地方【東日本大震災】「がれき処理で協力」川崎市長が福島支援申し出2011.4.8 22:02

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【東日本大震災】
「がれき処理で協力」川崎市長が福島支援申し出

2011.4.8 22:02
佐藤雄平知事との会談後、記者団の取材に応じる川崎市の阿部孝夫市長=7日夕、福島市の県災害対策本部(中川真撮影)

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佐藤雄平知事との会談後、記者団の取材に応じる川崎市の阿部孝夫市長=7日夕、福島市の県災害対策本部(中川真撮影)

 川崎市の阿部孝夫市長は7日夕、福島県災害対策本部(福島市)を訪れ、佐藤雄平知事と会談した。阿部市長は、川崎市がJR貨物と連携して行っている貨物列車によるごみ運搬の手法を活用し、「津波で残ったがれきなど粗大ごみを川崎まで運び処理したい」と協力を申し出た。佐藤知事は「感謝したい。担当者に検討させる」と歓迎した。

 川崎市では、環境対策の一環として、市北部の住民のごみをトラックでなく、貨物列車で港湾エリアの処理場に運んでいる。平成19年の新潟県中越沖地震の後、柏崎市のごみを運搬した実績もある。阿部市長は会談後、記者団に「運搬経路などをJR貨物と相談している。ご希望があれば宮城、岩手のごみ処理も協力したい」と述べた。

 阿部市長は福島市出身。「震災、津波に原発事故も重なり大変な状況。できる限り支援する」と話した。

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佐藤雄平知事との会談後、記者団の取材に応じる川崎市の阿部孝夫市長=7日夕、福島市の県災害対策本部(中川真撮影)

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