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本

パチンコは必敗? 20兆円産業の黒いウラ話『コワ~いパチンコ店の話』



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『コワ~いパチンコ店の話』(宝島社)

 パチンコの客離れが深刻となっている。どの店も空席が目立ち、ホール内はガラガラ。地方となるとさらに深刻で、長く営業を続けてきたホールも相次いで閉店している。2004年7月、風営法の遊技規則が改定され、それまでの"4号機"と呼ばれていたパチスロ機種から、出玉の増減が少ない"5号機"が主流となった。「万枚出した(=コイン1万枚。20万円)」というような、高いギャンブル性が魅力のパチスロであったが、上記の法改正や貸金業法の改正、中・長期化する不況の影響で、最盛期には1万8,000店以上あったパチンコ店は1万2,600店ほどに、30兆円を超えていた業界全体の売り上げは21兆円弱(2009年時)に落ち込んでいる。

 このようなご時勢だから、パチンコ店も生き残りを賭けて必死なようだ。『コワ~いパチンコ店の話』(宝島社)は、別冊宝島編集部がパチンコ業界の黒~いウラ事情を取材した本だ。台に細工をして強制的に出玉を出す"ゴト師"の最新手口や、遠隔装置や裏ロムを使って出玉をコントロールする店側の不正、警察とパチンコ業界の密接すぎるつながりなど、業界の暗部を全5章43項目にわたって紹介している。パチンコ業界関係者のインタビューや、パチンコライターによるコラムも充実しており、読みごたえのある内容となっている。

 ことにパチンコホールの客に対する嫌がらせはひどい。「ホールコンピューターで電圧を調整し、回転数を制御する」「遠隔装置で確変を強制的に終了させる」「一回の大当たりで出玉を600円分カット」「設定を変えないニセのイベントで客を動員」「サクラを雇い、私腹を肥やすホール関係者」「高性能監視カメラで女性客のキワドイところを覗き見する店員」「換金の際、勝ち金から1.5%の手数料を徴収する交換所」など、セコイ悪事は数知れず。「出している客に冷房を直撃させて帰らせる」なんて露骨な嫌がらせもある。こんな行為を続けていれば、客足が遠のいていくのも自然だと言える。

 すべてのパチンコ店が悪事を働いているわけではないが、悪徳ホールが増えたのは事実。悪徳ホールはアノ手コノ手、さらなる新しい手口で客の懐から金を抜こうとする。パチンコ店の一方的なカモにされないための『コワ~いパチンコ店の話』。パチンコファン、必見の書だ。
(文=平野遼)


コワ~いパチンコ店の話


石原さんにつぶされて当然?


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2011.04.13 水  



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