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総力特集 東京都知事選挙

財源はまず国債の日銀引き受けで即実行だ

中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」

中川秀直

すべてがグレーゾーンである。福島原発は悪化を防いでいるだけで、いつまでに放射能の不安がなくなるのかのめどが立たない。これではいつからどこで生活や仕事をしたらいいのかが分からない。

計画停電もいつまで続くのかわからない。停電があっては工場が機能しない。もしもこれが長期に続くという予測があるなら、製造ラインを移転させる決断が必要だ。しかし、政府からは節電の要請しかない。先行きがグレーで、対応のしようもない。

生活支援もグレーだ。まずは日本の国力をあげて、仮設住宅と避難所の移設を行い、生きる希望の源泉となる弔慰金や原子力賠償の給付が必要だ。

復興も、用地買収と安全地域への移転の決断をすべきである。

財源はまず国債の日銀引き受けで即実行だ。財源論争は平時にやればいい。増税論しか頭に浮かばない人は休暇をとって避難所で生活支援のボランティアをやっていただきたい。今は有事だ。日本の有事であり、国民一人ひとりの有事だ。

そして、福島原発の20―30キロ圏内の「屋内退避指示」を変えないままの自主避難要請である。なぜ、このようなグレーな要請を出すのか。責任を住民に押し付け、首相が責任を回避しているとしか思えない。

決断の遅れが国民を苦しめている。その国民の苦しみが首相には分からないのか。

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