ソフトバンクの孫正義社長が、菅政権による“コンピュータ監視法案”の閣議決定に対する抗議として、Twitterをやめると宣言。数々のツイートで人気の孫社長だけに、大きな話題となっている。
先月、菅政権で閣議決定されたと報じられた“コンピュータ監視法案”。これは、警察などが裁判所の捜査令状なしでプロバイダに特定の利用者の通信記録保全を要請できるというものだ。コンピュータを使うほとんどのユーザーが通信記録を取得される危険性にさらされるといわれるこの法案が、震災後の混乱に乗じて閣議決定されたとの報道を受け、ソフトバンクグループ代表の孫社長が怒りのツイートを書き残している。
ツイートの内容は「本件に抗議して、今から3日間tweetやめます。ハンガーストライキみたいなもんです」というもの。これによると3日後には再開されるようだが、ほかにも「私なんて間違えてデマRTした事何度もある。これからは、確認取るのも大変!?これから何回逮捕されるのか!?」「御用学者等が流した“安全”デマなどは誰が…!?」といったツイートもあり、相当怒っている様子。再開後、どんな発言が飛び出すのだろうか。
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