2009/9/9
「凝縮された曼荼羅」
宇宙的実践に於いての曼荼羅と観想
曼荼羅は常に中尊(下図)を頂点とする。宮殿は東西南北の四の方位を持ち,中尊とそれに関連する緒仏が介在する。この諸仏は常に五色の壁に囲まれた内部に棲み,また外壁にはバルコニーや装飾がみられる。屋根の上にはつねに幟(のぼり)がはためく構図になっている。
全体は五色(インドの地水空風火から由来するが宮本武蔵の五輪の書はこれがベースになっている)の蓮華に支えられ,圧縮された曼荼羅として煩悩を消し,真理を会得し,仏性を得るための三次元の仏教宇宙である。偏見の壁を取り払い,真の自己解放が目的である。
下の仏に無量光があるが無量寿と並んでサンスクリット語(梵語)でAMITABHA,AMITAYUSという。この共通部分が阿弥陀という念仏になった。この曼荼羅を遡ると釈迦の一点にたどりつく。空海が唐から持ち帰ったとされる根本曼荼羅以外にも現在はさらに根源的なものが発見されている。第二の空海が現れて第二の高野山が啓かれるかもしれない。
1.曼荼羅の中心仏(中尊)2.中尊に関わる諸仏(知恵・慈悲・力)3.聖なる五色(白・黄色・青・赤・緑)の壁 4.宮殿の方位(東西南北の門 5.バルコニー(中尊を供養する諸仏の在所)..赤6.象徴化された供養物 7.5にかかる庇(ひさし)..黄 8.宮殿の屋根の飾り..
青 9.宮殿の屋根の樋(とい)..灰色 10.宮殿の壁の飾り 11.門上の左右にのびる金剛(ダイアモンド)の角 12.11の根元にいる聖獣マカラ 13.門の基壇 14.門の屋根の飾り 15.仏の教えを象徴する法輪 16.法輪にかかる天蓋 17.法輪を見つめる二頭の鹿 18.「蓮華輪」宮殿をささえる五色の蓮華の基壇 19.金剛絵杵輪ー曼荼羅の外側を守る金剛(ダイアモンド)のカプセル 20.火輪ー19から発する内的力の象徴。仏敵の侵入を阻止する 21.墓場ー無上ヨーガタントラの曼荼羅で18と19の間にしばしば描かれる。ヒンドゥ教に荒らされた人間界の象徴
仏という五仏
大日如来
阿悶(あしゅく)
宝生
無量光
不空成就
金剛薩たー五仏を統括する
持金剛=金剛手ー五仏と統括する
釈迦
薬師
無量寿
三十五懺悔仏
羅漢
菩薩ー仏につぐ修行者
八大菩薩
文殊
弥勤
観自在=観音
普賢
金剛手
虚空蔵
地蔵
除蓋障
アチャラー日本では不動明王
仏頂尊勝
般若波羅蜜ー女尊
多羅(ターラー)−女尊
白傘蓋ー女尊
パルナシャバリーー女尊 葉衣観音
守護尊(僧が念仏仏として選んだ仏)
クヒヤサマージュータントラの主尊
チャクラサンヴァラー勝楽
へーヴァジュラー呼金剛
へールカー五仏の化身で五種に変化する
マハーマーヤー −大幻
カーラチャクラー時輪
ヴァジュラ・バイラバァ金剛威羅瓦
ヤマーリー焔魔敵
アーユスパティーー寿命の主
ハヤグリーヴァー馬頭観音
ダーキニー −虚空を行く女
マチラドンマー女尊
ラーフー羅喉星
ヴァジュラ・ヴァーラーヒー 金剛刻母ー女尊
護法尊ー仏法の守護者
マハーカーラー −大黒
ヤマ ー文殊の化身・日本では焔魔
ヤマーンタカ −大威徳明王
ラモ −女尊
チェリンマ −女尊
キリストの頭の背後にあるものも東西南北ですがこれは春分,秋分,夏至,冬至を意味する。
「四人の福音書家」(Book of Kells, ca. 800)
『人、獅子、牡牛、鷹の象徴はそれぞれ福音書家マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネに相当する。これも春分,秋分,夏至,冬至を意味する。パリのノートルダム寺院入り口上部にあるキリストを囲む象徴も全く同じ。
ノートルダム寺院に行かれたら是非ご覧ください。
