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多久「コーリー」内のアーガス、ナフコ 閉店へ | |||
売り上げ不振、8月中に
アーガスの閉店は、同店を運営するマックスバリュ九州(福岡市)が、多久市に8月31日までで閉店する意向を伝えた。ナフコ関係者は「8月中旬で閉店する方針」としている。 関係者の話によると、アーガスやナフコ、専門店街を含めたコーリー全体の売り上げは、ピーク時の1995年ごろと比べると3分の1程度にまで減っているという。売り上げ不振が背景にあるとみられる。 コーリーは1992年、スーパー「寿屋」と、専門店街に出店している商店主らでつくる多久ショッピングプラザが共同で設立した。寿屋が民事再生法を申請、閉店した後に、地場スーパー「ハロー」がアーガスを開店。ハローはマックスバリュ九州と合併した。アーガスは賃貸で出店、アーガスの売り場にナフコが出店している形。 コーリーは市内最大のSCだが、閉店方針の2店で、コーリーの売り場面積の半分以上を占める。残る専門店街(14店舗)の集客や営業に与える影響は必至で、多久ショッピングプラザの桃崎満社長は「大変厳しい状況。一日も早く後継の店舗に入ってもらいたい」と話す。 【写真】多久ショッピングセンター「コーリー」。核店舗のアーガスとナフコが、8月中に閉店する意向を示している=多久市 |
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2009年07月10日更新 |