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[政治]ニュース トピック:民主党
菅、岡田降ろしが本格化 代議士会で公然と降板要求
2011.4.12 23:38
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統一地方選前半戦での民主党惨敗を受け、菅直人首相(党代表)と岡田克也幹事長に辞任を求める動きが本格化した。2人は責任を棚上げし居座りを決め込むが、東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所事故での対応の不手際もあいまって辞任要求は強まるばかり。平成23年度第1次補正予算成立後の5月の連休明けがヤマ場となる公算が大きい。(加納宏幸)
「厳しい結果で真摯(しんし)に受け止めたい。後半戦が終わった段階で党の方で検証するのでそれを待ちたい」
首相は12日夕の記者会見で地方選惨敗についてこう語り、退陣をきっぱり否定した。ただ、納得する者はほとんどいない。
「選挙に負け続けている。企業経営では決算が一つの結果責任だが、政治の世界では選挙がまさにそれだ。1次補正が一段落すれば復興に向け挙国一致の政治体制をつくることが大きな課題となる」
民主党の小沢鋭仁前環境相は12日、自らのグループの会合で首相と岡田氏に自発的な退陣を促した。
震災発生を機に民主党内の「菅降ろし」の動きは止まっていたが、1カ月が過ぎ解禁された感がある。震災で首相の「破れかぶれ解散」が封印されたことも大きい。
12日午後の民主党代議士会。役員報告終了直後に大きなヤジが飛んだ。
「幹事長はいつまでそこに座っているんだよ!」
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