バチカンも全く同じ。Monument erected to PETER,Pastor of CHRIST'S FLOCK.ヴァチカアンはミトラ(MITHRA)聖地跡に最初はコンスタンティヌス皇帝によって紀元326年に建てられ,15世紀から17世紀にかけて改修された。中央には12宮黄道が見られる。つまりバチカンは宗教とはVernal Equinox Precession(春分点歳差)であることを伝えているのである。ドームはミケランジェロによる』。
世界の四大原動力↓
FUNAB.KU 古代マヤの四鬼―南:カン・バカブ(黄色い鬼)、東:チャク・バカブ(赤い鬼)、北:サク・バカブ(白い鬼)、西:エク・バカブ(黒い鬼)。
・エジプト(アメンティの四鬼)―東:アムセット、西:ハプ、北:テソートムフ、南:カブセヌフ。
・古代カルデア人―人面の雄牛:キド・アラップ、人頭のライオン:ラマス、天国によく似た:ウスター、鷲の頭を持つ:ナチツグを四方向に配した。
・インド―東:天の王インドラ、西:水の神バルーナ、北:富の神ルーベラ、南:死の審判官ヤーマ。
・中国―東の山:タイ・ツオン、西の山:サイン・ホウ、北の山:チエン・シ、南の山:ホウ・コワン。
・中国と日本の四神、四獣―東を青竜(青龍)、南を朱鳥(朱雀:すざく)、西は白虎(びゃっこ)、北を玄武(げんぶ、亀と蛇の合体)に当て、おのおの春夏秋冬に配する。
・旧約聖書『エゼキエル書』―ひとりは人面、ひとりはライオン、ひとりは牛、ひとりは鷲。これはカルディア人のパクリである。このユダヤの預言者はカルデア人の虜囚となっているときに、この書を記したため。
中尊は常に大日如来である。(写真は運慶作)
チベット曼荼羅に描かれた主な諸尊
谷内六郎作:秋の宿 昭和51年10月7日
恐らく子供が会っているのは「釈迦」で後ろの山は聖なる須弥山(SUMERU,ティベット語でカンリンボチェ)かと思われる。
クリヤ・タントラ
曼荼羅とは聖なる須弥山山頂の水平断面のことである。
ヨーガ・タントラ
祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色,盛者必衰のことわりを
あらわす。おごれる人も久しからず,只
春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には
ほろびぬ。偏(ひとえ)に風の前の塵(ちり)
に同じ。 __平家物語より__
諸行無常・・この世に存在するすべてのものは
関係することであり,現象としてあらわれる全て
のものが流転し,一刻一刻変化しその全てが
また真実である。この世には実体と呼ばれる
ものはない。
現実をあるがままに認め,願っても叶わないような
ものは追い求めない。これが苦しみから救われる
路。
いかなる者もいつかは滅びる。あの泥のなかで
栄養を吸収し美しい華を咲かせる蓮の華を見て
ごらん。泥に汚されることなく転生し泥という
煩悩のなかで綺麗な華という花を咲かせる。
これぞ涅槃なり。だから事実をありのままに
受け止めなさい(如日知見)と。管理人解説
信仰について
涅槃(解脱)について:
もろもろの現象は無常である。
生じたり滅したりする性質をもっている。
生じてはまた滅する。
それらのものが静まれば安楽である。
DN II, 157 (Mahaaparinibbaana-s.) ; Jaataka 1, 392
安らぎ(涅槃)は虚妄ならざるものである。
諸々の聖者はそれを真理であると知る。
かれらは実に真理をさとるが故に、
快を貪ることなく平安に帰しているのである。
Suttanipaata 758
「自我は自己の無意識を知らず、自己の同一性を維持するために、常に偽るものなのである。
自我の同一性は、自我の外部にあり、自我は自己から疎外されている。
言い換えれば、自己を他者と同一化することで、自我は自己の同一性を確保する。そうしなければ、自分の居場所は奪われてしまうからである」と,どこかで読んだ言葉だったかな?
