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あの黄色い雨は、やはり花粉じゃなかった!チェルノブイリ時にも

福島原発で水素爆発があって直後に雨が降った際(3月23日)、関東地方中心に黄色い雨が降ったことが話題になった。
黄色い雨雨上がり後の水溜りや車のフロントガラス等に黄色い粉がいっぱい溜まってたわけですが、気象庁等にも問い合わせが殺到し、これに対し気象庁は、「杉花粉によるもの」と報じていた。
(左写真はネット上からの拝借画像で、茨城県でのもの)

もちろん、それらの粉を採取して分析等したわけでなく、ただ単に勝手な憶測(というより実際は、国民が不安がらないよう真相を隠す目的)だけで言ってたわけで、またそれによって多くのバカ国民(こう言ってるわたい自身も一瞬そうなのかと思った)も納得してしまったわけですw
けど考えてください。
花粉であればなにも関東方面に限ったわけじゃなく全国各地とも同じ状況のはずでなのに、西日本方面でも若干はそういうのが見られたように思うものの、原発に近い関東に比べれば微々たる程度だったわけだし、あるいは今に限らず毎年飛んでくるわけで、にもかかわらず過去にこんなに真っ黄色になるほど積もったりしたことなく、また問い合わせなんかもほとんどなかったはずです。

そうやって政府らがウソ報道して国民に真実隠そうとしたものの、その直後から関東圏一帯の水道水や野菜類に放射性物質が大量に検出されはじめたわけで、あの黄色い雨は放射能が飛び散った何よりの証拠だったといえるでしょう。

たとえばコチラのブログにも、以下のように書かれています。

今朝、布団を干そうと外に出て思わず目を疑った・・。
ベランダの手すりに、黄色い粉が・・・

夫に見せたら
「99%花粉だと思うけれどー」と。。。

ネット立ち上げたらヤフーニュースでも
「問い合わせ殺到。黄色い粉は杉花粉」という情報が・・・

でも、この家に住んで14年
毎日布団を干すようになったのはコワンが来てから〜だからかれこれ9年。
春夏秋冬ー何年も繰り返し、花粉の時期も干してきたけれど
黄色い粉なんて初めて見た
。。。

東京や千葉では液状化を起こして砂まみれいなっている地域も多く
地震以来、ベランダが一晩で汚れる様子を観察すると、
大気中の粉塵の量は増えてるなーと思っていたけれど、
それらも白っぽかった。

黄砂の時期も、かなりの砂が一晩で降りかかっているけれど
黄色ではない

スギ花粉かぁ。。。。

幼児や妊婦はいいけど、乳児には念のため飲ませるなーと言われてる水だって心配。
私が母親だったら、児童でも飲ませない。
ほんまかいなーって疑うことが多すぎる

心配だらけだぁ〜

あんまり心配してると
円形脱毛症になってしまう体質なので・・・

長年、花粉の時期も含めて今までこんなことは無かったと断言されてます!
このサイト主の名前、どこかで聞いたことあると思って検索してみると、元アナウンサーのようでしたが、さすがアナ!ニュース報道がいかにウソだらけかってことをよく知ってらっしゃるようで、花粉によるものという報道を聞いても鵜呑みには信じてない様子!
それに対して旦那(芸能人)の言った「99%花粉」ってのは、いかにもパッパラパーの芸能人って感じやねw

そして調べてみると、海外メディアで、チェルノブイリ原発事故直後にも見られた黄色い雨が、今回の日本でも起こっているといった報道が多く出てるようで、ケムログさんがその一つを翻訳してくださってました。(一部、わかりやすいようにこちらで勝手に修正させてもらってますm(__)m)

東京で黄色い雨を観測。花粉という言い訳はチェルノブイリの黄色い雨の嘘そのものだ
   
2011年3月24日

日本政府が、確認された黄色い雨は単なる「花粉」だと繰り返す中で、チェルノブイリの核による惨事の後に発生した、非常に似通った現象を多くが想起している。

不安に駆られた市民からの数百もの問い合わせを受け、日本の気象庁は雨が花粉だと確認している・・・

この説明は、チェルノブイリの惨事の後に降った黄色い雨の事を多くに想起させている。

ゴーメリ(Gomel)、ベラルーシ(Belarus)で降った黄色い放射性の雨は、単なる花粉であり心配する必要はないと政府当局者が主張していたのと同様の説明が日本でもされている。今の私たちがそれは厚かましい嘘だと知っているにもかかわらず。

