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カメラ操作機器 焦げ跡見つかる

2011年04月13日

 11日午後0時半ごろ、六ケ所村の日本原燃再処理工場内にある財団法人核物質管理センターの保障措置第一分析室で、監視カメラを操作するサーバーに焦げ跡があるのを国際原子力機関(IAEA)の職員が見つけた。分析室には、同センターとIAEAが試料分析に使う少量の核物質が保管されていたが、職員や環境への影響はないという。

 監視カメラを操作できるのはIAEA職員だけという決まりで、8〜10日は休業日だった。休み明けの11日午前11時ごろ、サーバーの電源を入れたところ、カメラが作動せず、サーバー内部を調べると焦げ跡が見つかったという。

 再処理工場内は、7日深夜の東日本大震災の余震の影響で一時停電しており、地震や停電とサーバーの焦げとの関連も含めて、IAEAが調査している。

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