これは黄道12宮であるが人間が生まれたときスプーン一杯分の生体水の原液を持ちそれを10のマイナス12乗に希釈してゆく。その12は例えば一年は12ヶ月,干支は12支,1リットル中の分子量は1.2x10の12乗。偶然ではない真理がここにある。ついでにいえば12使徒もあてはまるかもしれない。
紀元前8,000年,古代メソポタミア地方では,人間は常に空の脅威にさらされていました。人間の精神は,計り知れない要素に満ちた宇宙に支配され,天体は雷・稲妻・灼熱・日食・月食などを仕掛けてきて,天体優位の考えが生まれました。人々は導き手を求めて空を見上げる日常の一部になりました。古代シュメール地方の星こそが,占星学を最初に生み出したとも言えます。古代バビロニアで天体観測がされるようになった頃,神々の座はすでに確立され,それぞれの神に人間生活の各部分を司る力を与えました。
火星は暴力と戦争の支配者であり,水星は迅速,狡猾であり打算的な知恵を司り,木星は王者のような人間の支配者であり,土星は気が短く残忍な性格をもっているなどとされ,しだいにこれらは繋ぎ合わされ,民間伝承を生み出し占星学の元となり,やがてそれが西洋占星術と進化発展をとげて行きました。
実際の占星学は紀元前700年頃ですが,驚くべき事に3,200年前に人はすでに月の周期を知っていたそうです。私達が知っている暦はアッシリアのアシューバニパル王の時代(紀元前700年)に惑星の運行表(暦)が作られ,すでに惑星が独自の法則にしたがって一定の動きをしていることなどが解明されています。
ローマ帝国が滅亡すると占星学も堕落した迷信と化しました。それというのも初期キリスト教会が,異教排撃と称してアウグスティヌスが先頭に立って唯一の神を主張し,占星学をこき下ろしたそうです。
ローマ時代に古代の多くの暦の元になった太陰月は廃止され,紀元前46年にユリウス暦(旧太陽暦)と定めた。
「
占星学の知識を持たない医者は,医者とはいえない」とは紀元前460年のヒポクラテスの言葉です。占星学と健康,解剖学と惑星,占星学と迷信,手相,人相学,骨相学などどれをとっても考えさせられます。
手相などは17世紀のフランスで盛んだったようです。例えば左手を見ると,左の指先から金星,木星,土星,太陽,水星と名ずけられ,手のひらの部分は黄道十二宮と関係ずけられていました。人相学でも顔のしわによって悪女,病人,頭の良い人など,これは今でも当てはまりますね。
ソクラテス以前からある哲学的概念として人間を小宇宙とみなす考えがあります。人間の身体の各部分には人間を取り囲む宇宙,大宇宙が反映されているということです。これは解剖学と惑星理論で例えば太陽は心臓,背中,脊髄などを表します。
人間の体液には四体液があり「血液」「粘液」「黒胆汁」「黄胆汁」などがあり身体のなかでどう組み合わされるかで,その人の性格が決まるそうです。黄胆汁を持つ人は怒りやすく,短気で激しい気性を持ち,黒胆汁の人は憂鬱質で悲しみと弱さにひたりがちというようにこれは一理ありそうです。
最近知ったのですが,占星学と食事療法があります。少し例をあげてみましょうか。
牡羊座・トマトのカリウム・リン酸塩が不足すると憂鬱になる
牡牛座・セロリはのんびりしすぎな気分を直すのに役立つ
双子座・レタスやカリフラワーを食べて気管支炎を防ぐ
蟹座・ カルシウムに富んだ食品を多くとること
獅子座・プラム・エンドウ豆・オレンジを食べるべし
乙女座・レモンはふけ,吹き出物によい
天秤座・いちご,体の液体と酸のバランスを保つ
さそり座・こってりしたものが好きなので干しすもも
射手座・ アスパラガスときゅうり
山羊座・キャベツ
みずがめ座・ざくろ
魚座・貧血が多いので干し葡萄,ナツメヤシ
占星術のことは天動説の時代に盛んに行なわれました。ホーキング博士は明らかにこの占星術に否定的なことは前の記事を読めば納得できるでしょう。しかし占星学となると話は別です。
月はカキを養い,ウニを満たし,貝と動物達に肉を与えるとはルシリウス(紀元前180−102年)の言葉です。またルイ・パスツール(1822−1895)は「生命の支配力は,形態と,宇宙の運行との関係における核配列として組み立てられている」とも言っています。