チェルノブイリの場合 - 黄色い雨:

「私たちは黄色い水溜まりに飛び込んだ。空気の中でそれは見えず、実体化もしていなかった。しかし、黄色い塵が見えたなら、放射線を見ていることになる」とセルギエフ(Sergieff)は話している。

事故の原因は、高い圧力が加わった蒸気が文字通り原子炉の上部を吹き飛ばす原因となった、小さな実験の失敗によって連鎖反応を招いたものであった。

国連のチェルノブイリに関する公表の要約によると、結果として広島や長崎に投下された原子爆弾の100倍以上もの放射線が放出されたという。

放出された不安定な元素の中には、ヨウ素131、セシウム137、ストロンチウム90やプルトニウム239があった。科学者によると、それら元素に曝された場合、また特にこのような高濃度の場合、細胞の機能が決定的に弱められ、DNAが損傷を受けるという。

これら元素が、20数年前にセルギエフの地に最初に到達した際、黄色い雨が降ったという。

幾ばくもなく彼女の故郷の住民は、政府の役人が彼女らに請け合っていたものが、単なる「花粉」ではない事を知ったと彼女は話している。

チェルノブイリ事故後に今回同様黄色い雨が降った際も、当局は花粉によるものというウソを国民に伝えたわけで、それと全く同じウソを今回の日本政府・気象庁も言ってるわけです!

チェルノブイリ周辺では今現在も大勢の人が後遺症に苦しんだり亡くなったりしているというのは以前にも書いた通り。
たとえばベラルーシに於ける癌患者は、事故前まで年間平均して人口10万人当り82人だったのが、こんにちでは(2006年にこの記事を書かれた当時)同じく10万人当り数千人と74倍に増えており、さらに46〜50歳の労働世代の人では実に14.5%の人が亡くなっていることが、コチラの記事(ロシア語サイト)に書かれています。
(数千人/10万人という数値だけでも、人口全体の数パーセントに当ります)

チェルノブイリ事故後に”黄色い雨”が降ってきた時の様子は、たとえばコチラの日記に書かれています。(ロシア語なので、機械翻訳したものはコチラ

チェルノブイリの祈り  2010年2月8日
  〜子供たちの大合唱団

"私が入院していた私はとても怪我をした...私は母に尋ねた:"ママ、私はそれを我慢できない。 "よりは私を殺す!"

"この黒い雲...このような豪雨...水たまりが黄色になった...緑の...それは、彼らがペイントを注いだかのようだった... ...彼らは、それが花...我々は、水たまりを介して実行されなかったからの花粉であると言いました、ただ、彼らを見て私の祖母は地下室で私たちを隠した。しかし、彼女は祈りをひざまずいだろうと我々は教えられています・・・

医師によって私たちを迎えた。 彼らは、防毒マスクとゴム手袋を持っていた... 彼らはビニール袋に折って森の中に埋もれ、服、すべてのものでも、封筒、鉛筆とペン奪った。
私たちはとても驚いていた... "として死ぬが開始されます、その後長い間待っていた.."

"ママとパパは、キス私は生まれました。
私は彼が死ぬことはないと思うに使用されます。そして今、私は死ぬことを知っている。 少年は病院で私と一緒にレイアウト... のスグリ... 鳥私が描きました。 してください。 彼は死んだ・・・

私は恐怖の多くを覚えています。 恐れては芝生の上を裸足で実行します。 ママは私が死ぬことが怖い。 水泳、ダイビングは - まさに恐怖。 森の中で、ナットを選択してください。 カブトムシをピックアップするには... 彼は地面に沿ってクロール、それが感染した。 蟻、蝶、マルハナバチ、すべての感染。 ホワイトガーデン... ガラス...

この中で... 私は自分の部屋の中の美しい風景をアップしたい... "私は死について考えるしたくない..."

"私は - 十二年、私は - 無効な私たちの家では、郵便屋は、私が引退し、祖父もたらす彼らは私が血液のがんを持っていたことを知ったのクラスの女の子が私...タッチで座ることを恐れている...。
医師は述べている:私の父がチェルノブイリで働いていたので、私は病気になった。 その後、私が生まれた。
"私は父を愛している..."

