神田うの芸能人&企業家生命の危機!? "死者数を賭け"はマジネタだった

※画像は『ミセスUNO』/ベストセラーズより
真っ向から否定していたが、本当だったとは。
神田うのが「16年前、阪神淡路大震災で死亡した被害者人数を賭けていた」という噂話に対して、オフィシャルブログで「悪意に満ちた事実無根のつくり話で誹謗中傷され またか・・・と思いながら、ただただ傷付いてきましたが」など、"事実無根"と主張していたこの件だが、本人が実際、賭けに乗ってしまったという事実を過去に雑誌で語っていたことが分かった。
問題の発言が掲載されている雑誌は『uno!』1997年11月号(朝日出版社)。春風亭小朝と神田うのの対談が掲載されており、そこで彼女が「『ねぇ、うのちゃんは、何人ぐらい死ぬと思う?』なんて、番組のスタッフに誘われて賭けみたいなことをやっちゃったんです。そのことが、すご~い自分の中に残ってて......」とバッチリ語っているのである。
もちろん対談の際は、過去、賭けに興じた自分を面白おかしく語っているということではなく、この前後の発言で阪神淡路大震災について、「高校時代の友人が神戸に住んでいるって知って、わ~っ、どうしようって涙が出たの」と震災に動揺する様子や、「悪いことしたな、悲しんでいる人たちがたくさんいるのに、あんなことして、ひどかったなってすっごく心が痛んだ」と、賭けについて猛省している様子を語っている。記事では賭けの結果は語られておらず、この一件で反省した本人が、番組でもらった賞金30万円に自腹の20万円を足して寄付をした、と述べられているのみだ。そして話題はいきなり春風亭小朝の独演会に移っていた。
本人がブログで触れたことによって、この話が広まり、結果として真偽が明るみに出てしまったという、まさに墓穴を掘った格好になってしまったようだ。
ここ数年、タレント業よりもデザイナーとしての活動が目立っている神田うの。99年に毛皮ブランドとのコラボで「コスタ・モーダ・ウノ」ブランドを立ち上げたのを皮切りに、サングラス「U-NO」、ストッキング・下着「Tuche'UK UNOKANDA」、ウエディングドレス「Scena D'uno」と「UNO et L'ETOILE」、振り袖「Scena D'uno Salala」などなど、矢継ぎ早に本人プロデュースのブランドを立ち上げた。中でもストッキングの売れ行きは好調で、2005年には南青山に豪邸(通称『パンスト御殿』)を建てたことも有名な話だ。さらに08年にはバッグや財布などを扱う「UNO KANDA」ブランドも開始しており、オフィシャルブログ4月6日の記事でも、秋冬コレクション制作の様子が写真付きでアップされている。このようにファッション界での活動に注力している昨今、目立ったテレビへの露出は、パチンコチェーンや不動産会社経営を行う実業家の夫、西村拓郎と何度目かの結婚式を挙げる時ぐらいとなっている。
かつて芸能活動に注力していた時期は、世間知らずのお嬢様という体で売り出しており、奔放な言動も多かった。03年には、フランス映画『女はみんな生きている』(配給:アスミック・エース)のトークショーに出席し「うのよりもバカな男性が多い」と、これまで交際してきた男性をこき下ろし。また、毛皮ブランドを立ち上げた際はNPO法人JAVA(動物実験の廃止を求める会)から抗議を受けるとともに「毛皮の宣伝活動の中止を求める要望書」を提出された。それによれば、当時神田うのは「モデルが裸になって毛皮反対の抗議をしたのは1000年も前の話。今の時代は毛皮を着なきゃ!」と発言したとされている。
問題の記事は、この時期に確立していた奔放キャラのままに賭けに乗り、それを漏らしてしまったものだろうと推測できるが、つい先日"事実無根"と主張したばかりで放置するのは、さすがにバツが悪いだろう。また5日発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版)では、父親がかつて省内では有名な原発推進派の旧通産省(経産省)キャリアだったことが報じられているが、これも現在の日本の状況からいえば、神田うの自身のイメージダウンにつながりかねない。実際、東日本大震災の被災者に1000万円の寄付を行ったことも先月のブログで発表されていたが、ネットではすでに、この寄付の件よりも父親の経歴と自身の過去の発言に注目が集まり、「カンリョー様のお子様にはどうしてこうろくでもない輩しか居らんのやろなw」「徹底的に追い込め」など、怒りとあきれる声が噴出している。このままの状態が続けば、ネット上の呼びかけなどで、神田うのブランドの不買運動へと発展する可能性も否定はできないだろう。そうなれば、芸能界はもとより、ファッション業界の活動にも支障を来しかねない。自らの行いで八方ふさがりとなりつつある神田うの、事態収束のためにどう動くのだろうか。
「あんた、嘘つきだね」
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