実験によると,プラネタリウムの中で放たれた一群の鳥は,星をたよりに「正しい」方向に飛び立ちました。鳥達は羅針盤によらず,明らかに星座によって導かれているわけです。よく空を見上げると鳥が整列縦隊で飛んでいますね。先頭は隊長で大きな鳥の形をして飛んでいます。
鶏(にわとり)の受精卵は太陽の運行に対応して変化します。天体の時計の機能はたとえそれが目に見えなくても働き続けています。シオマネキなどは月の位置に応じて色を変えたり卵を産んだりします。また女性が受胎するのは太陽と月の位置関係が彼女の出生天宮図に現れたのと全く同じになった時だという説もあります。
僕は女性ではありませんので,女性の月経周期のことは良く知りません。月経終了後14日めから三晩の間,寝室の電灯をつけたままにすることによって,月経周期を規則的にするなどということも行なわれているそうです。今では多くのことが月の位置の変化,新月か満月か,地平線の上にあるか下にあるか,など地球に住む人間は呼吸,再生に至るまで多くの機能が地球外の力の影響を受けている事が実証されています。太陽と月の関係です。
太陽暦と月暦(旧暦)があるようにこの関係を学ぶことは大切です。グーテンベルグが印刷機を発明して聖書が印刷され,もっとも喜んだののはノストラダムス(1503−1566)でした。本名はミッシェル・ド・ノートルダム。彼を一躍有名にしたのは,「センチュリーズ」という預言書の出版でした。
フランス革命,イギリス革命,第二次世界大戦まで含めてすべてぴたりとあてています。なぜでしょうか?1556年彼はフランスの宮廷に招かれてフランス国王シャルル9世の母后カトリーヌ・ド・メディシスから,その子供達の出生天宮図を描くことを任されました。メディシスはその後「星の力で,全世界の出来事を殆ど超人的に書くことに相応しいのは,この世で彼ただ一人と持ち上げています。
ノストラダムスの時代はすでにコペルニクスの地動説が確立されていたので出生天宮図の計測は可能だったようです。
横線が秋分,春分。縦線が上から夏至,冬至。
小学生でも知っているマタイによる福音書第2章で「占星術の学者たちが東の方からエルサレムにやって来た......」とある通りこれは人類の太陽崇拝を意味している。いわゆる天体という12星座である。太陽が天体の12黄道を回ることは春分点歳差運動でありこの記事は書いたので省略する。「東の方から」とは東方の星で最も輝く犬座のSIRIUS(シリウス)を指している。この星は12月24日にオリオン座の三つの星と直線(これが十字架)に並び,この三つの星は「三人の王」あるいは「三人の賢者」と呼ばれている。三人の王とシリウスは12月25日の太陽の昇る位置を指している。だから三人の王が東方の輝く星に誘導され太陽の誕生(日の出)を訪れる。
シリウス (Sirius) はおおいぬ座α星で学名はα Canis Majoris(略称はα CMa)。太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。意味はギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来、中国語では天狼 (Tiānláng) と呼ばれる。和名は『青星(あおぼし)』と呼ばれている。
古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた(エジプト神話・ナイル川を参照の事)。
オリオン座α星ベテルギウス、こいぬ座α星プロキオンとともに冬の大三角を形成する。
シリウスはシリウスA及びシリウスBの2星からなる実視連星である。かつては一つの星と考えられていたが、1844年にフリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在を推定。のちにシリウスBと呼ばれるその伴星の姿は1862年にアルヴァン・グラハム・クラークによって初めて観測された。
