東日本大震災を受け、開催の是非が検討されていた「神戸まつり」(神戸新聞社など後援)が、予定通り5月13〜15日に開かれることが決まった。被災地支援を前面に掲げた内容で、サブタイトルも「東日本大震災被災地支援 神戸から愛と元気を」に変更。復興へのエールを送る。
日程は昨年11月、神戸市民祭協会がいったん発表していたが、先月11日の巨大地震発生以降、同協会に市民から自粛を求める意見も寄せられたため、開催の是非を検討。その結果、「阪神・淡路大震災を経験した神戸だからこそ元気を発信できる」として、予定通りの実施が決まった。
13日の「KOBE合唱フェスティバル」で幕を開け、14日には区まつりを開催。15日には神戸・三宮のフラワーロードなどを舞台にメーンフェスティバルが行われる。
会場では被災地支援として、ボランティアによる募金▽宮城、岩手、福島県の企業を招いた物産展の開催▽パレード参加者らによる応援メッセージ‐を予定している。
詳しい内容は決定次第、神戸市民祭協会のホームページ(http://www.kobe-matsuri.com/)に掲載する。同協会TEL078・331・2413
(岡西篤志)
(2011/04/13 22:11)
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