義援金、福島にまず230億円
日赤と中央共同募金会は13日、東日本大震災の義援金の1次配分として、福島県に230億600万円、栃木県に2億5215万円、長野県に1950万円を送金したと発表した。今回の震災の義援金を被災地に送るのは初めて。日赤は「ほかの被災都道県にも順次送金していく」としている。義援金の配分は、国の委員会が(1)死者・行方不明者1人当たり35万円(2)住宅が半壊・全壊した世帯にそれぞれ18万円と35万円(3)福島第1原発から半径30キロ以内の世帯に35万円―とする目安を提示している。各都道県は「義援金配分委員会」を開いて正式に決定した上で、市区町村を通じて被災者に配分する。
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「レベル7」、評価制度に異論
原発事故の深刻さを示す国際評価が引き上げられたことを受け、海外の専門家からは疑問や評価制度自体の見直しを求める声も。 記事の全文 | スライドショー