実視連星といっても、主星(シリウスA)と伴星の光度差が極めて大きく、また近くにあるため、伴星が主星の光で遮られてしまい、小さな望遠鏡で伴星を見るのは無理である。なお、伴星シリウスBは最初に発見された白色矮星である。
この連星系は太陽系から5番目に近い恒星である(但し、連星をひとつと数える)<Wiki>。
恒星の出没時刻の計算
ドゴン族とシリウスの謎
北回帰線を見たくて4月に台湾の花連に行ってきた
英語などヨーロッパの言語の多くでは、北回帰線のことを「かに座の回帰線」(Tropic of Cancer)と呼ぶ。これは、現行の星座の多くが設定された古代バビロニアの時代、かに座の領域に夏至点があったためである<Wiki>
[シオンの議定書・第二十四プロトコール]より
ダビデ王家の確立、王の準備、直系継承者の廃止
ここで、世界の終焉まで続くダビデ王朝の子孫の確定方法に移る。 われわれの用いる方法は、今日まで「世界の統帥」をシオン賢人たちに確保したのと同一の方法であり、われわれの望み通りの方向に人間を計画的に教育する方法である。 -----
ただこれらの選ばれた者のみがわれわれの諸計画の実行に当たるべきで、われわれが幾世紀にわたる経験を比較研究して、政治経済上の運用、社会学上の観察などを集めた結果が、そのさいに彼らに役立てられるであろう。 一言でいえば、彼らは自然みずからが人間相互の関係を調整するために確定した諸原則の精神を吸収して、わがものとするであろう。 -----
王の現在の行動、計画、ことに将来の企図は、その側近でさえ知ることはない。 将来のことを知っているのは、王と王にあらゆる秘密を教えこんだ三人の賢者だけである。 -----
王の知識は、そのなかに含まれている統治の大計画に相当する。 それゆえにいかなる王も、わが賢人たちによってその精神的能力が吟味されなければ、王位に就くことはできない。 -----
ユダヤ王は決して情熱に左右されてはならない。 とくに彼は情欲を抑制しなければならない。 -----
これでどうしてキリスト教の正典であった第一エノク書(エチオピア語)と第二エノク書(スラブ語)が二ケア公会議で偽典となったかお分かりでしょう。今日残っているパリサイ・ファリサイ派の中でも敬虔主義者のエノク書,ソロモン詩篇,モーセ被昇天はいずれも旧約外典となったが特にエノク書が外典になったため聖書はダヴィデ崇拝となった。
主よ、あなたは時を定めるために月を造り(月を造って季節を定められ),太陽は沈む時を知っている。<詩篇104:19節>
つまり太陽の南下は12月22,23,24日止まり(三日間の死を意味する),12月25日太陽は日の出とともに復活する(三日の死の後の復活)。太陽崇拝のミトラでは太陽王の誕生日をだから12月25日としキリスト教も迎合した。いやむしろ,12月25日ミトラは聖母から生まれ,12人の弟子を持ち,奇跡を起こし,死亡して三日後に復活した。それがマイナス20度の馬小屋でイエスが生まれた日になってしまった。イエスの物語はホロス神話と100%同じである。つまり12人の使徒,奇跡を起こしたこと,三人の王,三日後に生き返った(復活)こと,みな同じである。ではホロスの神話はどこから来たのか?シモーヌ・ベイユは人生の後半バビロニアの宗教詩「ギルガメシュ叙事詩」とインドの「バガバッド・ギーダ」にめぐり合った。カルタゴの時代から怖ろしい蛮族であるチュートン族の国際金融資本家はいた。彼らにとって(アングロ・サクソンにとって)この宗教神話を使って社会を操作し宗教戦争を起こし(キリスト教の開祖が主張しているように)人類を支配している。魚座の時代(紀元1年〜2160年)の間に一体どれだけ戦争が引き起こされ神の名の正義のもとどれだけの人間が殺され富の偏在が生まれたか歴史をひも解けば明らかである。聖書の最後の章には「聖書に付け加えたり取り去る者があれば神は災いをその者に加える......と書いてあるのは性質(たち)が悪い。
つまり宗教とはVernal Equinox Precession(春分点歳差運動)であると結論づけてよいだろう。
春分日,秋分日の計算
