金町浄水場に行った。活性炭によるヨウ素除去対策。
石原知事と金町浄水場を視察しました。
まず昼間のツイッターを三つ
「本日24日朝6時の葛飾区の浄水場の放射能測定結果。放射性ヨウ素は79ベクレルで乳児(1歳未満)の基準100ベクレル以下になった。22日210ベクレル、23日190なので数値は下降線をたどっている。ただ昨日の水が水道管に残っているので明日以降の数値で改めて判断する」
「浄水場では、活性炭の投入量を通常の4倍にするなど、より水をきれいにするための、努力を重ねている」
「乳児の摂取制限、いったん解除」NHK。いろいろ説明が専門的になるが、煎じ詰めればそういうこと。これから石原知事と葛飾区の金町浄水場へ」
<金町浄水場概要>
○ 東京都の東部、JR常磐線金町駅から南へ1km、江戸川河口から17km上流に位置する。
○ 周辺には寅さんで有名な柴又帝釈天や矢切の渡しなどの名所旧跡がある。
○ 1926年(大正15年)8月に給水を開始
○ 1992年(平成4年)6月、東京都で初めてオゾン処理と生物活性炭吸着処理とを組み合わせた高度浄水処理施設の運転を始めた。
○ 都内大規模浄水場11施設の中第2位
1日あたりの施設能力150万立方メートル(都内の約20%)、250万人に給水
※第一位 朝霞浄水場
1日あたりの施設能力170万立方メートル(都内の約25%)
今回、放射性微粒子物質の除去を加速させるため、高速凝集沈殿池で使用する粉末活性炭を通常の4倍投入している。
左写真は活性炭を濃くしたので真っ黒な沈殿池。もちろんふつうでも黒いが、ほんとに真っ黒です。ヨウ素を炭素の穴に付着させるのです。
右から、樺山たかし都議会議員、石原慎太郎知事、平沢勝栄衆院議員、青木かつのり葛飾区長、猪瀬直樹副知事。
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コメント
昨日、ついに東京の水道水からも放射線物質が検出されてしまい、焦りました。
しかし、東京都の素早い対応。これで赤ちゃんのいる家庭も安心ですね。
どんな国難でも、東京都は私たち都民を、そして日本を守ってくれる。そんな安心感を感じました。
私は今までずっと東京の水道水を飲んできました。
東京の水道水は世界一です。
ヨウ素にも負けない東京水を期待しています。
最近何を信じていいのかわからない世の中ですが…猪瀬副知事はblogやツイッターで私たちに随時情報を伝えて下さるので、信頼しています。
都民より。
投稿: リカ | 2011年3月24日 (木) 23時06分
水道水が安全なら、なぜ乳幼児のいる家庭にミネラルウオーターが配布されたのでしょうか。いわゆる行政側から出る情報は「ヒステリックにならないように」というものばかりなので、逆に安心できません。マスメディアにコメントする学者もひも付きの人ばかりなので、完全に信用できないですし。鵜呑みにしないで、自分で情報を得る努力をして、自分で判断することこそ、いま大切なのではないでしょうか。有事の際には、政府も自治体も信用できないことは、歴史が証明しています。
そういった意味では、東北と北関東農産物の出荷停止は、民主党の信頼性を辛うじてつないだと評価することもできます。必ずや批判を受けるだろう施策を講じたということは、独自の判断で動いたということですから。「風評被害を助長する」という批判にくみするのは危険でしょう。5年10年先の危険は、政治も行政も責任は取りません。その時には責任を取るべき人物は、もうそこにはいないのですから。これまでも、さんざん思い知らされたことでしょう。その場しのぎをしなかったことだけでも、私はこの党を見直しました。
投稿: | 2011年3月29日 (火) 02時10分
厚生省から水道局宛てに、放射性ヨウ素を活性炭で除去できる旨の通達がいち早くだされました。いつになく素早い対応だったと思います。
活性炭が放射性ヨウ素を吸着するかについては、ネット上では意見が分かれていて、ヨウ素がイオン化しているから吸着できないという人と、キチンと計算してみたら分子状だから吸着できるという人ががいました。
厚生省は、素早く実験を行って吸着できることを確認した模様で、「少ない知見ながら」と控えめに前置きしながら各水道局へいち早く周知したのです。
この素早い対応に日本人の一人として拍手を送りたいと思います。
投稿: | 2011年3月29日 (火) 21時25分