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お笑いタレントの萩本欽一(69)が12日、横浜スタジアムで行われたプロ野球開幕戦の横浜‐中日戦で始球式を務め、今季から横浜に移籍した森本稀哲外野手(30)と「モリキン」コンビを結成することを宣言した。
横浜から東日本大震災の被災地を励まそうと思案した欽ちゃんが、ハマの新お笑い番長・森本を“相方”に指名した。震災発生後、パフォーマンスを封印していた森本に対し、試合前に電話を入れると、「うんと喜ばせて、お客さんに来てもらわないと」と諭した。
さらに、自身の肩書を“前茨城GG監督”改め、森本のネタをプロデュースする“森本爆笑監督”に変更すると勝手に発表。「きょうから“モリキン”だから」とコンビ名まで即興で決めた。森本も欽ちゃんの言葉に応え、「これからはやっていきたい」とパフォーマンス解禁を決意した。
すべては明るい日本を取り戻すため。「横浜に日本シリーズに出てもらって、その収益から義援金を持って、2人で被災地に行こう」。欽ちゃん率いる“モリキン”の壮大な計画がスタートした。
(デイリースポーツ提供)
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