第二イザヤはトインビーによると「千年期・the Milleniumの間支配する王は,まだ神自身ではなく,単に別の代理者,すなわちメシアにすぎない。しかし,この世界が”別の世界”によって取って代わられるまでの間,”この世界”に出現する奇跡的な”至福千年期”=エデンの園(神の国ではなくて地上の楽園)の思想は,異なっているばかりでなく,結局において互いに相容れない二つの思想を妥協させようとする支持しがたい試みである。第一の思想,すなわち,第二イザヤ書の思想は,奇跡的に改善された未来主義的な現世王国の待望である。第二の思想は,”神の国=CIVITAS DEIは時間のうちに存在するものではなく,別な精神的次元に置かれているものであって,このように次元を異にしているからこそ,かえってわれわれの現世生活の中に浸透し,それを変貌させることが出来る,という思想である.......千年期の終末観思想が不可欠な思想的はしごの役目を果たしたかも知れないが,一度上に登ってしまえば,もうそのはしごはなくなっても差し支えない」(トインビー注;千年期が俗に未来の”黄金時代”の意味で用いられるのは,ここからきているのである)
キリストが王として統治する王国は,アカイメネス朝の王をユダヤ人の王に変え,おまけに未来に投影した,世界征服者としてのメシアによって打ち立てられるいかなる王国とも,同じ標準で計ることができない。ピラトに,「あなたの言うとおり,わたしは王である」と答えたのち,「私は真理についてあかしをするために生まれ,また,そのためにこの世にきたのである」<ヨハネ福音書,18・37>。この思いがけないことばは,あるいは無視することも出来よう。
このCIVITAS DEI(神の国)がいやしくも時間の次元に入ってくる限りにおいては,それは未来の夢としてではなくて,現在に浸透する精神的実在としてである。もしわれわれが,実際にどうして,神のみこころが天に行われているとおり,地にも行われるようになるか,ということを問うとすれば,その答えは,神学特有の表現を用いて言えば,神の遍在という概念の中には,超現世的平面における超越的存在だけでなしに,現世における,また,現世に生きるあらゆる人間の魂の中における内在が含まれる,ということになる。
キリスト教の神観では,神の超越的な面(あるいは”ペルソナ”(三位一体の神のおのおのの位格)は”父なる神”のうちに現れ,内面的な面は,”聖霊としての神”のうちに現れる。しかし,キリスト教の信仰の独特の,かつもっとも重要な特徴は,神が二元的存在でなくて三位一体であること,そして”子なる神” としての面において他の二つの面が統一され,この神秘によって,人間の頭では理解できないが,人間の胸ではっきりと感じることのできる一つのペルソナを形成していることである。”まことの神”であると同時に,”まことの人間”であるイエス・キリストのペルソナのうちに,神の社会と現世社会は,この世ではプロレタリアートの間に生まれ,罪人として死ぬが(注:バラバかイエスかという意味で),別の世界では”神の国”の王,神そのものであるところの王となる, 共通の成員をもつ。一方は神的で他方は人間的な二つの性質がどうして単一の人格のうちに同居しうるのだろうか。この問いに対するいくつかの答えが,信条の形で,キリスト教父の手により,ヘレニック社会の哲学者の専門語を用いて作り上げられている。
「はっきり言っておく。人は新らたに生まれなければ(管理人注:一度死ななければ),神の国を見ることはできない」<ヨハネ福音書3・3>
どこまでも時間の流れの中にとどまる運動としての再生を考えるならば,それこそイエスがニコモデに説いている再生である。「だれでも新しく生まれなければ,神の国を見ることはできない」<ヨハネ福音書3・3> また,他の箇所で,かれが肉身をとって生まれてきた最大の目的と宣言しているところのものである。「わたしがきたのは,羊に命を得させ,豊かに得させるためである」<ヨハネ福音書10・10>
.......After death,The undiscovered country,from whose bourn No
traveller returns,........
