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[政治]ニュース テーマ:東日本大震災発生1カ月 菅首相会見
【菅首相会見】(4)「阿比留さんとは見方がかなり違う」(12日夕)
--一昨日の統一選の結果について。民主党にとってはかなり厳しい結果となった。これは逆風であったことはもとより、政府の震災対応へ不満や批判の表れだとみられているが、菅首相はどう受け止めているか。これを機に野党側は政権への批判を再燃させており、首相に退陣を求める声も出ている。先ほど首相は復興の青写真を描く段階から野党側の参加を呼びかけたが、こうした政治の枠組みを作る上でも首相自らがしかるべき時期に「捨て石」になる。いわゆる「辞任をする」ということは選択肢にあるのか
「今回の統一地方選挙の前半の結果が厳しい結果であったということはその通りであり、真摯(しんし)に受け止めたいと思っております。その原因などについては、後半が終わった上で、改めて党のほうでしっかりと検証するということでありますので、それを待ちたいと思っております」
--大震災大津波、原発事故という大きな災害が続いているにもかかわらず、政治だけがなかなか動いていない状態だ。先ほど首相は野党の協力を呼びかけたが、具体的にどうやって協力を呼びかけていくのか。これまでも協力を呼びかけているが、まったく協力は得られていない。改めて呼びかける以上、どうやって呼びかけていくのかもう少し詳しく説明を
「先ほども申しあげましたけれども、この大震災が発生した3月11日。たしか14時46分。その直後に私はこの官邸に入りまして、そして、危機管理監をはじめ関係者が集まって、法律に基づく、2つの対策本部を作りました。先ほど申しあげたように、いち早く自衛隊にも出動を命令を致しました。そういった意味でやらなければいけないことについては私はしっかりとやってきた。このように考えております。その上で、野党の皆さんもそうした政府の活動に対して、理解をいただいて、国会の日程などで閣僚がそうした震災対応に支障がないように、いろいろとご配慮をいただいたと思っております。そういう点ではもちろん、感謝をいたしておりますし、まさに、国難にあたって、与野党の立場を変えて、立場を超えて、協力をいただいていると。そのように考えております」
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