反原発派の偽善が浮かび上がる。
1964年の日本には現在以上の放射能が
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TBSテレビのNスタという番組を見ていて驚きました。スタジオに大きなグラフがあって、今回の福島原発事故で東京に飛来した放射性物質の数量が表示されていた。
確か、値は分からないが250という数字を指しているのは分かりました。ところが今から47年前の1964年にはその放射性の数字はその倍の500を示していました。
これは支那・中国共産党による核実験で東京に降り注いだ放射性物質の数値だそうです。そう言われて見れば我々が子供の頃には“死の灰”が空から降って来ると言われて、外から家の中に入るように親から無理やり連れ戻されたものでした。
その事が週刊新潮に出ていました。
一瀬准教授が続ける。「米ソの大気圏内核実験からの放射性降下物は、1949年から日本にも届き始めました。63年に米英ソの間で部分的核実験禁止条約が締結されると、地下を除く核実験が禁止されましたが、中国やフランスは それに加わらず、70年代にかけても両国の核実験から放射性物質が降りました。が、やはり凄かったのは60年代前半で、日本人の体内セシウム137の量が 大幅に増えたことも確認されています。今回の福島の事故で、関東地方でも放射性物質が雨とともに降下しましたが、必要な警戒さえすれば、核実験の際と比 べ、内部被曝も健康への影響がない範囲で抑えられると思います」
具体的な数値には少しずつ触れるとして、実は、こうした研究は一瀬氏のオリジナルではない。基礎になるデータを収集していたのは、気象庁気 象研究所で、「米ソの核実験が盛んになった1950年代から、塵や雨に混じって地表に落ちてくる放射性降下物を、2メートル×1・2メートルの水盤で採取 し、その量をーカ月ごとに計測してきました。計測地は東京の高円寺、80年代からは茨城県つくば市で、観測してきた降下物はセシウム、ストロンチウム、そ してプルトニウム。観測記録は世界最長です」と、同企画室の広報担当者は胸を張る。
ちなみに今回、各所で多く検出されている放射性ヨウ素は、半減期が8日と短いため、月単位 のデータ収集には馴染まないそうだ。話を続けると、「米ソが大気圏内の核実験を繰り返していた60年代までは、たしかに東京における放射性セシウムの降下 量は、今回、福島の事故が起こる前までの1000倍以上の数値でした」
それどころか、たとえば63年8月に東京都中野区で計測されたセシウム137は、1平方メートル当たり548ペクレルだったが、90年代には50ミリペクレルに満たない月がある。ちなみに、ベクレルは放射性物質が1秒間に出す放射線の量。そこに“ミリ”が付くと数値は1000分の1になるので、両者の間には1万倍もの開きがある。つまり、高度経済成長真っ只中の東京であなたもまた、平時の1万倍にも上る放射能を浴びていたのである。
(後略、週刊新潮4月14日号、P24-P25から抜粋)
反原発派は今盛んに東京電力に抗議の声を挙げています。しかし、何故か民主党政権に対する抗議の声は弱々しい。
そう言えば、このような反原発派という人々は何故か反核運動にも熱心な割には支那・中国の核には無反応であった。北朝鮮の核開発にも強い抗議の声を挙げたとは聞いたことがない。
このニュース報道番組のキャスター二人は面白いことを言っていた。チェリノブイリ事故でセシウムによる人体への被害がなかったと紹介した後に、今後のことはよく分からないが・・・と言った後の発言です。
「そういえば私達に子供の頃はたくさんの放射能を浴びていたのに、何ともないということは、私達がそれ(安全性)を証明して見せているようなものですね。」
確かにそうも言えますね。いや、そうであって欲しいものです。
この点は文部科学省も認めています。
文部科学省は15日、都道府県で実施している放射線量の測定で、同日午前9時までに栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川の1都4県で、近隣国で核実験があった時などを除くと調査開始以来、過去最高の放射線量を観測したと発表した。
同省によると、最も高かった栃木県は毎時0・864マイクロ・シーベルトで、東京都の同0・147マイクロ・シーベルト、埼玉県の同0・129マイクロ・シーベルトと続いた。中国の核実験の時より低く、胃のX線検診600マイクロ・シーベルトの500分の1に満たないが、栃木では平時(0・03マイクロ・シーベルト〜0・06マイクロ・シーベルト)の30倍の値だった。
読売新聞 3月15日(火)15時14分配信
つまり、これまでの過去最高の放射能汚染は支那・中国による核実験であった訳です。
これまで核実験は世界で行なわれてきました。
現在までに世界で行われた核実験は、少なくとも2093回とされている。国別では米国が1053回(大気中核実験217回/地下核実験815回/臨界前核実験21回)、旧ソ連・ロシアが737回以上(大気中219回/地下496回/臨界前22回以上)、英国が46回(大気中21回/地下24回/臨界前1回)、フランスが210回(大気中50回/地下160回)、中国が45回(大気中23回/地下22回)、インドが2回(地下)、パキスタンが2回(地下)、北朝鮮が1回(2006年10月9日。地下実験で、失敗したとの見方が強い)。
大変です、大気中で23回も行なわれたのです。一体その時にどれほどの放射能が日本に舞い降りたのか?
政府はこの点を全て明らかにすべきです。日米秘密合意の核持込どころの話ではありません。日本は中国の核実権の度に、実は今回の原発事故をはるかに凌ぐ放射能に晒されていたのです。
何だか、このような事実が明らかになると、これまでの騒ぎが何のカラ騒ぎのようにも思えてしまいます。日本人は支那人によって放射能を浴びせられ続けてきたのです。
低濃度の放射性の水を海水に流したとして、中国共産党が騒いで補償などと言い出したら、我々日本人もこれまでの放射能による被害を賠償させましょう。
と言っても、被害って出ていないのですよね?
まぁ〜ともあれ、反原発に皆さんは是非共、中国大使館へも抗議に行ってください。東電だけでは片手落ちと言うものですよ。
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