死後の世界は未知の国だ,旅立ったものは一人としてもどったためしがない,....................ハムレット
かつてヘレニック文明がはなやかに開化したときに,ムーサイ(ギリシャ神話の芸術を司る九人の女神)がアスクラの羊飼いヘシオドスに歌って聞かせた神誕歌のアンティフォ二が,解体期のヘレニック社会が動乱時代の断末魔の苦しみをし,世界国家の昏睡状態におちいりつつあったときに,天使たちがベツレヘムの羊飼いたちに歌って聞かせた別な神誕歌である。天使たちによって告げられた生誕は,ヘラスの再生でもなければ,ヘレニック社会と同種の社会の新生でもなかった。それは"神の国”の王の肉身による生誕であった。
エドワード・ギボンの「ローマ帝國衰亡史」を読むまでもなく,神を求めることによって自己の魂を救う努力をすることと,隣人に対する義務を果たす努力をすることとが対立することはない。<マタイ福音書,22章37〜39節>
しかし不可知論者に神を冒涜する機会が与えられた。勝利者となる宗教は通常,競争相手の主要な特徴のうちのあるものを引き継ぐことによって勝利を獲得するからである。勝利を得たキリスト教のパンテオンにおいて,マリアの,神の偉大なる母への変貌という形で,キュベレやイシス(ISIS)の姿が再現しているし,また戦うキリストのうちにミトラなどの面影が認められる..............なぜキリスト教は,ユダヤ教の,神は愛であるという洞察を承認し,宣言した後に,それと相容れない,ユダヤ教のねたむ神の概念をふたたび取り入れるようになったのか。それ以来絶えずキリスト教に大きな精神的損害を与えてきたこの逆行は,キリスト教がカイサル崇拝との生死にかかわる争いにおいて勝利を得るために支払った代価であった。教会の勝利によって平和が回復されたのちも,互いに相容れないヤーウエとキリストとの結びつきは解消するどころか,かえって一層強化された。勝利の瞬間に,キリスト教殉教者の非妥協的態度が,異教や異端を迫害するキリスト教会の不寛容に移行したのである。(注:特に13世紀のスペインで顕著であった)
「その日,ダビデの家とエルサレムの住民のために,罪と穢(けが)れを洗い清める一つの泉が開かれる...........剣よ,起きよ,わたしの羊飼いに立ち向かえ わたしの同
僚であった男たちに立ち向かえと万軍の主は言われる。
羊飼いを撃て,羊の群れは散らされるがよい......。この地のどこでもこうなる,と主は言われる。三分の二は死に絶え,三分の一が残る。この三分の一を私は火に入れ 銀を精錬するように精錬し金を試すように試す。彼がわが名を呼べば,わたしは彼に答え「彼こそわたしの民」と言い 彼は,「主こそわたしの神」と答えるであろう,と<ゼカリア書第13章>。つまりヤハウエというイスラエルの神の名の正義のもとに神は殺せと命じ絶対的封建主義的王国を造る意味なのである。
言葉による「代理人」たちによるとイルミナティは世界の人口を10億人まで減らすという。しかし古代カルディア人からのパクリのようにこれもまた「ゼカリア書」からのパクリなのであり将来を悲観する必要は全くなく,むしろ,悲観すべきはイルミナティと呼ばれている狂気の悪魔主義者たちの方であろう。
しかし,それよりも危険なのは聖職者たちがキリストのSecond Coming(再臨)を渇望し,そのキリストがサタンたちをあれよあれよとめった切りにして始末してくれると考えている方が心配だ。