先生は言った:"放射線を描く"。 私は、黄色の雨が、塗装..."そして、川が赤い実行..." ・・・

極端な量でない限り、一番早く影響が現れるのが白血病で被爆後5年後ぐらいから、各種癌であれば20〜30年後ぐらいから本格的に現れてくるというのは、「健康に直ちに影響はない」の意味!の記事の時に載せた表からもわかるわけで、チェルノブイリ事故から20数年が経過した今、現地ではすさまじいぐらい多くの人たちが、それに苦しんでおられます^^;

運よく福島原発がこれ以上悲惨なことにならず収めることができたとしても、今から20〜30年後の日本でも同様の事態になることは、ほぼ間違いありません!
もちろんその時には、今のロシア・ウクライナ等同様日本政府・東電らも、原発との因果を証明することができないとして大半の犠牲者を原発によるものと認めないで終わってしまうことでしょう。

冒頭ブログ記事の最後に書かれてた「円形脱毛症になってしまう・・・」は、心配し過ぎるというより以上に、その雨に当たってしまってたらという可能性の方が高いと思いますw

まぁ、あのブログ主さんのように自分で考える頭を持ってる人なら政府やメディアがなんと言おうと、原発事故直後の雨には絶対当たってはいけないぐらいは常識でわかってただろうけど、能天気なおバカさんたちは雨に濡れても平気で居た人たちも大勢居ただろうと思うわけで、その内の何パーセント(あるいは何割かも?)かの人は、20〜30年後になって初めて後悔することになるんだろうと思うw


posted by: 反べぇ | 社会・生活・ぼやき | 13:32 | comments(6) | - | |
コメント (表示されるのは管理人承認後になります)
 
2011/04/12 8:24 PM
Posted by: っs
ただ単に勝手な憶測ですね。
ガイガーカウンターで測った数値が異常だということがないと風評以外の何ものでもないです
2011/04/12 9:16 PM
Posted by: 反べぇ
この"っs"さんはおそらく工作員だろうと思うけど、一応今回だけ返信書いておきますw
(以後はこういう類は無条件に削除します)

そう、憶測です。しかし逆に、顕微鏡等でチェックして花粉だと同定した報告もなく、またガイガーカウンターで測ってゼロだったという報告も全くありません!

そして記事にも書いたように、例年この時期になっても見られなかったほどの現象であること、とくに関東圏だけに大量に見られたことなどを、あなたはどう説明しますか?

もちろん誰かがその黄色い所の放射線量を測定してさえいればそれにこしたことないけど、実際そういう話は見かけないことから、政府や気象庁も含め誰も測ってないのでしょう。(公機関が測定して検出されたにもかかわらずそれを公表しなかったら、まさしく隠蔽だと追及されるから、もし測っててもそれらしきデータが出てれば測定なんかしてないとトボケるはずw)
こういった状況を総合的にみれば、常識的に考えて原発による影響という可能性が一番高いんじゃないんですか!?

言い換えれば、なんの根拠も示さずにそれが花粉だと言ってることの方が、デマ、風評と言えます!
2011/04/12 10:34 PM
Posted by: はむ
ガイガーカウンターなんてちょっと通な人なら普通に持ってるし、計ってるよ
知り合い2人は関東圏で放射線量測って呟いとるし
もちろん正常値
2011/04/12 10:40 PM
Posted by: 反べぇ
実際にあの黄色い粉?を測ったデータ、どこかに書かれてるんだったら、ぜひ教えてくださいm(__)m
2011/04/12 11:13 PM
Posted by: 反べぇ
英語やロシア語のサイトも検索してみたところ、米国、ロシア?あたりでも同じ頃(3/24前後)、黄色い粉?のような物が見られたと書かれてるところが結構たくさんありました。

たとえばロシアサイトのhttp://de-strega.livejournal.com/115864.html
には、3/23の降雨後、水道水中から放射性ヨウ素131が検出され、建物内の水路?のような所が黄色っぽくなった跡を撮った写真も添えられています。

寒いロシア?でも同じ時に、杉花粉が飛んできたとでも言うんでしょうか?w あるいは放射性ヨウ素の量が増えたのも、たまたまの偶然だったと言うのでしょうか?
2011/04/13 12:31 AM
Posted by: -
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