Aさんのミニスコーンに48cmがヒット。この子…、シャローのバスらしく真っ黒でカッコ良過ぎるブラッキーナ♪Aさんの笑顔も素敵でしたな(喜)。ついでに私もミニスコーンで極太の56cmをおかわりさせてもらいました。
今度は浜大津の縦スト周りをミニスコーンを投げ倒しますが、反応がありません(何でだろう?)。しょうがないのでチョイ沖にミニスコーンを投げると私に40クラスの雄バス、続いてAさんのデカスコーンに45cmがヒット。出来過ぎでしたな。嬉
その後、浜大津は陽が45度に傾くと反応が悪くなるのは十分知っていますが、今回もやはり反応が鈍くなってきたのを感じた。これはイケないのでアングラーズインに移動しますが、水温低下の為ノーバイト。井筒もノーバイト、最後に赤野井へも戻りますがノーバイトのままロッドOFFとしました。


・本日の漁獲量
62 56 53 48 46 45 40 38 35cm


今回はフィナーレ釣行という事で、お喋りしながらも結構本気でミニスコーンを巻き倒せました。結果、水温低下のタフコンでもそれなりの釣果を叩き出せたと思います。これで今春を外す事はない!と確信を持てましたが、やはりバス釣りを続ける事は出来ません。最後まで精一杯バス釣りができたし、釣果も満足しました。そして今日の釣りを終えてギャンブラー2200を売却する覚悟もできました。従い、本日をもってバス釣りを休止させて頂きます。今後、復帰できるかどうか?は分かりませんが、皆さんの爆釣を心から祈願しております。ありがとうございました。祈







2011/03/27 15:23:16|釣行記 
デップリーナ♪
またまた釣れました、56cmのデップリーナ♪ 浜大津でスコーンを投げ倒せばデッカイみたい。
フィナーレまであと少し…、まだまだ頑張りますよ〜!







2011/03/27 14:01:13|釣行記 
またまたデカバス♪
浜大津に移動してスコーンを巻くと、今度は53cmと46cmを捕獲成功! 同船者も40弱を2匹釣ってくれました♪
もう何処にでもバスが居る印象です。あとは食わせ方とタイミングなので、引き続きスコーン巻きを敢行します。







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