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機関銃や実弾などを自宅に隠し持っていたとして、県警はきょう、１８歳の少女を含む風俗店営業者ら３人を銃刀法違反などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、住居不定、風俗店経営の久生尊幸容疑者と、相模原市中央区に住む風俗店従業員の１８歳の少女ら３人です。

調べによりますと、久生容疑者らは共謀して、少女の部屋に、アメリカ製の機関銃や回転式拳銃、それに、それぞれの実弾合わせて７４個を隠し持っていた疑いが持たれています。

調べに対して、少女は「拳銃だという認識はあったが、自分のものではない」などと容疑を否認していますが、久生容疑者は「自分の物だ」などと容疑を認めています。

また、今回逮捕した別の共犯者が「去年の夏から秋にかけて運んだ」などとも供述していることから、県警では今後、拳銃の入手ルートなどを詳しく調べる方針です。

また、鎌倉の鶴岡八幡宮では３つの宗派の宗教関係者が合同で被災地の復興を祈る祈願祭を行いました。

祈願祭は鶴岡八幡宮と鎌倉市仏教会それにキリスト教の諸教会が合同で開催しました。

会場となった八幡宮境内の舞殿には宮司や僧侶それに司祭など３宗派の代表と宗教関係者およそ４００人が参列しました。

祈願祭は東日本大震災が発生した時刻に合わせて、きょう午後２時半から行われ祝詞やお経それに祈りが捧げられ震災の犠牲者を追悼しました。

鶴岡八幡宮では去年３月樹齢１０００年ともいわれる大銀杏が突風で倒壊しました。

しかしその後残った根から力強い生命力であたらしい芽が息吹いていて主催した宗教関係者も「復興の芽が大銀杏再生のように力強く育つことを期待しています」と話していました。

県内でも５３４人の被災者が、避難所での生活を余儀なくされています。

避難所の一つ、川崎市中原区のとどろきアリーナでは、震災から１カ月たった今でも、福島県南相馬市などから避難してきた３５世帯１０２人が生活しています。

とどろきアリーナではボランティアによる炊き出しがほぼ毎日行われるなど、避難所での生活は少しずつですが改善に向かっています。

しかし、福島第１原発事故による避難指示がいつ解除されるか分からないなど、先行きが不透明な中、避難している人たちの不安は尽きません。

そんな中、とどろきアリーナでも、避難している人たちがそれぞれの想いを抱きながら震発生時刻に合わせて黙祷を捧げました。

川崎市多摩区宿河原にあるソメイヨシノの桜並木が、いま、見ごろを迎えています。

川崎市多摩区にある宿河原堤には、ソメイヨシノやヤエザクラなど、およそ４００本の桜が植えられています。

宿河原堤の桜は、５０年ほど前に周辺住民らが植えたもので、ニヶ領用水に沿って桜並木がおよそ２キロ続いています。

木漏れ日でキラキラと輝くニヶ領用水に桜が舞い散る様子は、時がたつのを忘れるような美しさです。

また、桜並木の近くには菜の花の花壇もあり、桜の淡いピンクと菜の花の黄色が、絶妙なコントラストを見せています。

宿河原堤桜保存会によりますとことしは例年よりも開花が遅れたため、これから１週間ほど楽しめそうだとということです。

東日本大震災の影響で延期とったプロ野球のペナントレースが、いよいよあす、開幕します。横浜ベイスターズは、開幕を前に横浜スタジアムで必勝祈願を行いました。

伊勢山皇大神宮から宮司を招いて行われた必勝祈願には、加地隆雄球団社長や尾花高夫監督、それに選手や球団関係者などおよそ８０人が参加しました。

グラウンド内に設けられた神棚の前で、宮司がチームの勝利を祈る祝詞を読み上げた後、加地球団社長や尾花監督、それに新沼慎二選手会長らが玉串を捧げて、今シーズンの必勝を誓いました。

プロ野球はあす、セ・リーグ、パ・リーグが同時に開幕し、ベイスターズは、横浜スタジアムで中日ドラゴンズと対戦します。

一方、県内にはきのうまでに５２６人の被災者が避難してきています。県はこれまで受入住宅１００戸を提供を行ってきましたが、受け入れ枠をさらに拡大し、きょうから二次募集を始めました。

県ではこれまでに、７０の施設で５２６人の被災者を受け入れていまが、受け入れ枠をさらに拡大しようと、横浜市や川崎市など１５の市と５つの町の公営住宅、あわせて５７５戸できょうから２次募集を始めます。

受付方法は前回行った電話やメール、ファックスのほか、今回は受付窓口を設けて直接担当者と面会ができるようにしていて、開始時間の午前９時には避難住民のほか県内に住む被災者の家族およそ９組が訪れました。

申し込みの受付期間は、きょうから１４日まで横浜市中区の神奈川県住宅供給公社で行っています。

また電話での受付は、０４５５９５５となっています。

東日本大震災は発生からきょうで１カ月を迎えました。被災地では復興へ向けた歩みがみられる一方、震災による死者は１万３０００人を超え、行方の分からない人の捜索も難航するなど厳しい状況が続いています。

警察庁のきょう午前１０時のまとめでは、亡くなった人は１２の都道県で１万３１１６人となり、宮城県だけで８０００人を超えました。また、行方の分からない人は６つの県で１万４３７７人となっていて、死者と行方不明者は合わせて２万７４９３人に上っています。

不明者の捜索活動は依然として難航している上、宮城県内の仙台市や東松島市、それに南三陸町については不明者の集計もできていません。

また、福島第１原発の事故も予断を許さない状況が続いています。

一方、県議会議員と３つの政令市の市議会議員選挙では、いずれも自民党が第１党を維持し、民主党が苦戦を強いられる結果となりました。また、みんなの党も躍進しています。

県議選では、民主党が２９議席と、改選前に比べ３議席を減らした一方、自民党が４０議席と２つ増やしました。

みんなの党は３議席から１５議席に増やしています。

また、横浜市議選でも、民主党は６議席減らし、自民党が２議席を増やしました。

みんなの党は２議席から一気に１３議席に増えました。

さらに、川崎市議選は、民主党が２議席減らし、１６議席を維持した自民党が単独第１党となりました。

また、みんなの党は一気に６議席を獲得しました。

一方、相模原市議選では、民主党と共産党がそれぞれ１議席を増やし、みんなの党が４議席を獲得しました。

きのう投票と開票が行われた統一地方選挙の前半戦。知事選では無所属で新人の黒岩祐治さんが１７２万票余りを獲得して初当選を果たしました。

新人３人の争いとなった知事選は、民主・自民・公明の県組織が推薦した無所属の黒岩さんが１７２万８８００票余りを獲得し、ほかの２人に大差をつけて再選を果たしました。

投票率は４５・２４パーセントと、前回より１・８ポイント減り、１９９１年の４５・１７パーセントに次ぐ、２番目の低さとなりました。

また、同時に行われた相模原市長選挙では、現職の加山俊夫さんが新人２人を圧倒的な強さで退け、再選を果たしました。