「全日本」(12日、後楽園ホール)
チャンピオン・カーニバル2連覇中の鈴木みのる(42)が秋山準(41)を裸絞めで葬り、ジャイアント馬場が73〜75年に達成した3連覇に並ぶことを高らかに宣言。Aブロックは浜亮太(31)以外の全員、Bブロックは真田聖也(23)、鈴木、秋山が優勝決定戦進出の可能性を残して13日の最終戦を迎えることになった。
06年3月5日、秋山のGHCヘビー級王座に挑戦して敗れた鈴木がリベンジした。フロント裸絞め、ゴッチ式脳天くい打ち、裸絞め、逆落とし、裸絞めとつないで絞め落として仁王立ち。「3連覇だ!」と絶叫した。
3連覇宣言は「亡くなったから戦うこともない、トシもずっと上、昭和の偉人、伝説の人」馬場への、鈴木なりの挑戦状。歴史上の人物と張り合うには、自分も歴史に名を残すしかない。
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