九州誠道会系事務所に火炎瓶
九州誠道会系事務所に火炎瓶 04/12 19:36

暴力団同士の抗争事件が再び激化する恐れがあるとして警察が警戒を強めています。

きょう未明、福岡県柳川市の指定暴力団・九州誠道会系の組事務所に、火炎瓶が投げ込まれ、車の一部を焼く事件がありました。

●後藤記者
「きょう未明、駐車場に停めてあったあちらの車が燃えているのが見つかりました。車の近くには、火炎瓶の破片のようなものが散乱していたということです」

きょう午前4時半ごろ、柳川市西浜武にある指定暴力団、九州誠道会系の組事務所で、「車が燃えている」と警察に通報がありました。

警察が調べたところ、事務所の前に停めてあった車のタイヤなどが燃え、付近には、火炎瓶の破片が散乱していたということです。

けが人はいませんでした。

●近くの住民
「ただ怖いというだけで…。こういう事件がないような環境になってほしいですよね」

九州誠道会は、対立する道仁会との間で抗争事件を繰り返していて、この事務所には3年前にも、火炎瓶が投げ込まれる事件が起きています。

警察は今回の事件が、一連の抗争の中で起きたとの見方を強め、再び抗争が激化する恐れもあるとして、警戒を強めています。