フリーメーソン33位階・グランドマスターの象徴。その上にイルミナティというヒエラルキーがある。狂気の悪魔の論理は何ら論理的基盤は持たないため一般の人は無視することだ。それが一番いい。
キリスト教は天動説(管理人注:地球は宇宙の中心にあって,太陽や月や星がこの地球の周りを回っているのだと信じていました。これをアレクサンドリアの占星学者・天文学者プトレマイオスの天動説と呼んでいます。天動説に対して地動説を考えたのはコペルニクスです。コペルニクスは16世紀初頭のカトリック教会の大管区長ですから,神様の宇宙論を出してきたわけです。いわゆるコペルニクス的回転と呼ばれ,太陽を中心としてその周りを地球をはじめとした惑星が回転しているとする地動説です。その100年後にガリレオは公然と地動説を唱えたため,宗教裁判にまでかけられました。そのガリレオ(1546−1642)はイタリアのフィレンツェで望遠鏡による観測で1640年,木星の周りを回る四つの惑星を発見して,コペルニクスの地動説を裏ずけた。参考までに宗教裁判にかけられたガリレオはそのバチカンの脅しに自説を覆してしまったとのことですよ)の時代のものであり実体は以下のような解釈が成り立つのは当然だろう。
「それからあの賢く抜け目のない男が現れた,神々への恐れを最初に発明した男が......。彼は一つの物語を,とても魅惑的な教えを案出し,いつわりの伝説のベールで真理を隠した。彼は恐ろしい神々の住まいを語る,回転する天球の,雷鳴が轟き稲妻の恐ろしい閃きが目をくらませるところ.......。こうして人々の周りに恐れの縄を張り巡らした。崇高なところに住む神々で彼らを取り囲み,呪文で魅了し,ひるませてーーーーそして無法が法と秩序に変わったのだ」<クリティアス>
彼はプラトンの曽祖父であるが,詩人であり,人民を「説得する」ために,すなわち脅迫して服従させるために宗教を作り出した賢くもずるい男を讃える(管理人注:讃えられているのは弁証法の父ヘラクレイトスのこと)。クリティアスの見解では,宗教とは偉大で賢明な政治家の堂々たるうそに他ならない, と。(カール・ポパー)
偽装された光と真の光を区別する能力はもうすでに多くの人が持っている。その開祖者がヘラクレイトスであったことも。しかし,その偽装された光が真の光であったり,反対に真の光が偽装されたものであったりもする。これがBlack is White,White is Black.Then that's the way it isということだろう。何でも分かったように物知り顔をしている人間も多いがそれは無知のなせるわざなのであろう。いつもは最初は下手にでて相手を安心させ信頼を勝ち取ってから勝負するときはドスを抜かずに勝利する。初代アンセルム・ロスチャイルドが富を築いた秘訣です。ポーカーフェイスが一番です。
英雄とは,勝利のためにあらゆる手段を講じたうえで,物心両面の全力をあげて戦いに突進する人間のことで,無力でわめき散らす無分別な人間のことではない。ワーテルローの戦いに乗じて偽情報を流し一夜にして富を2500倍にしたネィサン・ロスチャイルドはいい例でもある。普通の正常な人には到底真似の出来ないことでもある。
『戦いは,大軍を投入して短期間に勝負を決せよ』
PS:Internet Explorerはアップグレードすると途端に調子が悪くなるのは不可解です。先日Mozilla Firefoxをダウンロードしたら全てが数倍早くなりました、
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