釜山の原発が運転停止、電気系統トラブルで
【釜山13日聯合ニュース】韓国・釜山にある古里原子力発電所1号機で電気系統のトラブルが12日午後8時46分ごろ発生し、運転を停止する事故が起こった。安全点検の後、15日午後に運転を再開する予定。
古里原子力本部によると、事故は原子炉外部の電気系統のトラブルが原因で、原子炉の安全性には問題がなく、放射能の放出もないという。原発は現在、安定した状態を維持しているという。
韓国初の原発である古里原発1号機は1978年4月に運転を開始。2007年6月に設計寿命を迎えたが、政府の承認を得て2008年1月、10年間の稼働延長を決めた。だが、福島原発事故を踏まえ、韓国では老朽化した原発に対する懸念が高まっている。
古里原子力発電所1号機=(聯合ニュース)
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